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401 :名無しさん:2014/06/11(水) 00 17 29 ID unUr.MNg 保管庫の人気ページNo.1が常に「正規空母・軽空母・揚陸艦・工作艦」なのは 誰かが何かを期待して毎日見ているのだろうか いまだ一本もない飛鷹とか 402 :名無しさん:2014/06/11(水) 00 22 34 ID efE.UI5I 加賀さんとか良作多いよね、空母は 祥鳳さんのお風呂入るやつ好き うちに初めて来てくれた軽空母、隼鷹さん作品が更に増えますように 403 :名無しさん:2014/06/11(水) 02 04 16 ID eLHJv78k 加賀さんの投下数が多いのはヤンデレ修羅場から純愛から変態調教までどんな話にも馴染むからかね 404 :名無しさん:2014/06/11(水) 07 42 06 ID 21pOjLDY 飛鷹ちゃん改グラがすっごく美人だけど他のメンツのキャラが濃すぎてなあ 405 :名無しさん:2014/06/11(水) 11 27 48 ID EbIMht52 ジャガイモやら玉ねぎ運ぶ空母とか? 406 :名無しさん:2014/06/11(水) 12 20 39 ID WwBkDx5Y 商戦改造空母だけに秘書仕事は一番得意そう 407 :名無しさん:2014/06/11(水) 19 21 03 ID Hbnn.G/6 保管庫と言えばいつの間にか増加するタイトルロゴパターン 408 :名無しさん:2014/06/12(木) 01 34 39 ID 1aakDgqU あのタイトルロゴは一体誰が作ってるんだろうw 409 :名無しさん:2014/06/12(木) 01 39 16 ID OZlQY.6U しばふのはワロタw 410-421 AA荒らしにつき削除 422 :名無しさん:2014/06/12(木) 21 28 58 ID nj2SPyNo お子様の粗相はそのうち鳳翔さんがお掃除に来てくれるだろう そんなの貼ってる暇があるのなら 俺の赤城さんを生き返らせてくれ 423 :名無しさん:2014/06/12(木) 21 43 06 ID GFaNg6g. 赤城さんはなかなか出ないんだよなあ・・・ 424 :名無しさん:2014/06/12(木) 21 44 07 ID yOHBXSEs 大鳳狙って大型建造すれば出るよ!出るよ… 425 :名無しさん:2014/06/12(木) 22 19 36 ID FLSeHMJY 赤城さんなら5-2で捕鯨してたらきたよ 赤城さんエロいのにあまりネタにはならないな 426 :名無しさん:2014/06/12(木) 22 21 18 ID Bghzh7XU 妖怪飯くいのイメージがくっついちゃったのと出るとしたら基本的に加賀さんとセットだからじゃないかね 427 :名無しさん:2014/06/12(木) 23 04 29 ID cc2Zryfk 407 RJのSS見ようとした時に巨乳に勝るものなしが出てくるところを見ると 物欲センサー的な何かが搭載されているように思う 428 :名無しさん:2014/06/12(木) 23 07 35 ID KEgKCIlM なにこここわい 429 :名無しさん:2014/06/12(木) 23 40 04 ID G8Hxn9jI 「スケベしようや」 鏡に向かって呟く。なんかちゃうな。 「提督の事、ずっと好きやった」 普通やな、おもろない。 「好きって言ってって言ってや」 なんやこれ。重いやろ 「夜戦せえへんか」 川内かいな。ちゃうやろ、もっとウチらしく。 せや、これならどうや? 「ウチの胸、大きくしてや……なんちゃって」 この後、素でなんちゃってと言った事に落ち込んだ軽空母は1日以上ドックに立てこもったそうな。 430 :326:2014/06/12(木) 23 40 43 ID iJfazzD2 潮ちゃんと冒涜的なプレイです 『潮はドМ』 「人間って学校に通うんでしょ!」「行ってみたーい!」「一人前のレディーには教養も必要よね!」 という駆逐艦たちの声を耳に挟み 黒板以外の教室セットを瞬く間に揃えてしまった変態提督 状況を整えた彼は、セーラー服の下にものすごい胸部装甲を秘める潮を背徳的に辱める機会を狙っていた…… 潮は居心地悪げに、机に腰かけている 椅子ではない、机の上だ 心底恥ずかしそうにしている彼女の体のあちこちを、提督は平然と撫で回していた 潮は羞恥に泣きそうだった、というか半泣きだ 彼の愛撫に一々反応する潮の耳元に口を寄せ、提督は囁いた 「今日は調子が悪かったな、潮?」 「は、はい、提督……じゃない、先生」 「お前は熟練した駆逐艦なのに、鎮守府正面海域で戦術的勝利だったとは……ほら、スカートを上げなさい」 提督は潮の脇から手を制服の中に差し入れた ブラの上から乳房を思いっきり揉む セーラー服の上から提督の手の動きがはっきり見える 言われるままにスカートをたくし上げながら潮は悶えた 羞恥心にすっかり彼女の顔は上気している 色白の耳まで真っ赤だ 提督は黒板セットに付属の教鞭で、潮の裂け目をパンツの上からなぞった もう散々体のあちこちをいじり回したので、潮の淡い色の下着には染みができていた 「はうっ、提督、どうしてこんな使い方を……」 「先生だろ」 「はい、先生……」 提督はしばらく、潮の体を弄んだ 歩くだけでもゆさゆさ揺れて男の神経を摩耗させる乳房を、思うさま揉み倒す 潮は黙って乱暴な愛撫を甘受した とはいえ、マゾヒスト体質の潮は段々と息を荒げはじめている さっきから物欲しげに指をしゃぶっているのがその証拠だ 両の乳首をひねり上げると、潮は背をそらせて悶えた 「調子が悪い時もあるだろう。だが失敗は失敗だ。罰をあげないとな」 「せ、せんせえの言ってることは滅茶苦茶です……」 提督は潮の手を取ると、革のベルトを嵌めた 黒い革には金色の鎖がつながっていて、机と結ばれている 潮は不安そうにまごついた 431 :326:2014/06/12(木) 23 42 09 ID iJfazzD2 「なっ、何ですか、これは?」 期待と不安で戸惑う潮を机の上に横たえると、提督は欲望に任せ、潮のセーラー服の胸を押し開いた 小さな悲鳴とともにボタンがはじけ飛び、ブラに包まれた乳房がまろび出る 提督は身を捩る潮を見下ろした 手を繋ぎ止められ、胸元をはだけ、生け贄じみて肌を晒した潮の姿は完璧だった 哀願するような目も相まって、まさに男の欲望のためだけの生け贄だ 提督はすっかり血が集まり、感嘆詞のようになった男根を取り出した 赤黒い肉の兇器はぶち込まれる先を求めて震えている 潮はすっかり潤んで緩みきった目でそれを見上げ、陶然とため息をついた 「お前のせいで俺はこんなだ。罰としてしっかり処理するんだ」 提督は仰向けに横たわる潮の頬に男根を押しつけた 潮は蕩けた瞳にかすかな嫌悪の色を浮かべた だが提督が構わず切っ先を押しつけると、言うままに舌を突き出し、赤黒い先端を嘗め始めた 醜悪な陰茎に舌を這わす潮は、しだいに自分でも発情して、胸を自分で揉み始めた ずれた肌着から、硬く尖った肉の芽が覗く 時折自分で乳首にも指を這わす潮は、まるで信じられないほど淫猥な小動物のようだ 背筋を焦がす快感に顔をしかめ、提督は呻いた 「いいぞ、潮……そのまま受け止めろ」 「ふぁ、ふぁい、先生の罰を受けます……」 もう潮の胸を弄んでいる間に臨戦態勢だった提督はたやすく決壊した 尿道にぷくりと白い雫が浮かんだと思うと、潮の舌の上に、幼いが整った顔へと飛び散る チンコを握りしめた提督は、すさまじい快楽に歯を食いしばりながら潮の顔を汚し続けた 顔の上で痙攣する陰茎に、潮はちろちろ舌を這わせる 生臭い精液を浴びせられながら、潮の目は淫蕩に潤んで光っていた 一発目をようやく出し終え、犯罪者のように息を荒げた提督は辛うじて理性の欠片のようなものを感じさせる声で言った 「よし潮……残ったのも吸い取るんだ」 無残に顔を汚された潮は、言われるままに先端を咥える ストローのように男根を吸った 精液の残滓を吸い出す 提督は目を細めて潮の愛撫に身を任せた 後始末を終え、淫靡に息を吐く潮は完全に女の顔をしていた 「せ、せんせえ……」 432 :326:2014/06/12(木) 23 42 48 ID iJfazzD2 潮はスカートに手を差し入れると、自分からするすると下着を脱いだ 片足の足首に絡んで、下着がぶら下がる 薄い和毛に縁どられた潮の秘部は、汗ではない液で濡れて光っている 手枷を嵌められた時からこうなっていたのだろう 超弩級マゾヒストの潮は今やスイッチを入れられた状態だった 潮はもじもじ太股をこすり合わせた 潮の女の部分が男をぶち込まれるのを求めていた 「ください……」 濡れた唇が懇願した 提督は血走った目で、潮の唇と、端から零れて光っている唾液、その奥で蠢く舌を凝視していた もう陰茎は爆発寸前だった すっかり欲情し、口からは涎を垂らしている 天を衝く陰茎を揺らし、提督は潮に覆いかぶさった 潮の手頸を押さえつけると、提督は彼女の小柄な中に突き入れた 「ひあっああっ」 潮が鳴き声を上げると同時に、下腹に力を込め、提督は暴発を押さえた 潮がかなり興奮してる時はいつもこうなのだ 中が蠢いて、入れただけで達してしまいそうになる 根っからのマゾである潮はそれだけで少し達したらしかった 机の上で頤をそらし、背をのけぞらせる 潮が痙攣するように背をそらせる度に乳房が揺れ動き、提督を更に興奮させた もう潮の中に入った下半身が更に燃えたつのを感じる 腰を全開で動かしたくなる衝動をおさえ、提督は物欲しげに揺れている乳房をつかんで揉んでやった 「どうしようもない変態だな、潮は! 無理やり突っ込まれると気持ちいいのか!」 「そ、そうですっ、せんせえ! 潮は悪い子です」 不埒な声を上げ、潮は両足を提督の腰に絡みつけた 「どうか罰をください!」 言われるまでもなく、提督も我慢の限界だ しっかり潮の両足を抱え込み、提督は自分に喰いつく潮の中を突きはじめた 兇暴なピストン運動に合わせて、潮の双丘が揺れ動く まるで別の生き物のようだ いかにも美味そうに動くそれに手を伸ばし、提督は乱暴に揉みしだいた 片方には五指を喰い込ませ、もう片方は欲望に任せて口をつけて先端を舐めしゃぶる 満足したらもう片方だ もう完全にモードが切り替わった潮は、あられなく嬌声をあげて悶えた 自分の乳を吸っている提督の頭を、赤子に授乳するように抱きしめる 提督は腰の動きを少し遅くした 潮の豊かな胸に顔を埋めて、出る筈もない母乳でも吸うように乳首を吸う 口を離すと、すっかり硬くなった潮の乳首は天を衝いて揺れていた 433 :326:2014/06/12(木) 23 44 42 ID iJfazzD2 「なんだ、これは?」 提督は教鞭で桜色の乳首を撫でた 冷たく硬い鞭が先端をなぞるたび、潮はいやいやと首を横に振る 「ひっ……あんまり気もちくって……」 「正直だな、潮……今度は机に手をついて尻をあげろ」 「はい……」 提督とつながったまま潮は蕩けた目で体を起こした 言われるまま、机に手をついて尻を突き上げる 鎖を長めにしといてよかった スカートをめくり上げ、提督は自分とつながった潮の女の部分を見下ろした 赤黒いチンコが、肌の白い潮の中に出し入れする様はグロテスクでもあり淫猥でもある 潮の中を何度も突くうちに、段々子宮が降りてくるのがわかる 男の迸りを求め、潮の女陰がやわやわと陰茎を抱きしめてくる 餓鬼みたいななりをしてとんでもない淫乱だ 「ご褒美をやろう」 「ああっ」 歯を食いしばり、提督はフルスロットルで下腹を叩きつけた 潮の白い尻を下腹部が打つたび、肉と肉のぶつかる音と汁が飛び散った 汗や潮の垂れ流した涎が一緒になったものだ 腰を振りながら、提督は潮の背中に覆いかぶさり、潮の乳房に指を喰い込ませた 硬く昂った乳首を摘み、滅茶苦茶に捻り潰す 悲鳴のような嬌声をあげたのは潮だけだった それに反応して膣が男を咥えこむ、潮の中でヒューズが飛ぶ音が聞こえるようだ 呻きを押さえつつ、提督は潮の尻をつかんだ おおよそまともな人間とは思えない荒い声で、提督は潮の耳元に囁く 「こいつが好きだろ」 汗の浮いた尻をつかむと、提督は潮の尻の穴に親指を突っ込み、ねじ込んだ 電気に打たれたように、潮が海老のように背をのけぞらせる とたんに男根を咥え込む前の穴も反応する 提督は潮の肛門に突き入れた指をぐりぐりと動かした 新しい刺激に、潮は首を振って悶える 長い黒髪がその動きを追って揺れた 女の部分で提督をきつく締めつけ その上の不浄の穴でも男の指を咥え、潮は激しく達した 小柄な体全体を痙攣させる 「アナルも好きとか、とんでもない変態だな、潮!」 434 :326:2014/06/12(木) 23 45 36 ID iJfazzD2 そんな揶揄も耳に入らず、潮は首を振って悶えている 肉のうねりに陰茎を愛撫され、提督は潮の体の中にぶちまけた 腹の底から湧き上がってくる快楽が、噴火口のように溢れ出す 提督が潮の中に吐き出すたび、搾り取らんばかりに潮の中は蠕動した それに応え、提督は最後の一滴まで潮の中に吐き出した 「せ、せんせえので……おなかのなか……あったかいです……」 脱力し、潮は汗の浮いた顔で机に倒れ伏す 上気した顔で呟く潮の顔には汗で髪が貼りついている 髪をずらすと、提督は唇を奪った 荒い息をついている潮は、従順に舌を絡めた 提督の送り込む唾液を嚥下していった ところどころ破かれた服で、潮は顔を押さえた 顔はまだ真っ赤なままだ 「死ぬほど恥ずかしいです……」 提督はそんな潮を膝の上に乗せ、ニヤニヤ笑っていた 「そういうこと言いながら滅茶苦茶よがるんだよな」 「もう、提督、言わないでください……」 もうルール時間は終わっていた この世でも有数の淫猥な生き物を膝に乗せ、提督は次は潮と何をして遊ぶか考えていた 435 :326:2014/06/12(木) 23 46 59 ID iJfazzD2 以上です、潮ちゃんと背徳プレイしているだけでした 黒板がまだ集めてないです 長門の棚がまた遠のいた…… 436 :名無しさん:2014/06/12(木) 23 50 41 ID Bghzh7XU おっつおっつ ええいこの鬼畜め(ほめ言葉 437 :名無しさん:2014/06/13(金) 00 11 03 ID imeatfWQ 乙、先生プレイ有りだな……今こそ家具箱解放のときか 429 RJがカワイイだと… 438 :名無しさん:2014/06/13(金) 00 43 03 ID ra/xE35. 429 三番目の科白は全然重くないので無問題です 龍驤ちゃんネタは言葉の壁が大きくて思いつかない 439 :名無しさん:2014/06/13(金) 01 03 43 ID HF.s3BSA 429 RJちゃんかわいい…夜戦でふいた 随分前にここに投稿された夜戦の意味で食い違う瑞鶴の話を思い出した 435 先生プレイ素晴らしい。教室セットっていいものですね…ふぅ… ところで学校制服っぽい服を着ていない子に無理矢理きさせて先生プレイするのもありだと思います先生 440 :名無しさん:2014/06/13(金) 01 40 33 ID QYbjG7AY こりゃ親バレしたら親が泣くよなあ・・・・・・ 441 :名無しさん:2014/06/13(金) 01 44 14 ID /Vs0WEyw 429 ホントなら「なんちゃって」じゃなく、「何でやねん」って突っ込まなあかんよなーRJちゃん 442 :名無しさん:2014/06/13(金) 03 45 14 ID UUC/sEqw RJちゃんくそかわ だが全体的におっさん臭いぞw 435 乙乙 潮は磯波ちゃんと一二を争う嗜虐をそそる娘やね 磯波ちゃんとは若干方向性が違うのもまた素晴らしい ただ、できれば句読点を… 443 :名無しさん:2014/06/13(金) 03 47 33 ID UUC/sEqw 441 「なんちゃって」と「なんでやねん」は微妙にニュアンスが違うのだ 444 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 25 00 ID 0uwNxpMs 一目惚れした龍鳳ちゃんと結婚して暖かい家庭を築いて幸せになりたい、そんな想いも込めました でも色々詰め込みすぎてグダグダになっちゃったかも…… 注意としては 龍鳳の過去に独自設定あり イベントでコラボした蒼き鋼のアルペジオに関する話題も多少あり 文章がクドかったり、割と趣味に走った所もあり というか長い。エロくないのにとにかく長い といった所です。 NGは「君がいるから」で ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 「提督、今日のお昼もとろろ飯と納豆ごはんにうな重を少々ずつ、おかずににんにくを少々入れたカキフライです。さぁ、召し上がれ」 「これはいつもながらヘビーだな…ご飯は量が二口三口ずつとはいえな…」 「大丈夫です。デザートに料理漫画を見て試してみた反跳甲魚湯(バウンドスッポンスープ)があります」 少女はまだあどけなさの残る顔に自信満々に笑みを浮かべながら言った。 彼女の名は龍鳳。かつて日本に存在した空母龍鳳の力を扱える少女である。 かつては大鯨という潜水母艦の力を持っていた。 いや、今でも料理の上手さという形で持っているというか、それともそれは天性のものなのか。 とにかく彼女は料理がとても上手だった。いや、料理だけではなく掃除洗濯などありとあらゆる家事に精通していた。 パクパク…モグモグ…… 「ふう……やっぱり龍鳳の作る料理は美味しいな。いつもありがとう」 「ありがとうございます」 「今日は特にいい天気だし、こうやって屋上でランチというのも中々いいな」 「でしょう。誘ってよかったぁ…………でも、静かですね」 「そりゃあ、ほとんどの艦娘が今この鎮守府にいないからな。 単に外食に行ったとかそんなんだけじゃなくて、みんな世界中に散らばっているからな」 今艦娘達が鎮守府にいないのは時間の関係だけではない。 たしかに先程まで鎮守府にいた艦娘達は揃って外食に出かけていった。だがそれ以外の艦娘は世界中に散らばっていったのだ。 というのも少し前から深海棲艦による攻撃が大人しくなっていたのだ。 ちなみに数多くの提督や司令官達も予備役にまわったが、俺は上層部の要請により、正式に提督として任命された。 正式な提督となったことで仕事も増えたが、無職になるよりはどう考えてもマシだろう。 それに龍鳳が秘書艦として、いや俺専属の世話役としてついてくれた為に苦しい仕事も頑張れる。 445 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 25 29 ID 0uwNxpMs 「でも、今でも少しですけれど深海棲艦の脅威はあるのでしょう?いくらここが安全になったからってその内いつか…」 「ああ。だからみんな今の内に世界各国に協力を仰ぎに行ったんだ。新たなる戦いに備えてな。 他の国では艦娘という存在は確認されていない。 艦娘と深海棲艦との戦いが始まって一年近く経った頃にようやくドイツで三つの艦娘が確認されたくらいだ」 「今まで艦娘は日本が拠点でしたからね。世界各国の深海棲艦に対抗するために新たなる艦娘の存在は欠かせませんね」 「確かにな。だが今いる艦娘達も今のままではこれから激しくなるであろう戦いについていけるかわからない」 「戦艦レ級という存在がありますからね。だから兵器の新開発や強化も行われているのでしょう」 「ああ。けどな…脅威はそれだけじゃない。深海棲艦より遥かに強い霧の艦……はたして今の俺達でもまともに戦えるかどうか……」 「霧の…艦…………?」 「え…………ああ、そうか。龍鳳はあの時はまだここにいなかったんだな……」 「提督……私がいなかった時のこと、詳しく聞かせてもらえないでしょうか……霧の艦についても興味があります」 「……霧の艦はその強さでほとんどの者達が口にもしたくない程の恐怖を植え付けた。 君に聞かせていたずらに怯えさせてしまわないかどうか……」 「大丈夫です。だから聞かせてください」 446 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 25 58 ID 0uwNxpMs 【霧の艦】……それは龍鳳が大鯨としてここにくる半年前、世間がクリスマスムードに包まれていた中、突如現れた。 彼女達は艦娘と同じく、旧日本海軍の艦船の力を持った存在 (厳密には日本近海で主に大きな戦いがあった為に旧日本海軍の艦船しか明確に確認されず、 ドイツやイギリスなどではその国の艦船が現れるとの情報が未確認情報ではあるが存在する)である。 だが、生身の人間が科学的・霊的な力を込められた装備を扱う艦娘とは違い、 彼女達はかつての大戦で使われていた艦が何かしらの超科学的な力をもってパワーアップして現代に蘇った存在である。 彼女達、と先程から言っているが、霧の艦は原則的に重巡洋艦以上にメンタルモデルという、女性の姿を模した意識体が存在する。 何故女性の姿なのかというと、人類が艦船関係の公的な表記を残す場合、全て女性系の定冠詞を使用するからだとか。 おそらく我々が旧日本海軍の力を持った兵器を扱えるのが女性しかいないのもきっとそういった理由なのかもしれない。 とにかくそんな超科学的な存在は一般的な軍隊はもとより艦娘の手にすら余る存在であった。 もし霧の艦の協力者達の【蒼き鋼】や、霧の艦隊からの離反者がいなければ恐らく勝てなかっただろう。 霧の艦は攻撃力も高いが、それ以上に、彼女達の厄介さは耐久力にある。調査によると 『クラインフィールドは外部から加えられたエネルギーを別の次元に溜める。 ミサイルにせよ砲撃にせよ最終的にエネルギー、つまり熱になるので、 それを超科学的な手段で別の次元に逃している』 との発表があった。 エネルギーの許容量は一定らしいので攻撃を続ければいずれはダメージを与えられるようになるらしいが、正直そこまでダメージを与えるのは至難である。 実際俺以外の提督達は世界中の軍隊の協力もあってクラインフィールドをなんとか撃ち破り霧の艦を破壊したりもしたが、 そこに至るまでに多くの犠牲と消耗もあった。しかも撃破したのはせいぜい量産された軽巡洋艦くらいであり、 それも潜水部隊を囮にし、超重力砲という強力な兵器を使わせず潜水艦に攻撃を集中させたからであり、 重巡洋艦以上の存在は潜水艦には目もくれず(というよりもおそらく攻撃ができず)主力の海上艦隊を超重力砲で破壊し尽くした。 一方、俺達は蒼き鋼にナノマテリアルという物質で武器にちょっとした改造を施してもらえた為、艦娘達が霧の艦にどうにかダメージを与えられるようになったが、 彼女達がいなくなった今、ナノマテリアルも研究用に僅かに残されているだけである。 幸い霧の艦隊は蒼き鋼がいなくなると同時に現れなくなった。 年末年始の二週間という期間だけで、しかも旅客機が通らない一定の海域に深海棲艦と共に現れた為、世間にはあまり知られなかったみたいだ。 しかし霧の艦がまたいつか再び現れるかもしれないし、その時に蒼き鋼達が再び共に戦ってくれるのかわからない。 その上、俺達が撃退したコンゴウも別に総大将というわけではなく、もっと上の存在もいるらしい。 更に恐ろしいことに俺達が戦ってきた霧の艦も本来の性能ではなかったと聞いた。 だから俺達は霧の艦や、本来の敵である深海棲艦との戦いに備え、比較的平和な今こそ、開発と研究を進めていた。 447 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 26 19 ID 0uwNxpMs 「………私がここに来るまでにそんな壮絶な戦いがあったのですね……」 「ああ……資材だって底を尽きかけた程の激しい戦いだった。あの時は本当にギリギリだった。 協力してくれた霧の艦の伊401のイオナや重巡洋艦タカオ、高速戦艦ハルナ達に激戦の最中傷付いた体を治してやれなくて、 治せたのも戦いが終わってからだったことをすまなかったと思っている。 彼女達がいたからこそブルネイ勤務だった、当時就任一ヶ月の新米提督の俺が霧の艦隊を撃退し、 捕われていた伊401―コードネーム【しおい】―を救出することができて、 その時の采配ぶりとしおいを助け出した功績が認められて日本に帰って来れてその後正式に提督に任命されたわけだ。 繰り返すが彼女達には本当に感謝してもしきれないよ…… ……っと、すまない。つい俺だけが長々と話してしまって…」 「いえ、いいんです。提督は私の知らないことをいつもたくさん教えてくれますし、提督の苦労や過去も少しは知れて嬉しいです」 赤い瞳を爛々と輝かせる龍鳳。過去か……そういえば俺は龍鳳の過去はほとんど知らないな。 他の艦娘達の過去も詳しくは知らないながらも漠然とは知っているのに、 龍鳳とは最近ずっと一緒なのに彼女の過去を知らない。まあ無理に詮索する理由もないけどさ。 「それにしてもそんなに恐ろしい敵がいたなんて……私ももっと強くならなきゃ…… 今のままじゃ、低速の私が文字通りみんなの足を引っ張ってしまいます……」 空母龍鳳は様々なトラブルによって本来想定されていた速度を出せなかった。それが艦娘龍鳳にも再現されている。 だが艦娘は実際の艦船とは違い、本来計画されていたものの実際は行われなかった強化プランが実行された例もある。 重雷装巡洋艦となった木曽、航空戦艦となった扶桑・山城という例がある。 だから龍鳳も改二が来れば本来想定されていた速度を持った高速艦になると信じたい。 このままでは書類上瑞鳳型として分類された瑞鳳、祥鳳、千歳、千代田とは違って一人だけ低速なままで可哀相な気もするからだ。 だが千歳と千代田が史実通り水上機母艦から始まった千歳型の高速艦船であり 瑞鳳と祥鳳が最初から祥鳳型の高速な空母だったことを考えたら わざわざ大鯨型・龍鳳型と分けられた彼女が高速空母となることもなさそうかもしれない…… カツ…カツ…… 「ん……もう全部食べきってしまったか……知らない内に食べてしまったんだな。 まあそれだけ自然に箸が進むくらい龍鳳の手料理は美味しいってわけだ。 もし将来結婚したらきっとその家族はきっと幸せだろうな」 「あ……ありがとう、ございます…………」 顔を紅く染めて照れる龍鳳。これがまたとってもかわいいんだよな。龍鳳のこんな顔が見たいから俺は頑張れるんだ。 まあそんなこんなで楽しくランチタイムを終えた俺達は、午後の仕事に取り掛かりはじめた。 448 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 26 46 ID 0uwNxpMs 「ふぅ~、今日も一日頑張ったなぁ~」 一仕事終えた俺は誰に言うでもなくそんなことを口にしながら風呂場に向かった。 仕事の疲れは風呂に入って落とすに限る。俺は脱衣所で服を脱ぎ、浴室に入った。 「提督…お背中流しましょうか?」 「いや、別に…………!?」 自然に流しそうになったが、浴室では龍鳳がスタンバっていた。その顔は少し赤かった。 完全に無防備だった俺は前を全く隠していなかった。すぐに隠したがまず間違いなく見られていただろう。 別に見られるくらいなら構わない。小さくて包茎ではあるがそんなことはあまり気にしていない。 だが嫁入り前の無垢な少女に見せていいものではない。 「なんでいるんだよ…」 「提督がお疲れのようですので、私がお背中を流したりして、スッキリさせてあげようと思って…」 胸を強調するような姿でスッキリとか言われたら邪なことを考えてしまう。俺は理性を振り絞ってお断りをした。 「そんな…提督の役に立ちたいと思って…」 「龍鳳だって秘書艦としての仕事の他に家事等もたくさんあって疲れているはずだ。俺のことは気にしないでいいさ」 「……心配をかけてごめんなさい……では…………」 よかれと思って準備して待っていたであろう龍鳳は少し悲しそうな顔をして浴室から出ていった。 龍鳳は低速の艦娘であるが、彼女が低速なのはあくまでも戦いの中での話であり、 日常での彼女はむしろ細やかな気遣いが出来ていて、むしろ速いくらいである。 あまりにも行動が細やかな為に必要以上に疲れさせてしまわないか心配になったりもしている。 俺は龍鳳に頼りすぎないよう、自分で出来ることは自分でやるということを改めて心掛けた。 449 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 27 16 ID 0uwNxpMs 俺は珍しく長風呂をした。無精髭を剃ったり、鼻毛を切ったり、鼻パックしたり、歯を磨いたり、全身をボディソープで洗ったり…… 色々とやっている内に日付が変わっていた。いくら風呂に入った時間が遅かったとはいえこれはマズい。 明日も仕事がある為、早く寝ようと俺は寝室に向かった。 その途中、艦娘候補生の大淀に会った。彼女は色々なお知らせをしてくれる存在である。 「あ…提督……これを…」 「これは……」 大淀が息も絶え絶えに俺に一枚の紙を見せた。 《明後日鎮守府解体につき全員退去を願う。身寄りのない者は住宅用意》 「すいません…急に決まった事なので……」 「確かに文字が殴り書きに近いな」 「これ書いたの昨日ですからね…もう少し詳しく言いますけど、この鎮守府を解体する理由は新たなる戦いに備えて更に頑強な鎮守府を建設する為です。 それと、近隣の住人達が避難できるようなシェルターも兼ねる予定です。 あと、防衛強化の為にここに新築する予定の鎮守府と同じ機能を持った建物を日本各地に建設……」 昨日書いたということは解体開始は明日…………急いで荷物を纏めなきゃ! 俺は大淀の話を最後まで聞かず、急いでこのことを伝えに龍鳳の寝室に走った。 寝室には龍鳳の姿はなかった。トイレか何かかなと一瞬思ったが、先程の風呂場での行動を考えたらもしかしたら……そう思った俺は自分の寝室に向かった。 そして寝室では予想通り龍鳳……いや、一人の少女が一糸纏わぬ、正真正銘生まれたままの姿で俺を待っていた。 艦娘は基本的に装備を完全解除はしない。武器はどこかに置いたとしても着ているものを脱ぐことはほとんどない。 防具となる服は、武器とは違い特別な力はなさそうな感じではある。 だが武器と同じく、これもかつての艦船の力が秘められたものである。 力だけではなく、それに乗っていた乗組員達の想いも宿っている。 命に代えても、守るべきものを守ろうとした者達の熱い血潮と想いが宿った聖なる衣…… 彼女達が纏いし衣はただの衣などではない。艦娘がその聖なる衣を脱ぐ、それは艦娘ではなく、一人の少女となることを意味していた。 「その格好は…」 「背水の陣です。どうしてもあなたに振り向いてもらいたいのです。 あなたに振り向いてもらうには、こうして限界まで己をさらけ出す覚悟を… いえ、限界を超えてさらけ出すしかなかったんです! 今この時を…逃すわけにはいかないのです!」 彼女の悲壮な決意が、鈍感な俺にも伝わってくる。 今この時……ということは彼女もあの話を誰かから聞いたのだろうか。 450 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 27 40 ID 0uwNxpMs 「どうして…どうして俺なんかに……」 「私は……心から、あなたのことが大好きなんです!」 「…………」 「私は……私は物心がついた時から親がいなくて、舞鶴鎮守府の中将に見出だされてここへ連れられて来る前はあまり幸せではありませんでした。 別に、日々の食べるものに困っていたとか、そういうわけじゃありません。むしろ衣食住は恵まれているといえるほどでした。 ただ…私を引き取ってくれたお屋敷……そこで私は家事を一手に任され、いつも自分の時間なんて持てませんでした。 仕事は苦しくはなかったし、他の事をやらされる事もありませんでした…… でも、誰も私が仕事をすることを当たり前の事だと思い、 必要としてくれてはいても感謝してくれる人は誰もいませんでした。 誰にも感謝されず、ただ機械のように家事をするだけでしかなかった私の心は少しずつ閉ざされていきました。 ある時、お屋敷を訪れた中将に料理の腕を認められて、ここに来るに至ったわけです」 彼女が鎮守府に来るほんの少し前、それまでこの鎮守府の台所を一手に引き受けていた鳳翔が産休を取った。 その時は戦力的な痛手は少なかったものの、食事の質の低下にあえぐことになるのは火を見るより明らかだった。 そして鳳翔の穴埋めとして彼女が中将に連れられてこの鎮守府にやって来た。 『不束者ですが、よろしくお願い致します』 その言葉と共に笑顔を見せていた彼女に俺は一目惚れをしていた。 垂れ目でおっとりとした雰囲気を醸し出す少女で、割烹着を来たその姿は新妻・幼妻ということばがとてもよく似合う。 だがその笑顔もどこかぎこちないものを感じた。心からのものではない、まるで他者からの悪意の干渉から己を守るかのような感じ…… 方向性は違うが、まるで時雨を思い出させるような、どこか儚い笑顔…… 「でも…この部隊に来て、私の暗かった心は明るくなれました。 私が作った料理を、いつもあなたや、艦娘のみんなが楽しみにしてくれて、褒めてくれる……こんなに嬉しいことはありませんでした。 それに、仕事浸けで女の子らしい趣味さえ持てなかった私に、みんなが色々教えてくれて…… 何も知らなかった私にとって、ここでの生活は毎日新鮮で、とてもとても楽しかったです……」 彼女がこれほどまでに苦労してきたとは驚きだった。ろくな苦労もしてこなくてのうのうと生きてきた自分が情けない。 でも俺も艦隊の司令官となって人の命を背負う重さから責任感が生まれ、しっかり成長出来たと思っている。 今なら彼女を迎え入れることだってできるかもしれない。 「だから…私……あなたとずっと一緒にいたいんです!大切な事を教えてくれた、あなたと……ずっと…………」 覚悟に満ちた彼女の眼差しは天地を揺るがす黄金の龍のようであり、その瞳の色は、天の蠍の心の臓、アンタレスの輝きの如く燃えていた。 好きな女性をここまで思い詰めさせて、本気にさせておいてその気持ちに応えなくて何が男だ!彼女にはもう、つらい思いなんてさせたくない! 451 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 28 04 ID 0uwNxpMs 「……ありがとな」 「……え……」 「本当は俺の方から伝えるべきだったんだ。君のことが大好きだって…… 最初に出会った時から君に惹かれていた。君と一緒に過ごしている内にもっと君に惹かれていった。 だけど…本当の気持ちを伝えて、もし関係が壊れてしったらと思ったら…何も言えなかった…… もし俺がちゃんと気持ちを伝えていれば君にこんなことさせなかったはず…… だから……今こそ伝えるよ……俺の本当の気持ちを………… 俺は君とずっと一緒にいたい。君と一緒にいた時間、それはとても楽しかった。 そして、君がいたからこそ俺は苦しいことだって頑張ってこれたんだ。 だから…ずっと俺と一緒にいてくれ…………これが俺の…答えだ……」 ふにゅっ 二つの唇が触れ合う。それは恋人同士が交わす深い口づけではなく、 小さな子供がするような唇同士を触れ合わせるだけの幼いキスだった。 だが俺にはそれだけでとてもドキドキした。女の子の唇ってこんなに暖かくて柔らかいんだ……それだけでとても嬉しかった。 永遠にも思えた時間のあと、唇と唇が離れた。 「なんて暖かかったのかしら……」 彼女はそう呟いた。そしてしばらくして、彼女の瞳が涙を流しながらいつものような優しい眼差しに戻る。 「……やっと言ってくれたんですね……あなたの気持ちはちゃんとわかっていました。 でも、私も女の子ですからこういうことは男の人から言ってほしかったですね」 「すまない……」 「でもそういう怖がりで恥ずかしがり屋で、すごく考えがわかりやすい、 裏表のない人だったからこそ私もみんなもあなたを慕っていたのかもしれませんね。 私も最初に会った時は、ちょっと怖そうだって思いましたけど、でも実はとっても感情豊かで面白い人……」 そう言われてもそのような態度はあまり軍人らしくないと思えて素直には喜べないが、 自分達ははみ出し部隊なんだって思った方が気が楽になるだろう。 けじめをつけるところはきちんとけじめをつける事を心掛ければそれでいいはずだ。 艦娘は調査によって素質を持つと判明した女性が徴兵され、力を手に入れた存在だが、生身の人間ということになんら変わりはない。 特に年端も行かぬ少女達にはいくら命を背負う宿命を持たされているからといっても、厳しさが先に出るような態度では精神的に参ってしまうだろう。 俺の艦隊の艦娘達の年齢層を考えれば過度な締め付けは萎縮させてしまうだけだろう。 和気藹々としていた方がむしろいざという時に活躍でき、実際にほとんどの局面で結果を残してきた。 関わった人達の心を溶かせるくらいアットホームで、かつ締め付けないくらいにしっかりとするというのが俺の艦隊の強さなのかもしれない。 「それに……ここも……とっても正直みたいで……」 ふと彼女の視線の先を見ると、俺の股間が膨らんでいた。軍服ではなくパジャマだった為にそれが顕著である。 「とても辛そうです…………だから……私で……」 「い、いいのかいきなり!?」 「背水の陣で来たと言いました。私はあなたと…愛しいあなたと一つになりたいのです……」 「……好きな娘にそこまで想われたんだったらもう断る理由なんてないな。いいよ。俺と一つになろう……いや、なってくれ!」 「…………はい……」 求めて応じられたからではなく、求められた事がよほど嬉しかったのか。彼女は笑顔で涙を零した………… 452 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 28 58 ID 0uwNxpMs 互いに何も着ないまま向かい合う。 「不束者ですが、よろしくお願い致します」 彼女は三つ指をつきながら、この鎮守府に来て初めて言った言葉を再び言った。だが今言われたその言葉の意味は、その時とは違う意味だ………… 「ああ。それにしても……綺麗だ……」 満月の明かりに照らされた彼女の体は本当に綺麗だった。 豊かで、それでいて乳首も乳輪も品位を貶めない程度な大きさの胸、 くびれて引き締まった腰に大きく形の良い、安産型な尻…… さっきは裸だったという事態に驚いた為に、詳しく見なかったが、改めて冷静になって見てみると本当に綺麗だ。 「そんな……そんなに褒められる程のものなんかじゃ…」 「俺は褒めるときはとことん褒めるタイプだからな」 「もう…いじわるなんですから……」 少し不満がちに、だが本心から不満ではないようなかわいい態度が心に来る。 「あなたのおちんちん……さっき見たときはあんなに小さかったのに……こんなに……」 さっきちゃんと見てたのか。小さかったと言われてもあまり頭に来ない俺だが、 言ったなこのっ、と言わんばかりに彼女の豊かな胸を揉んだ。 「…ふぁああっ……そんな……いきなり……」 「あ…嫌だったか?」 「いえ……少し驚いただけです……続けてください……」 「ああ」 俺は再び揉んだ。彼女の胸はマシュマロのように柔らかく、とても暖かい。 形だってよく、揉んでも少ししたらすぐ元の形に戻る。その胸を揉む度に甘く切ない嬌声が響く。 胸を揉むばかりでもいけないだろう。俺は乳首にお乳を求める赤ちゃんのように吸い付いた。 「ひゃんっ!?あっ!あぁああーーっ!!」 彼女の嬌声が益々大きくなる。俺は構わず吸い続けた。もう片方の、吸われていない左胸も右手で重点的に攻めた。 左手は体中の色んな場所を攻める。 髪の毛――彼女の髪は青系統の色が混じったような、綺麗な黒髪である。 しっとりとした雰囲気でありながら、触ると意外とべたつかず、さらりとしている。髪の臭いもよさそうだが、生憎と俺は今おっぱいに夢中だ。 次に背中――産毛一つなく、まるで上質な絹のようである。尻――軽く叩いてみると、小気味良い音と共にぽよんとする。 二の腕――弓矢を使っているからなのか、意外と筋肉質である。意外と、だから女性的なイメージを損なうほどのものではない。 俺は体を隅々まで愛撫している内にあることに気が付いた。彼女の体には傷一つ無い。 もちろん細かい、一見して目立たない、日常でつくような傷は多少なりともあるが、戦場に出ている身でありながら、戦闘で負ったような傷が一つもない。 小破どころか中破・大破までしたこともあったのに傷一つ無い。 艦娘は肉体は普通の人間と変わらないゆえに、武器防具のように治せるものではない。これは多分きっと………… ――ありがとう、【龍鳳】……今まで彼女を護ってくれて……―― 俺は心の中で、かつての英雄達と艦に礼を言った。 453 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 29 28 ID 0uwNxpMs 「ん………ここばかりじゃなくて………こっちも………」 彼女は視線を自身の下腹部にやり、指をそこに指した。 俺はそこにある小さな穴に試しに小指を入れてみた。入口はきつい。結構濡れている… …と思ったものの、女性経験0の俺はこれでもまだ不十分じゃないかと思った。 彼女も間違いなく男性経験ないと思われるため、もっと濡らそうと俺はそこに顔をやった。 「きゃあっ!?そんな…口で……」 そこは汚いですよと言わんばかりに止めようとする彼女だが俺は止まらない。 単調にならないような舐め方をしたり、唇をカバーにして彼女のクリトリスを甘噛みしたりと様々に攻める。 「や……やめて……くださ……これ以上……私……」 彼女の絶頂が近いのだろう。俺はラストスパートをかけ、乳首も攻めた。 「あっ、そんな、そんなこ…あぁあーーーーーっ!!!!」 思いっきり絶叫する彼女。同時に俺の顔に液体が勢いよくかかる。 これが……潮吹き……か……? 俺は少ない知識を搾り出して答えを導き出した。だとしたら俺は彼女を絶頂させられた…… 大きな鯨みたいに潮吹きさせることができた……? 彼女の方を見てみると放心状態だった。 少し時間が経ち、正気に戻った彼女は…… 「……ああっ!?ご、ごめんなさい、こんなはしたないことを……」 「いや、いいんだよ。こうなったってことは君が気持ちよかったって証だと思うからさ…」 俺は彼女を責めなかった。彼女も安心したのか、俺を受け入れようとする。 「あ……あの……わたしの……ここに……あなたの……おちんちん……入れてください…… 私が今までずっと守りつづけてきた処女……あなたのものに……してください……」 恥ずかしそうに、だが振り絞るように俺に懇願する。 俺は無言で頷き、これまでになく固くなったちんちんを彼女の秘部に先端を当てた。 皮はちゃんと剥いてあるし、綺麗に洗ってある。そして俺はゆっくりと貫こうとする。 454 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 29 47 ID 0uwNxpMs 「ん……くっ……」 だが中々入らない。処女膜が最強の盾となって俺のちんちんの侵入を防いでいた。一旦止める俺。 「これから君に痛い思いをさせてしまうかもしれない」 「わかっています……あなたと一つになる為に大切なことならば、耐えてみせます……」 遠慮しないで、と言うような感じで俺に答えた。ならばもう、躊躇うことはない…… 俺は目を閉じて、一点に全ての力を集中させた。そして、目を開き、覚悟を決めた力強い眼差しで、腰を軽く引き、一気に貫いた。 ぶちっ!!! そんな音と感触がした。俺のちんちんは一気に彼女の膣内へと入っていき、先端に何かが当たると同時に根元まで飲み込まれていった。 「きゃああぁぁぁぁーーーーーーー!!!!あっ……あっ…………!」 まるで真紅の衝撃に貫かれたかのように、今までにないくらいに彼女は叫び声をあげた。 もし防音が完全でなければみんなが叫びを聞いてここへやってきただろう。 結合部を見てみると明らかに色の違う、少しだけドロリとした感じの液体が流れていた。 月明かりだからわかりにくいけど、間違いなくこれは彼女の血…… 今まで穢れを知らぬ清らかで無垢な少女であったという証であり、 俺はその最後の時を知る男であるという証であった………… 彼女の膣内は物凄くきつく俺のちんちんを締め付けてきた。 それはまるで百匹の…いや、千匹の龍に絡み付かれているような…… いや、そんなことを考えようとする余裕なんてもうなかった。もう射精は止められそうになかった…… 「ごめん…もう…」 「……いいです…中に…思う存分出して…ください……あなたの想い……受け止めさせて、ください」 そういって彼女は脚で俺の腰を締め付けてきた。俺だって我慢はしない。 俺は唇を彼女の唇に押し付け、鈴口を子宮口に押し付けた。 びゅるっ……! 精液がドロリと尿道を駆け抜けた。腰が抜けそうなくらい気持ちがいいだがそれでも鈴口を子宮口から離そうとはしなかった。 びゅるん…びゅるるん…びゅるっ…… 彼女の胎内に俺の溜まりに溜まった純白な想いが解き放たれる。 どくんっ…どくん…どくっ…… まだ出てる。今までにないほど出てる。結合部から勢いよく溢れ出しているのがわかるくらい出てる。 はっきりいって尋常じゃないくらいである…………もしかしたら昼食に食べた精のつくものが効いているのか…… 色々と考えている内に射精は止まった。俺は射精の余韻に浸っていた。 455 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 30 08 ID 0uwNxpMs 「…………すっ、すまない!入れてすぐに勝手に出してしまって…… 君が痛がっているのに一人だけ気持ち良くなって、本当にごめん……!」 正気に戻った俺は自分のしたことの重大さに気付き、彼女に詫びた。 「……いいんです……さっきとっても気持ち良くしてもらいましたから………… それに……私の処女をあなたにあげられて本当によかった……私のここに… あなたの想いと…赤ちゃんの素を受け止めさせてもらえて……本当に……よかった…………」 彼女は痛かったであろうに、それでも健気にいる様に、俺の目から涙が零れた。 「どうしたの……ですか……泣いているなんて……?」 「だってよ……嬉しいんだよ……初めての相手が君で……君の初めての人になれて…… それでこんなに気持ち良くてさ……ああっ、もう何言ってるんだか……」 「……やっぱりあなたにあげることができて本当によかったです……素直に喜んでくれているのですから…… ……どうやらあなたのおちんちん、まだ固いみたいですね……いいですよ、動いてください。大丈夫です、少し慣れてきましたから……」 彼女がそう言うならと俺は腰を動かした。 ずちゅっ……ぬちゃっ…… ちんちんを出し入れする度に響く淫らな音。 先程の射精によって胎内に吐き出された精液が膣内から零れようとしているのだろう。それが潤滑油となって互いを滑らかに擦り合わせる。 「一度出したのに、また……」 彼女の締め付けはきつくて暖かくて溶けてしまいそうなくらい気持ちがいい。 「ん……私も……そろそろ…………ふぁああぁぁっ!!」 彼女は絶頂に達したのか、彼女が俺を一段ときつく締め付けた。 ビュルルルルルッ!! 先程とはうって変わって、粘度の低い感触が駆け抜けた。粘度が低い為に勢いが強く、それが先程とはまた違った快感をもたらす。 ちんちんが脈動し、彼女も俺から搾り出さんと律動し、膨らみと締め付けのタイミングが一致した時、その時がとても気持ちよかった。 彼女の胎内は先程吐き出された精液で既に満たされていた為に、今出した精液はほとんどが結合部から溢れ出していた。精が付きすぎである。 射精が一段落すると俺は余韻に浸ることなく腰をまた動かした。彼女もそれに応えるかのように俺を受け入れ続けた。 456 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 30 30 ID 0uwNxpMs 気が付けばもう空は明るくなっていた。俺達は一晩中愛し合ったのだ。これはちょっとマズイな…という顔をする俺。 どうしたの?と、彼女は疑問を俺に投げかけた。俺は思い出したかのように新鎮守府建築の為に現鎮守府の解体作業が明日から始まるということを告げた。 「そんなことがあるなんて……急ですね」 「え?知らなかったのか?じゃあ背水の陣と言ったのは……」 「……あれはあなたが私以外の人とケッコンカッコカリとかいうことをするんじゃないかって思って…… 私は皆さんとは違ってあまり強くありませんから、私がこれ以上強くなることなんてないと思って…… だって最近は近海で敵が出てきても私を全然出撃させてくれませんし…力がないから必要とされていないんじゃないかって…」 彼女の言う通り最近彼女を演習以外で戦わせていない。それは彼女が弱いからではなく、傷付けたくないからという思いである。 思えば彼女が初めてここに来た時も艦娘としてではなく、一人の少女としてやってきた。 中将は彼女を戦わせたくなくて、彼女の暗い心を明るくさせる為にここに連れて来たのかもしれない。 鎮守府で生活をしている内に彼女は明るくなっていった。 だが彼女がみんなと打ち解ければ打ち解けるほど、他の艦娘達が傷付いているのに自分だけが安全な所にいることに我慢ができなかったのかもしれない。 ある日彼女は決心した。艦娘になろうとしたのだ。 中将は快く思わなかったものの、彼女に適性のある艦が新しく存在が確認された潜水母艦大鯨と判明した時、 仕方ないと思いながらも艦娘になることを認めた。 しかし、大鯨は史実だと空母へ作り替えられる予定があったにも関わらず、艦娘大鯨は艦娘龍鳳に改造する余地はなかった。 艦娘大鯨の開発には中将も関わっていたらしい。 艦娘大鯨の外観が割烹着を意匠としたものだったのも、龍鳳への改造が不可能なのも、 彼女を激しい戦いの中に送り出したくなかったからなのかもしれない。 彼女より幼い艦娘だってたくさんいる。だがそういった者達はほとんどが深海棲艦によって親兄弟を奪われた、言わば戦災孤児であり、 深海棲艦への復讐心だけが生きていく糧であったが為に、誰も止めることが出来なかった。 しかし彼女は元々深海棲艦とは何の関係もない少女である。だから艦娘にしようと適性検査をさせなかったのだろう。 しかし大鯨はみんなが傷付いて帰ってくることに心を痛めていた。 自分が強くなればみんなを守れる。そう思った大鯨は俺に空母龍鳳に改造してもらえるよう頼んできた。 俺は中将に彼女の思いを伝えた。中々応じない中将に対して俺は勲章を四つ集めることを条件に大鯨を龍鳳に改造できるようにしてくださいと頼んだ。 中将はどうせ無理だろうと思ったのか、やっと了承を出した。 俺は全力で頑張った。勲章を得る為に深海棲艦打倒に力を入れた。 みんなも大鯨の心配する顔を見たくなかったのか、頑張ってくれた。 こうして勲章が四つ集まった。中将は驚きを隠せなかったみたいだが、口約束とはいえ仕方ないと、大鯨を龍鳳に改造する設計図を作成してくれた。 こうして大鯨は龍鳳に改造されたが、速度が他の瑞鳳型とは違い低速という、史実通りとはいえ重大な弱点があった。 龍鳳は更に改造されることにより空母龍鳳の本来の速度を持った高速空母へとなれると信じ戦いつづけた。 しかし改造されて龍鳳改になっても速度が高速になることはなった。 戦力として不安が残ってしまうが、もしかしたらこれも戦いに出したく内が為だったのかもしれない。 俺も一目惚れをした女性である彼女に更に惹かれていく度に戦いに出して傷付けたくないと思うようになった。 だがそれは、彼女の心を傷付けただけなのかもしれない…… ……それでも俺は彼女を傷付けさせまいと、強くなくても俺は君の側から離れないと説得をしようとした。 457 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 30 55 ID 0uwNxpMs 「……でも、あなたと結ばれて、何だかふっ切れちゃいました。 別にケッコンカッコカリくらいだったら広い心で見てもいいかな……って。 だってケッコンカッコカリと結婚は違うものでしょう」 「そうだな。ケッコンカッコカリはともかく、俺個人として結婚したいと思うのは君一人だけだ」 どうやら彼女は完全に立ち直ったようだ。俺が心配する必要はなかったようだ。 「……っと、いけない!明日から解体作業が始まるんだった。急いで片付けをしないと!」 「では私は朝食の準備をしますね」 「ああ。ただあんまり精のつくものはいらないからな。結構大変になりそうだし……」 俺は布団に目をやった。布団は大量の白濁で汚れ、血も点々としていた。 「はい。では、いつものようにお味噌汁と卵焼き、鮭の切り身で」 「緑茶はとびっきり渋いのを頼むな」 「さぁ、召し上がれ!」 いつも通りの朝のメニュー。何の代わり映えもしないメニューだが、それこそが大切なものかもしれない。 朝食を美味しそうに食べている俺を、彼女ははにかんだ笑顔で見つめていた。 ふと、俺は彼女の左手薬指に何かが光っているのを見た。 「その左手薬指のは……」 「これですか?これは前にあなたから貰った指輪です」 彼女が付けていたのは、エメラルドグリーンのリングにクリスタルが付いていた指輪であった。 とあるアニメで、龍鳳と読みの音が一緒な少年キャラクターが付けていたものをモチーフにしたもの、言わばキャラクターアイテムだった。 キャラクターアイテムみたいなものといっても値段はそれなりだったが。 「今度改めて新しい指輪を…」 「別にいいですよ。私はこの指輪も結構気に入っていますから。それにこれを見ているといつも思い出すんですよ。 あなたがとても怖がりで恥ずかしがり屋さんでとってもかわいい人だって」 「でも何だか自分の気持ちを隠した感じがして…」 「言葉には出てなくても態度で丸分かりでしたよ。いつものあなたは他の子に名前に絡んだネタとかをやっても、わざわざこういうことはしませんでしたし。 いつもは他人に自分のお金をあまり使わないあなたが私の為にお金を使うのは、 私に特別な好意を抱いているからだろうってみんな言ってましたよ」 まあみんなには他の日常生活も含めてほとんどが態度でバレバレっていう自覚はありました。 それが正直と捉えてくれたのはまあ嬉しい話だ。とにかくこれからはあまりケチケチしないようにします。 「……まあ心の中で思うのは勝手だけどあんまり言わないでくれよ。素直なのも場合によっては考え物だろうし……」 「では私のお願いを聞いてもらえますか?」 「何だ?」 「私をあなたの家に連れていってください」 「え…」 「大丈夫です。提督の護衛という名目なら、きっと許してもらえるかもしれませんし」 「でも俺の家って汚いからなあ……片付けだって出来てないだろうし…幻滅されたくないからなあ……」 「では私も掃除を手伝わせてもらいますね」 「あ…ああ…………もし許可が下りたら俺と一緒に来てくれ。父さんと母さんに紹介したい」 「はい」 458 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 31 15 ID 0uwNxpMs それから数ヶ月が経った。 「ん…………この子、ちゃんと飲めたみたいですね」 赤ん坊にお乳をあげている彼女の顔は少し緊張があった。 トントン。ゲップ 「よかった……ちゃんと最後までできたみたい……」 「すみません、手間をかけさせてしまって…」 「いえ、いいんです。お困りでしたでしょうからお役に立てて嬉しいです」 「本当にありがとうございます……」 彼女を連れて実家に帰っていた俺は近くの寺へ紅葉のライトアップを見に行っていた。 紅葉とイチョウのコントラストに見とれていた時、子連れの母親が切羽詰まった顔で俺達にミルクありませんかと尋ねてきた。 すると彼女は自身が授乳しようと申し出た。お乳は別に出産しなければ出ないものではない。妊娠中にも出ることはあるらしい。 そう……彼女のおなかの中にはあの時結ばれて実った俺達の愛の結晶が宿っていた。 「ちゃんと飲めて…この子はえらいですね。はい」 彼女は赤ん坊を母親に返そうとした。だが返そうとした途端赤ん坊は泣き出した。 その場にいたみんなは困り果てた。しばらくして彼女は 「はい、いい子ですからねー。わがまま言わないでお母さんの所へ帰りましょうねー」 彼女に優しく諭すように語りかけられた赤ん坊は大人しくなり、母親のもとに戻ってもグズらなかった。 「うふふ、いい子ですねー」 彼女は赤ん坊の頭を撫でて褒めた。赤ん坊は嬉しそうに笑った。 「本当に手間ばかりかけてごめんなさい……それでは…………」 母親は一礼をして去っていった。その一幕を見て俺はある話を思い出した。潜水母艦大鯨は居住性がとても良かったということを。 大鯨の艦娘であった彼女には大鯨のような居心地の良さがあったのだろう。 天性のものなのか、後天的に身についたものなのか。 なんにしろあの赤ん坊も居心地の良さを本能的に受け止めていたのだろう。 俺だって彼女に包み込まれていると気持ちが高ぶりながらもとても安らぐ。 「ふぅ……紅葉のライトアップって綺麗ですね。夜は艦載機が飛ばせないからあまり好きじゃありませんでしたけど… でもこの木々や、春の夜桜に夏の花火とか見てたら好きになっちゃいそうです…… あ、艦載機で思い出しましたけど最近あまり鍛練していませんでしたから腕が落ちているかも…… このままでは、戦いについていけなくなりそうですし……」 彼女は最近鍛練をしていない。それは身重になったからだけではなく俺の家の家事なども行ってくれていた。 459 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 31 31 ID 0uwNxpMs 「……俺は何も敵と戦うということだけが戦いとは思わないな」 「はい?」 「戦いってのは、その人それぞれで違うと思うんだ。例えば俺個人としては代々続いてきた家と土地を守り、次の時代へと受け継ぐこと…… まあ土地の管理とかは提督の仕事があるから中々出来ないけど、提督としていっぱい稼いでいるから他人に任せられるけどね。 俺は軍人だけど俺自身が深海棲艦と戦えるわけじゃない。けどみんなに指示を出すことによって深海棲艦と戦える。 今の戦いはこの近くに出来る予定の新鎮守府の食料や、兵器の整備の為の部品の確保の為に協力を仰ぐ…… 早い話が営業みたいなものだ。営業なんて俺には絶対無理だって思っていたけど、 君達を養っていく為に…と思っていたら自然と頑張れるようになったよ。君がいるから、俺もみんなも頑張れるんだ」 彼女か家に来てから、色々なことが変わった。家には事前に連絡していたとはいえ、それほど片付いていなかった。 それを見た彼女の表情は固まったが、すぐに 『早速掃除用具を買いに参りましょう!大掃除の準備です!』 と俺に無理矢理運転させて掃除用具を買いに行った。 あれほど彼女が怒ったのは俺は見たことがない。だが怒ったといえるのはそれくらいであり、以降は穏やかなままだった。 俺は彼女にストレスを与えまいと頑張り、いつもは言われて嫌々やることが多い母さんも自分から進んで掃除をするようになった。 その為父さんもイライラすることもなくなり、家庭は穏やかになっていった。全ては彼女が来てくれたおかげである。 「私がいるから……あの、褒めてくださってありが……っくしゅん!」 「風邪か!?寒くなってきたから早く帰らないと」 「ええ…早く帰らないと義父様と義母様も心配なされるでしょうし…っきゃあっ!」 「しっかりしろ!」 俺は立とうとしてよろけた彼女を何とか支えた。 「大丈夫か!?」 「ええ。この子も……でも足をくじいたみたいで……ごめんなさい……」 空母龍鳳はかつての戦いを生き延びた。だが無事にというわけではなく、空襲により航行能力を失っていた。 彼女も空母龍鳳のように……そんな不安が一瞬過ぎったが、すぐに思考を切り替えた。 「心配するな。君の足は絶対に守ってみせる。もし守れなくても、その時は俺が足になる!」 「…………本当に……本当にありがとうございます……」 彼女は申し訳なさそうに、だが嬉しそうに涙を浮かべた。 460 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 32 42 ID 0uwNxpMs それから更に月日が流れた………… 「ん……これでいいわね……」 「ええ、とても似合っていますよ。はい」 「ありがとう、鳳翔さん」 今日は新しくできた鎮守府で新しい部隊の結成式がある。 でも、メンバーはみんな見知った顔。久々にみんなに会えます。 「それにしてもよく似合ってるわね。まるで武家のお姫様みたい……」 「でも赤ちゃんを背負っているって、あんまり……」 この子は本当は連れてくるつもりはなかったけど…… 普段はとてもいい子なのに今日に限って私から離れようとしない。 もしかしたら、きっとお父さんとお母さんの格好良い姿が見たいのかもね。 「何言ってるんですか。母は強し、という感じがしますよ」 艦娘龍鳳となった私は、とても凛々しいってあの人に言われたことがあります。 可憐さの中に凛々しさがある……潜水母艦大鯨も初々しい幼妻や新妻みたいでかわいいって言われたこともありました。 「あ……龍鳳……久しぶり……」 「時雨……久しぶりですね……」 「この子が龍鳳と提督の愛の結晶なんだね……この子も僕が守るよ」 「時雨……沈まないでくださいね。あなたが沈んだら、みんな悲しみます」 「あっ、龍鳳、この子が龍鳳の子供なんだね。かわいいねえ」 「ふふっ、そうね。それにこっちもかわいい子かもね……」 時雨との再会、そしてロシアから戻ってきた皐月と如月。本当に久しぶりです。 如月がこっちって言ったけど、実は私のおなかの中には二人目がいるのです。 初めての子供を産んでしばらく経ったあと、私達は求め合うことができなかった分求め合いました。 その結果、また新しい命を授かったのです。 461 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 33 05 ID 0uwNxpMs 「それにしてもここに新しい鎮守府を建てるなんてね。いくら提督の故郷に近いからって……」 「テートクの故郷とか、そこは関係ありまセーン!」 「ここは中京工業地帯に近い場所ですからね。産業を守るためには当然のことでしょう」 「なんでもいいんじゃないですか。提督と龍鳳がいるところが、私達の鎮守府なのですから」 台湾から戻ってきた愛宕、金剛、高雄、榛名。相変わらずね。 「龍鳳さんがいてくれて嬉しいのです。みんな龍鳳さんのお料理がまた食べられることを楽しみにしていたのですから」 「そうよ。でも龍鳳さん、一人で無理しちゃダメよ。私達に頼っていいんだからね」 雷電姉妹と呼ばれる少女達が私の姿を見て喜ぶ。 『戦いってのは、人それぞれで違うと思う』 ……あなたの言葉の意味、今こそ身を以て悟りました…… みんなが帰ってくる所を守ること、帰ってきたみんなが安らげる場所を守ること…… それは艦娘の命を守ること。これが私にとっての闘いだと…… 「【龍鳳】……私に……力を……!!」 たとえ血が流れ、肉体は消えても、その想いは残る。 そしてその想いの力はとても強く、尊く、そして、永遠である―――― あの人はそういうことを信じるような純粋な人。だけど、今なら私もそれを信じられる。 私は誰にも聞こえないような小さな声で【龍鳳】に祈った。 462 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 33 23 ID 0uwNxpMs 「おっ、龍鳳。それにみんなも」 「あ、あな……提督!」 「提督!!」 龍鳳や、集まったみんなが一斉に叫ぶ。 「深海棲艦もパワーアップして攻めてきたみたいだけど、こっちだってパワーアップしたんだからネ!」 「それは頼もしいな。おっと、そろそろ時間だな」 「それじゃ、先に行くね」 艦娘達は俺と龍鳳を残して走っていった。 「また賑やかな日々が始まりますね」 「ああ。深海棲艦は強くなった。だけど俺達も強くなった。負けるはずなんてないさ」 「そうね……私達もそろそろ行きましょう」 「ああ」 正直言って、これからの戦いは激しいものだろう。 だが俺は負ける気なんてしない。今までずっと女神が傍らにいてくれたからだ。 彼女がいたからこそ、今までどんな苦難も頑張って超えることができた。 だからこれからもどんな困難だって乗り越えていけるだろう。そう………… 「君がいるから――――」 ―完― 463 :356:2014/06/13(金) 22 34 49 ID 0uwNxpMs というわけで提督×龍鳳のエロパロでした 最初は三日後くらいに投稿出来ると思っていましたが 思った以上に時間がかかって…… その上エロが少ないし…… 長文失礼しました。それではまたいつか 464 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 37 50 ID EGwUa3ug いいね結構好きよ 465 :名無しさん:2014/06/13(金) 22 40 25 ID 6oQG9PFk いい嫁さんやでえ 捕鯨してこざるを得ない 466 :356:2014/06/13(金) 23 06 13 ID 0uwNxpMs 風呂に入っている最中に気がついたけど 444-462の名前欄に「君がいるから」っていうタイトル入れておくべきだったのに全部に入れ忘れ…… これじゃNGワードの意味がなんにもない…… 色々と不手際だらけですみません…… 467 :名無しさん:2014/06/14(土) 00 29 44 ID 7JSglrVA セブンセンシズの人かw 龍鳳ちゃんの嫁っぷりがかわいい。 ……捕鯨はやく終わりたいぜ 468 :名無しさん:2014/06/14(土) 02 46 41 ID I14HCrPs 大鯨ちゃんに授乳されたい 469 :名無しさん:2014/06/14(土) 04 01 55 ID cBNPfYUI まだ龍鳳ちゃんのキャラを把握していないので読めないんだくそう(ネタバレ防止的な意味で) あと…あと17時間で帰ってくるんや… 470 :名無しさん:2014/06/14(土) 06 47 56 ID malME5Z6 360 ファーレントゥーガのような雇用式 ギレンの野望シリーズのような生産制限のある方式 ギレンだと輸送艦が味方にロクにいないのがネック 471 :名無しさん:2014/06/14(土) 15 38 56 ID ZEricY0U GJ 艦ネタを把握してるお話は好みよ 472 :356:2014/06/14(土) 21 50 53 ID uGc/x8o2 469 とてもいい子だということだけ言っておく(私の感想です) まあ艦これは現在進行形のコンテンツだから初出とキャラが変わるとかもありそうだけど…… ちなみにSSタイトルには本当は「君がいるから」がつくはずだったのに 思いっきり入れ忘れて無題で全文投稿という大ポカやらかしてしまった…… タイトルって話の根底に流れる大まかなテーマとか、それが重要なシーンに関わる単語とか、 場合によっては作品の出来さえも左右する大事なものだけに今回忘れたのは痛恨の極みでした…… 471 艦これは実際にあった話とかがあるというのが肝だから エロパロに限らず艦これSSは史実+艦娘のキャラクターというのをどのように活かすかが鍵だな 大鯨・龍鳳はまだまだ書きたいネタが沢山出てくるから困る 473 :名無しさん:2014/06/15(日) 09 59 43 ID TJ3zXI8E 423 むしろ任務で必ず手に入るから他は出なくても赤城は絶対に持っている人が多そうなイメージ 同じく任務報酬なのにほとんど話題にならない白雪…… 龍田も任務報酬組だけどそこらへん忘れてしまうくらいキャラが立ちすぎているからなあ キャラが立っているといっても創作で使いやすいのとエロで使いやすいのとは別々だろうけど 426 だいたい必ずいるであろう赤城のためにボーキ消費しまくって、 結果赤城が総数的な意味でボーキを一番食ってることになるからなあ 今の新規だったら赤城を真面目な戦闘員じゃなくて 強いけど大食いお姉さんっていうイメージ持つ人が多そうだし (というか公式までもが取り入れている) 474 :名無しさん:2014/06/15(日) 11 14 12 ID gbRsbRMc しばふ駆逐は似てる艦多くて使ってる人あんまり多くなさそう 敷波ちゃんとかすんげえ可愛いんだけどな 475 :名無しさん:2014/06/15(日) 17 29 46 ID cCozInh2 皆さん捕鯨は出来ましたか(小声) 476 :名無しさん:2014/06/15(日) 18 03 14 ID Le96bOv6 遠征中…… あともう一人欲しいが 477 :名無しさん:2014/06/15(日) 18 15 29 ID OcZ4O/c2 ちょっと質問なんだが ふたなりオナニーものってここで投下していいんだろうか? 478 :名無しさん:2014/06/15(日) 18 33 47 ID TJ3zXI8E 474 艦娘ってあまり気にならなかった子でも使っている内に思い入れが出てくるよな 479 :名無しさん:2014/06/15(日) 19 26 50 ID cCozInh2 477 基本1レス目に注意事項いれて、NG用に投下中名前欄になんかキーワード入れときゃここは何でもありよ 480 :名無しさん:2014/06/15(日) 19 55 37 ID rGu6E42I 475 浦風保護強化キャンペーン中だから(血涙) 477 注意書きさえあればドンドンかもん 481 :只今投下中:2014/06/15(日) 20 02 55 ID OcZ4O/c2 ご返答感謝ー。投下します。 π艦巨砲主義 ※ふたなり千歳&ふたなり千代田のオナニーもの。 482 :只今投下中:2014/06/15(日) 20 04 20 ID OcZ4O/c2 「おかしいわね。一体どこにいったのかしら、私の……」 思案気な顔で鎮守府の宿舎の廊下を歩く女性、その名を千歳という。帝国海軍に空母として籍を置く、所謂艦娘である。 つい先ごろ任務を終えて鎮守府に帰還し、羅針盤の都合で想定より日数の長引いた疲れと汚れを洗い流してきたその帰りであった。 「誰かが気を利かせて洗濯に出してくれた……?けれど、アレだけというのも……うーん。」 彼女が探しているのは入浴前に着用していた下着であった。浴室を出てみたところ何故かそれが見当たらない、しかも下だけが。 羅針盤の都合で作戦日数が延びて替えの下着が不足したため、つけ続けていたもののため汚れが酷い物だ。正直人に洗濯を任せるのは気が引けた。 「千代田なら何か知っているかしら……下着が無いなんて伝えたら、泥棒だとか変に暴走してしまいそうで困るのだけど。」 ふと脳裏に浮かんだ妹の姿に溜息をつく千歳。自身を極めて強く慕ってくる妹。 愛情が深いのは姉妹として望ましいのだろうが、千歳の身の回りにいらぬ気を回しすぎたり愛情表現が時折執拗すぎることが千歳の悩みの種であった。 「千代田、いるかし……」 『……ねえ……お、ねえっ……ちとせ、おねえっ……!』 妹の部屋の前に立ち、戸を叩こうとした千歳。それに先んじ部屋から洩れてきた声に動きを止めてしまう。 妹が連呼しているのが自身の名、しかも妙に熱っぽい声であることに気づき思考をしばし混乱させる千歳。 「……風邪、よね?多分。出撃中も妙に熱っぽそうに私を見たり、なんだか辛そうにしてたもの……」 強い違和感を感じながらも強引に自分を納得させる千歳。 しかし改めて戸を叩こうと意を決したその時……聞こえてきた言葉は、千歳の認識を根底から打ち崩すものであった。 『ほぉぉぉッ……お姉のっ、千歳お姉のパンツぅっ♥♥んおッ♥はひぃぃぃッ……♥♥』 「えっ……」 反射的に息を飲み、無意識に音を殺して扉を僅か開く千歳。細く室内を覗かせる戸口から覗いた室内の光景、それは…… 寝台の上にいる妹、千代田。しかしその着衣は前を肌蹴られ……豊かな乳房と、そして股に聳えた肉の器官を剥き出しにしていた。 「千歳お姉っ♥千歳お姉っ♥千歳お姉ぇぇっ♥お゛ッ、ほぉぉぉぉッ♥♥♥」 「う、そ……千代田?なんで、アレは私の……下着?」 当の千歳に見られているとも気づかず、寝台の上で千歳の名を連呼しながら股間で勃起する肉竿……男性と同様の生殖器を一心不乱に扱く千代田。 血管を浮き立たせ脈打つ凶悪な肉棒を摩擦するのと逆の手に絡ませ口元に押し当てた布……それは無くした筈の千歳のパンティであった。 クロッチの部分に鼻を押し当て大きく息を吸い込んだ千代田が酩酊したような表情となり、一際激しく喘ぐ。 483 :只今投下中:2014/06/15(日) 20 05 50 ID OcZ4O/c2 「んお゛ぉぉッ♥キツいッ♥千歳お姉の体臭染みついてるぅッ♥おっほぉぉッ♥ちんぽバキバキになるぅぅッッ♥」 「う……ぁ……」 替えの不足のため、汚れても仕方なく履き続けた下着……行方不明になったと千歳が思っていたソレにむしゃぶりつく千代田。 発情期の獣のように発情し乱れ、赤黒くパンパンに腫れ上がった陰茎を乱暴に扱き立て続ける。 「ん゛ふうゥゥゥゥンッ♥千歳お姉のッ♥おしっこ染みッ♥美味しいぃぃッ♥イグッ……ほお゛ぉぉぉぉッッ♥♥」 「ひっ……そ、そんな……」 下着の僅かな染みを見つけ、そこを飴でも舐るかのように口に含んで蕩けた貌をし喘ぐ千代田……あまりにも卑しく淫らな妹の姿。 妹の過剰な好意も行き過ぎた姉妹愛に過ぎない……そう信じていた千歳にとって、妹が自身を性欲の的……自慰行為の種としている姿は衝撃的であった。 「出りゅっ♥ザーメンッ♥千歳お姉のおまんこ臭嗅ぎながらぁぁッ……チンポからザーメン射精ッ♥♥チンポ射精でいぐぅぅぅぅッ♥」 「……!!」 瞳を上向かせ背筋を弓なりに反らせた千代田が感極まった声で叫ぶ。肌蹴た胸元から零れたたわわな乳房が跳ね、肉茎が激しく脈打つ。 次の瞬間、弾かれたように跳ねた男根が精液を噴き……まるで蛇口を全開にしたかの如く放出された精液は宙にアーチを描いて撒き散らされた。 その射精は凄まじく、寝台の側とは逆の壁まで届きそうな勢いで精液が放たれ……粘つく黄ばんだ精液を床にこびり付かせていく。 「ふお゛ぉぉぉぉンッ♥♥お姉ッ♥お姉ッ♥千歳お姉ぇッ♥♥大好きぃッ♥千歳お姉とセックスしたいッ♥セックスぅぅッ♥♥」 激しい射精に痙攣する自身のモノをなお執拗に扱き、狂ったように千歳の名を呼び欲望を叫び続ける千代田。 妹の痴態、心を許していた相手の狂気、自己に向けられた情欲の深さ、それから……様々な衝撃に千歳は瞬きすることすらできず氷つく。 室内から漂ってくる牝の発情臭と栗の花の香りが混濁した匂いが千歳の脳を痺れさせ、思考を麻痺させていた。 「ふう゛ぅ~……あはあ゛ぁ~♥千歳お姉ぇ……♥ここ、ここにぃ……千歳お姉のチンポ欲しいのぉ♥お姉のチンポぉぉ……♥♥」 大量射精の余韻に脱力していたのも束の間……下着を握ったままの手で未だ硬さの残る陰茎を扱き、逆の手で枕元から何かを取り出す千代田。 男根を模した器具、それを口に含んで唾液を絡ませると自身の秘所に押し当て擦りつける……まるで雄を誘う淫乱な牝のような表情で。 「んぎぃぃっ♥千歳お姉ッ♥突いてぇっ♥私のおまんこズブズブ抉ってッ♥姉妹セックスで気持ち良くなってぇぇッ♥♥」 「っ……ぁ……あんな風に、私にされるのを……思い浮かべて……ぅ……」 その行為を幾度繰り返してきたのか、自身の熟々に潤った蜜壺へ荒々しく突き込んだ疑似男根を激しく出し入れしすぐさま喘ぎだす千代田。 千歳の名を呼びながら器具で膣穴を抉るたび彼女の陰茎は激しく跳ね、膣よりの快楽の強さを明瞭に伝えてくる。 妹の淫蕩に浸る様を盗み見する……あまりに異常で背徳的な状況に本人の意思とは裏腹に千歳の体の一部は激しく反応していた。 「う、ぁ……勃起してる、私の……。妹の、ぉ……おなにー、見て……ダメ、駄目なのに……ンンッ♥」 扉の向こうで更に熱の入った自慰に耽る妹の姿を覗き、己のスカートを内から持ち上げる硬く怒張した物体……自身の男根を恐る恐る撫でる千歳。 その途端。想像以上に鮮烈に痺れを伴った疼きが奔り、思わず悲鳴を上げかける。咄嗟に口元を押さえ、室内を伺う千歳。 「千歳お姉ぇっ♥チンポ凄いっ♥お姉チンポぉっ♥ゴツンゴツン来てッ♥お姉もイイのッ!?私もッ♥♥お姉のチンポイイィッ♥♥」 下着を絡めた手で陰茎を摩擦し、膣穴を疑似男根で責める。両性具有者のみが味わえる両性器からの快楽に溺れ乱れ狂う千代田。 その千歳に視姦されていようとは気付かぬ様子で獣の啼き声に近い喘ぎを上げ、姉との仮想性交に耽り続けている。 484 :只今投下中:2014/06/15(日) 20 08 10 ID OcZ4O/c2 「だ、めぇ……こんなことっ、妹にオカズにされて……それで興奮するなんて、これじゃ私……変態じゃない、ンくぅぅっ♥♥」 撫でるように緩慢な刺激にも忽ちに硬く勃起しきる千歳の陰茎。もっと強い快楽を求めるかのようにビクビクと跳ね自己主張する。 口元を塞いで必死で声を殺しながら肉竿を握る手の動きを徐々に速め、妹の自慰を凝視しながら興奮に溺れていく千歳。 「チンポぉッ♥お姉のチンポッ♥チンポチンポォォッ♥♥チンポ扱きチンポセックスお姉とするのイイのおォッ♥ンお゛ぉぉぉッ♥♥♥」 「千代田、あんなに激しく私をっ……いけないのに、こんなのダメなのに……止まらないっ、んあっ♥はひっ、はへぇっ……♥♥」 常軌を逸した状況で興奮し、背徳的な自慰を止められない自分。こんな浅ましい姿を妹に見つかってしまえばどうなるか……? 何の躊躇もなく、組み伏せられ犯されるかもしれない。あの自慰のように激しく、卑猥に、熱烈に凌辱され……そんな妄想が更に千歳の手淫を速める。 「イくっ、チンポイくっ♥マンコもイくッ♥千歳お姉とチンポセックスでイグッ♥♥イグイグイグぅぅぅッ♥♥♥」 「だめっ、だめだめだめぇっ……私も、出……んうぅぅッ、バレちゃうっ……んぁぁぁぁぁっ♥♥♥」 もう堪えきれないといった様子の乱れ方で猛烈に膣と肉竿を自責する千代田。同調するように千歳も自制を失っていく。 互いに互いと性交する様を妄想し興奮を頂点まで猛らせ、極限の自慰快楽に耽る姉妹。次の瞬間、両者は同時に限界を越え…… 「孕ませてっ♥♥お姉ザーメンで妊娠させてぇぇぇッ♥♥ン゛オ゛ォォォッ♥♥私もチンポイグウ゛ぅぅぅッッッ♥♥♥♥」 「千代田ッ、私も……ンンンン~~~~~~~ッッ……♥♥♥♥」 淫らな絶叫に紛れ込ませるように己もまた蕩けた悲鳴を上げ、妹と同時に絶頂し精を放つ千歳。 妹が背を反らせて腰を突き上げ、精液を噴水の如く撒き散らす痴態を凝視しながら千歳もまた扉に精液を思うさま吐きかける。 部屋の内外に精汁の青臭い濃密な芳香が満ち、その嗅覚刺激になおも興奮が高まって射精中ながら更に大量の精液を精巣から送り出し噴射してしまう。 「お゛~~~っ♥んお゛ォ~~~……♥♥ちとせ、おねえ……しゅき♥らいしゅきぃ……♥♥」 「ふう゛っ……ん゛ぅぅっ……♥ちよ、だ……ふぁぁっ♥」 大量射精の余韻にビクビクと四肢と男根を痙攣させ、緩慢な手淫で射精の残滓を搾り出し合う姉妹。 荒く息を吐きながらしばし法悦に満ちた意識のまどろみに浸り続ける。永遠にその陶酔が続くかに思われた、その時。 「あっ……?ッ!!」 絶頂の反動で力が抜け、崩れ落ちかけた千歳。咄嗟に踏みとどまり……床が想像を上回る大きな軋みを上げた。 咄嗟に我に返り、萎れた陰茎をスカートの裾に押し隠してその場を走り去る千歳。後に構う余裕など一切ない。 「誰か、いた……?見られて、いた?……あ。」 寝台にぐったりと体重を預け、己の精液をねっとり絡ませた姉の下着を口に含んで恍惚に浸っていた千代田が身を起こす。 殆ど裸同然に着崩していた衣類を羽織り直しながら恐る恐る室外に顔を出すも、そこに既に人影はなく…… しかし。そこに視姦者がいた事を明確に主張するかの如く、ベットリと濃厚に雄臭さを放つ大量の精液が扉を伝い落ち……床に白い池を作っていた。 「あ、れ……これ?この臭い……んちゅ♥んふぁぁぁっ……そっか……そっかぁ、ふふふっ……♥♥♥」 持ち主不明の精液溜まりの匂いを嗅いだ千代田。なんの躊躇もなく精液を掬いとって口に含み……陶酔に満ちた呼気を吐いた。 忽ちに胸に湧き上がった興奮にまたも陰茎を硬く屹立させ、発情した牝の貌で淫らに歪めた唇から妖艶な哂いを漏らす。 彼女の胸に姿を浮かべた人物との、これから始まる快楽と淫蕩の日々……その光景を夕闇の暗がりの向こうに空想しながら。 「待っててね、千歳お姉……♥」 485 :名無しさん:2014/06/15(日) 20 08 15 ID rZ.iuVf6 暁には妹がいる。 何故かこの鎮守府にはいないせいで、特型駆逐艦の妹として扱われている。 まったく、レディを妹扱いとかふざけてるわよね。 とにかく、そんな日の事よ。司令官の部屋から『イナズマ』という単語が聞こえて来たのは。 これで、末っ子から解放されると思った。遠征に行くときに大鯨ちゃんに妙に世話をされたり、長門さんに抱きしめられたり。 何故かラムネやら飴みたいなもので機嫌を取れると思われているし。 だから、そんな生活から抜け出せる。暁の妹よかわいいに決まっている。そんな風に思った。 翌日、司令官が、『イナズマ』に跨っていた。 勘違いに笑いが込み上げて来た。何がレディよ。結局末っ子のままじゃない。 変われないなら、そう思って、司令官を突き飛ばして走り出した。 100馬力の車体はあっという間に周りの景色を取り残し、走っているはずのスクーターを車を軽く置き去りにする。 もしかしたら、島風はこんな気持ちだったのだろうか。 ねぇ、暁が想像したのとは違ったけど。仲良くしてね。 誰ともなく話すと、盗んだバイクのスロットルを開けた。 「これからよろしく、イナズマ」 486 :名無しさん:2014/06/15(日) 20 09 23 ID OcZ4O/c2 続きは無いんですけどね。 以上にて終了です、この場をお借り致しましたことに感謝。 おっぱいふたなり女性に変態オナニーをさせるのって楽しいです。 また次なにか書く機会がありましたらどうぞよしなに。 487 :名無しさん:2014/06/15(日) 20 33 26 ID bjoPzpIs やべえ、ちとちよをもうマトモな目で見れない 485 ただしスズキをのぞく 488 :名無しさん:2014/06/15(日) 22 14 51 ID rGu6E42I 485 じわじわくる 暁ちゃんprprp 486 ふたなりのオナニーネタめっちゃ好きなんで興奮した ……ふぅ 489 :名無しさん:2014/06/16(月) 02 06 54 ID T1D4bDHw 千歳お姉はノーマルかと思って読み進めてたらしれっとお姉にも生えててわろた 490 :名無しさん:2014/06/16(月) 04 14 56 ID Iaw4vO4k 誰かこの画像ネタの響で一本書いてくれませんかね! http //kancolle.x0.com/image/73728.png 491 :名無しさん:2014/06/16(月) 11 01 26 ID ZFhR72LU 昨日の夜の事だ。雷が部屋を訪れて尋ねて来た。 夕食はカレーだが、何か希望はあるかと。 それだけで私も暁も悟った。比叡だと。 大体、艦娘たるものカレーにはこだわりがある。金剛のスープカレーもそうだ、どれほど不評でも変えない。 気づかいな母艦はいるが感想を聞くか調整出来るようにするだけで、作る前から聞くなどはしない。 暁と目が合って、互いに頷いた。 「北方は冷えるからうんと辛くしてくれ」 「なに言ってるの汗だくで食事なんてレディのすることじゃないわ。甘くしてちょうだい」 その言葉を聞いた雷は戸惑ったが私達の表情を見て悟ったように出ていった。 そして、恐る恐る出されたカレーを口にした私は思わずドックへ向かった。 これは食べ物じゃない。これならポルシチにカレー粉をぶちまけられた方がマシだ。 暁が以前やったようなカーシャにハチミツをたれ流したようなだだ甘さ。 私の注文に応じたのだろうか、青唐辛子をかじったような辛さ。 恐らく、誰かが和風を頼んだのだろう。鰹が浮いている。かつお節ではなく鰹が。 これがまた生臭い。Z旗を掲げ、魚網を投げ入れれば良いものをどうしてまた保存の形跡があるんだ。 ここまでは分かる。だが酸味、苦味、エグ味。これらがなんの注文に返されたものか分からない。 もし『この世全ての悪』など実在するなら私達の敵の事ではなくこのカレーの事だろう。 ところで電を知らないかな? 昨日、携帯糧食でやり過ごしたのだけど呼び出されていたんだ。 聞けば「美味しいカレー」を注文したらしいのだけど。 492 :名無しさん:2014/06/16(月) 16 23 54 ID iBg2AJjs 人の意見聞き過ぎカレー 493 :名無しさん:2014/06/16(月) 21 04 06 ID nY1nfi3k 装備妖精さん(胡桃割)「これで艦隊を次々戦闘不能(妊娠的な意味で)にしている提督さんのヤリチンをですね」 提督のナッツ(陰語的な意味で)に迫る胡桃割り器の魔の顎……提督の息子さんの運命は!? 提督(オカマ)「もう艦隊に手を出したりなんて絶対しないわぁん♪」 次に装備妖精(胡桃割)が現れるのは貴方の元かもしれない――(ホラー調) 490 響じゃないがこうですかわかりません 495 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 28 40 ID DFqw45e. エロ久々に書いたから投下するよー 496 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 29 59 ID DFqw45e. どんよりした水平線から、複数の影がこちらへ向かってくる。 着ている雨具を突き破らんばかりに無数の水の弾丸が灰色の空から降り注ぎ、 しっかりと足を踏ん張らないと倒される程に暴風が吹き荒れる。 この悪天候に見舞われながらも、確かにあの影が四つある事を確認した自分は胸を撫で下ろした。 やがて艦隊が陸へ上がり込んだので、自分は旗艦に手を差し出した。 旗艦は随伴艦に目で合図を送ると皆それぞれが手を結びつけ、 最後に二番艦と手を結んだ旗艦は、こちらの手に自分のそれを捕まえさせた。 水に塗れた手を滑らないよう力を込めて握り合い、艦隊と自分は本棟へ向かって歩き出す。 艦隊は帰投した。 被害はあるが、全艦健在である。 …………………… ………… …… 497 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 30 32 ID DFqw45e. 「なんで外に出てきたんですか。風邪でも引かれて指揮に影響が出られると困るんですよ」 雨に打たれないよう雨具を着たのだから、そう簡単には引かない。 こう反論しつつ、自分は下部装甲の残骸を両手で押さえる旗艦大井の濡れた頭にタオルを乗せる。 他に小破や中破した随伴艦にもそれぞれ回し、自分も雨具を脱ぐ。 大井は下部装甲の残骸をしっかりと押さえているが、 上部装甲の残骸については押さえなくても落ちない事によるのか、意識が向いていないようだ。 だから、濡れた装甲が遮蔽効果を失って透けていたり、 タンクの下部が遮蔽物無しで見え隠れしている事も気づいていないのだろう。 装甲の破れを気にしつつ体を拭く艦を尻目に、実は目を逸らす為に窓一枚挟んで向こうの景色を見やる。 出撃を発令した後に、恨めしげに窓を叩き始めたこれはにわか雨ではないらしく、雨脚が弱まる様子はない。 牢屋の看守の如く巡回する南西諸島海域も、堤防に乗り上げんばかりの荒波では、制圧は難しくなるだろう。 何より航空機がまともに機能しなくなる。 別にこの任務が今日遂行できなくとも、首が職的にも物理的にも飛ぶと言う事は、 大口径主砲と航空機と魚雷と爆雷等全ての装備を搭載する深海棲艦の存在よりもあり得ない筈なので、 今日の任務遂行は中断する事にし、帰投命令を出したと、こういう事情だ。 「おい、提督」 「ん?」 空と睨めっこする自分を、小声ながらも引っ張るように呼び戻したのは、二番艦の雷巡木曾だった。 空を睨む自分と同じように私を睨み、他に聞かれてはいけないのか口の横に手で壁を立てている。 尚、木曾は対空攻撃が秀でているお陰か小破で済んでおり、装甲の破れは気にならない程度に留まっている。 「姉御が両手塞がってるんだから拭いてやれよ」 「……一応聞くが姉御とは」 「大井の姉御だ」 確かに木曾の姉妹艦は、この第一艦隊の中では大井しかいない。 しかし、だ。 木曾の頭上を通って向こうの大井を見やる。 大井は片手で下部装甲が落ちないよう押さえながら、不便そうに片手でタオルを不器用に扱っている。 こちらの視線に気づいた。 すると、目を細めた。 「……なんですか? 撃ちますよ?」 自分の目を不可解な物に変えて木曾に戻す。 どうやら木曾は何の変哲もない眼帯を右目に、 そして馬鹿には目視できない摩訶不思議な眼帯を左目に装備しているらしい。 姉の今の状態と様子が分かっていないようなのだ。 これではどちらが馬鹿か分からんな。 否、あるいは唯一無二の左目に損傷が生じたのかもしれない。 明石か修復ドック、木曾はどちらが好みだ? ちなみに北上の姉ちゃんなら現在進行形で明石から修復を――艦娘ではなく艤装に――施されているぞ。 498 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 31 06 ID DFqw45e. 「両手塞がってるって言ったろう」 分かっているなら、男である自分が半裸の艦娘の体を拭くのがどういう事なのかも分かる筈だ。 お前相手にも偶にする軽いスキンシップからは遠く離れた物になってしまうのは分かるか? そこの戦艦と正規空母から飛ばされる視線は、 非難する物、敵艦を見る物、はたまた汚物を見る物のどれになるのだろうな。 それを好奇心で検証しようとする考え等、対潜艦を含めずにリランカ島へ出撃させる考えより念頭にない。 あるいは視線でなく、弾丸が発射される可能性も考えられる。 何より確実なのは、残存している全ての魚雷を用いて大井に攻撃される事だろう。 ここは水の中ではないから、使うとしたら鈍器として殴打して爆発させるのが正しい使い方か? 「だったら艤装は回収してやるから、執務室にでも連れ込め」 何の心配も要らない、と言う具合にこんなところで不敵な笑みを浮かべられてもな。 一体何故そんな事を自分にさせようとする? 「…………」 すると木曾は、迷うように視線を下に落とした。 その沈黙は、私の出した問いの答えが分かっていないのではないように感じる。 そうではなく、その答えの伝え方を選んでいるのではないか。 やがて後ろでは小破した戦艦が、中破した正規空母と大井の水拭いを手伝い始めたところだ。 木曾と再び目が合わせられる。 「それは俺の口からは言えないねえ。お前自身で考えてみな」 それが分かったら苦労はしないのだが。 と言う反論は受ける気無しに、木曾は言いたいだけ言って踵を返してしまう。 「姉御、失礼するよ」 「……何やってるの?」 自分が大井を労るのは確定事項になったらしく、大井の足元に屈んで何やら魚雷発射管を弄っている。 すぐに発射管十門二組が両足から降ろされ、続いて背後に回り背中の艤装本体も取り外された。 これで艦娘の高い攻撃力はなくなり、強度を底上げされた事による高い防御力を秘めた肉体だけが残った。 だが艤装がなければ良いと言う問題ではない。 木曾は勘違い等起こしていないだろうな。 「聞いたか、提督。姉御はお前の下で修理されたいってさ!」 「!?」 突然意味の分からない事を木曾は大きな声で発した。 一番状況を理解していない大井自身が、 渦潮が目の前に瞬間移動して来た位に――そんな経験はないが――驚愕した反応を見せるのも仕方が無い。 木曾は何を言っているんだ。 499 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 31 30 ID DFqw45e. 「……大胆ね」 「なるほど! 大井さんなら、司令に入渠するのも有りでしょう」 加賀と霧島よ止めろ。 変だと思え。 何故当事者の自分らが状況について行けず部外者が引導しているのか。 提督が艦娘を修理するとはどういう事なのか。 ここに懇切丁寧に説明する者はいないようだから、 これらの疑問の答えが分かるなら呉の提督でも佐世保の提督でもいいからここに来て説明してくれ。 交通費なら出してやるから。 「ほら、姉御行けっ」 「あっ!」 背中を突かれて突進してきた大井を体で受け止める。 大井の、冬の暴風雨を浴びた体はかなり冷たい。 「後は任せたぞ。俺らは入渠でいいよな?」 「……もうドックでも明石でも好きにしな」 置いてけぼりにされた結果、自分の態度は投げやりな物になる。 それでも充分に満足したのか、木曾はそれを聞くと頭を拭きながら、 加賀と霧島と共にさっさと工廠へ向かってしまった。 なんて気ままな奴らだ。 「…………」 「……っ!」 取り残された自分らは硬直していたが、突然弾かれたように大井が離れた。 どう接するべきか迷うが、一先ずは聞いてみる。 「……来るか?」 「…………」 聞こえたか聞こえていないか、大井は何の反応も見せない。 やはり駄目か、と思った直後、空気は震わせられる。 「……行きます」 今日は、変な日だ。 …………………… ………… …… 500 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 31 45 ID DFqw45e. 「木曾ちゃんと、何を話していたんですか」 結局、執務室にて畳に正座する大井の体を拭く展開となった。 艤装がない事が良かったのか場所が良かったのか、大井は抵抗する事がない。 始め互いに無言だったが、突然大井はぽつりとこんな事を聞いてくる。 自分はまず髪の水分を吸い取る作業から取り掛かっていた。 不快でないよう慎重に、柔い力で頭頂部にタオルを押し付ける。 「姉御の体を拭いてやれ、だと。押し付けがましかったが、深い意味でもあるのかね」 「……木曾ちゃんは流石ね」 「分かるのか」 妹が優秀なら姉もまた然りと言う訳か。 いや、姉妹にしか分からない何かがあるのか。 雨風に晒されて傷ついたようにぎしぎしする長髪も、折ったタオルで挟み、 水分を吸い取っては下へ、吸い取っては下への移動を繰り返し、確実に水分を抜き取る。 「んっ……」 髪を拭き終え、体の水分もタオルに移していく。 前部を拭く際は、残骸を押さえていた手も退かされた。 拭きやすくしてくれたのはありがたいが、観念でもしたのだろうか。 やがて背中を最後に全身の表面から水分を無くすと、再び大井は口を開く。 「提督、まだ寒いです」 「それなら、自分の部屋から代えの服を持ってこい。ここならストーブも……?」 偶に忘れそうになるが、艦娘の肉体は耐寒仕様だ。 その筈なのに"寒い"とはどういう事だ。 途中でそれを思い出した自分は科白を止める。 大井は私に背を見せたまま科白を続ける。 「誰も"体が"なんて言ってないのに」 なので、大井の前に座り、顔を伺った。 ほんの少し笑いながらこう言うが、この笑い、喜び等によるものでないのは明らかだった。 「体が耐寒仕様でも、心もそうだとは限らないんですよ?」 大井の体を震わせていたものは、どう考えても喜びによる物ではないからだ。 ちっとも楽しげでない不自然なこの笑いは、 恐怖を紛らわせようと、恐怖から逃げようとしてできるものではないか? つられて急激に不安が募る。
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持ってるルルブ艦これ このページは艦これRPGについて 各人が持っているルールブック一覧をまとめたページです。 HN 着任 建造壱 建造弐 任務 kituneco ○ ○ ○ - 地鶏 ○ - - - 訳注 着任=着任ノ書 建造壱=建造ノ書壱 建造弐=建造ノ書弐 任務=任務ノ書(10/20発売予定!)
https://w.atwiki.jp/loadbalancer/pages/71.html
\暁の出番ね、見てなさい!/ / ⌒ 、 ____ /♂ \‐=ミ 乂___ ^ 二二二ニ==ミ 、 \ >.‐┬‐=ニ 〕 、\ } / / { } } ‘V=ミ く \ / / { {{ i{ } ‘, \ \ \ {/ / { {i{ ハ / } ‘, 、 く\\ \ / {\{_.\ / T笊 } ;、 {` ̄ ̄/_ \\\ \ i{ | {/´笊 \{ 弋り.j / } !\ ./ 」) \\\ \ 乂} 从 り, } /_ ノ {//∨ / \\\ \ V \ ./ / /ハ ∨ }./ \\\ \ V 个.. ⌒ イ / /´「∧ V/,′ / \\\ \V } 〕T / /⌒\{ ∧ V / [二二二二]∧ }/{ ̄ ア { / {_∧ } /_.[二二二二]/ ∨ .i{♂/{ {_/ / { ∨ /\/ /\ ̄ ̄/ / i{\.l{ア.八 {_/ / ∨,′ / \ / ./ / ハ i{イ⌒ \{/ i_/ .∨ く\ .//\./ , { V⌒{ ̄ ̄ ハ ∨ / \ / ./ /{ V\ ^i{ //∧ \ ̄ ̄ \ // / ./ 厶ィ_人 / |{ | ̄lV/\ 、 \ //{ / ./\\_/ / ̄{/ \../ / { ℃二二]\__} .\ \_//\{/\./{ }℃二二二){ 厶イ } ℃二二}にこ\ /\ .}_/ /Ⅵ i{ 乂__℃二二二)/{ \ノ ℃二二}i{ } |^Y_/ i} / 最初に避難所に案内するわ 司令官、ご機嫌ようです。 艦これ避難所 次は各司令官の鎮守府へ行くわよ! ってやだ、もうみんな居ないし?! 司令室には誰かいるのかしら…。 いなほ司令室 右矢印司令室
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【大和】 【作品名】 艦隊これくしょん -艦これ- 【ジャンル】 オンラインゲーム 【名前】大和 【属性】艦娘 艦隊を擬人化したもの 【大きさ】263m程の成人女性並み 【長所】性能合計値No1 【短所】入手難易度、ランニングコストの高さ 【備考】 艦娘たちは図鑑説明で 空母として建造された。とか。 5500トン級軽巡洋艦、長良型の1番艦、長良よ。とか。 大正時代に建造された長良型軽巡の2番艦。とか。 説明されてるから 現実の同名の船並みの大きさの身長はしてると思われる 参戦 vol.1
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701 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 20 56 18 ID 4iXjOH8U 自分自身の分の需要があればそれでいいんじゃないかなと 性癖にあったものを書くのが長続きのコツだと思いますので それはそれとして次レスより投下します 大鳳和姦&子宮露出姦注意 702 :現在投下中:2014/06/29(日) 20 57 24 ID 4iXjOH8U 俺の装甲空母の格納スペースが現在露天状態らしい- 「やっ、はぁぁっ……ッ♥提督ッ、私の奥……抉じ開けてッ♥やぁぁッ、深いっ……ひあ゛ぁぁっ♥♥」 男女の体が放つ濃密な匂いで満たされた薄暗い室内、軋む寝台の上で男と少女が深く愛を交わしていた。 男の方は性交の相手を含め多くの人員を旗下に置く海軍提督。娘の方はその艦隊に空母として籍を置く、大鳳という名の艦娘である。 「くっ……!大鳳の奥、俺のモノにしっかり食いついて……くっ!イイぞ、最高だ……こんなこと、できるの……お前、だけだっ!」 偉丈夫な己に対してあまりに小柄で華奢にすぎる大鳳の体に覆い被さるような姿勢で腰を振る男。 体躯に見合った逞しさな男の象徴が、それとは不釣り合いに繊細な容貌の大鳳の秘所に深々と埋まる。次いで引き抜かれまたも埋めこまれる。 その深く長い抽挿の度、彼女の細い腰回りの腹部はボコンボコンと体の内から歪に押し上げられてしまっていた。 「子宮ッ……♥子宮がぁっ……提督のッ♥おっきいので、穿られてぇ……♥あぎっ、キツいで……ひゅぎぃぃぃッ♥♥」 膣全てを埋めてもまだ収まり切らぬ怒張は大鳳の子宮口を抉じ拡げ、子宮底まで突き上げられることでその全長を彼女の胎内に埋めていた。 女の中枢を含めて生殖器全てを雄に蹂躙される感覚にも今やすっかり順応し、蕩け切った喘ぎを上げて乱れた表情を晒す大鳳。 「くっ、幼い体で雌の胎と顔しやがって……うおおっ!出すぞ、大鳳ッ……!」 「ひゃいっ、キてくださいてーとくっ♥だいじなところにッ♥ぜんぶっ……ん゛に゛ッ♥うあ゛ぁぁぁぁぁッ♥♥♥」 一気に腰の前後を速めた男が咆哮と共に逸物を最奥に叩きつける。大鳳の腹部が内から突き破られそうに競り上がり……激しく脈動する男根。 ドプドプとそこに粘つく液体が叩きつけられ、腹部に収まる女の象徴を熱い白濁で埋め尽くす。大鳳が感極まった悲鳴を発した。 「よかったぞ、大鳳……お前はやっぱり最高だよ。」 「んぅ、提督……無茶しすぎです♥もっと優しくして、下さい……んっ♥」 射精の結果を溢れんばかりに収めた子宮を脈動が収まっても塞いだまま、しばし口舌を絡めて余韻に浸る男と少女。 今では日常の出来事となった二人の夜の逢瀬の光景であった。 ~回想~ 俺の艦隊に大鳳が着任して以来ドラマティックななんやかややら日常の小さな幸せやら色々あり、なんだかんだ彼女と結ばれた。 最初からこんなディープなファッキンをしていた訳ではないのだが、欲情に駆られてケダモノのごとくパコパコしていたある日……うっかりね?(テヘペロ どうも大鳳の下半身の孔の括約筋は人より拡がってしまいやすいらしい。熱狂的な突き上げに子宮頸筋が音を上げた結果、唐突の子宮姦発生である。 当初は互いに混乱して大変だったし事後に大鳳にぶたれたり泣かれたりぶたれたのだが、慣れって怖い。今では普通に子宮和姦の日々である。 あとどうでもいいけど大鳳との体格差を性交中に意識すると駆逐艦相手でもないのに犯罪じみた気分になるね。興奮するね。 ~回想ここまで~ 703 :現在投下中:2014/06/29(日) 20 58 00 ID 4iXjOH8U 「ふぅ、そろそろ抜くぞ?力抜いておくんだぞ……よっ。」 「んあぁ……♥提督の、太いところ……出口に引っかかって、ン……♥」 大鳳の下腹部を手で押さえつけて腰を引き抜きにかかる。未だ充血の収まらない逸物のカリが大鳳の子宮頸に引っかかりながら通過を…… 『おい提督、いるかよ?ちょっと用事があるんだが入っていーか?』 「~~~~~~~~ッッ!?」 その瞬間部屋のドアが叩かれ来訪者の声が響く。反射的に事態を隠そうと動いた男が咄嗟に荒く腰を引いた……が、その時。 偶然か必然か、同じように狼狽した大鳳は身を竦ませ筋を強ばらせた瞬間であった。例外なく、子宮頸筋にすら。 「ぎっ…………~~~~~~~~~ッッッ!?!?」 ぶりゅうっ、と肉の拉げ捻じれるくぐもった音が大鳳の腹腔内で響き……その口元が引き攣り瞳が反り返った。 男根に伝わった聊か危険な感触を知覚した男が直後、声を上げようとする大鳳の口を掌で塞ぎ悲鳴を封じる。 「ッ!?ッ♥ッッ!?ッ♥♥♥」 ガクガクとひきつけのように痙攣を起こす大鳳の体躯。ほぼ男根の引き抜かれたその秘所から、艶めかしいツヤをした肉粘膜が覗いている。 それは、肉杭に絡んだまま引き抜かれた大鳳の子宮……そして、それに巻き込まれ体外に裏返った膣肉であった。 生殖器を体外に剥き出しにさせられた大鳳はその衝撃に口腔を塞がれたまま悶絶する……盛大に失禁してしまうほどに激しく。 「うわわわわっ……その、ストップ!れ、レモンティー零したッ!取り込み中だから無理、駄目ッ!あとでこっちから行く!」 『あー、なんか……悪かったな。まあ、待ってるぜ。じゃあ後で。』 扉の前から歩み去る足音を確認し、眼前に向き直る男。そこには未だ繋がったままの互いの生殖器と…… 「あちゃー……」 「お゛ッ……♥ひ、きゅう……うりゃがえ゛っ♥ひぐっ……うぁっ♥わらひっ、こわれ……お゛ぉ~♥」 子宮脱のショックで失神した大鳳が半ば白目を剥いたまま横たわり……股より露出した膣肉が外気に冷やされて湯気を立てている。 呼吸に合わせて収縮する肉色の膣粘膜は艶めかしくもありグロテスクでもある。ともあれこのままにしている訳にもいかず…… 「えーと、抜いても大丈夫だよ……な?よっと……」 「ふぎゅう゛ッ♥んぎ……はふえ゛ぇ~~♥♥」 コリコリとした子宮頸部を指で押さえつけて男根を引っこ抜く……ビクリと跳ねる大鳳の体。 栓を失した子宮頸が広がった頸管からドプドプと白濁液を逆流させる。まるで大鳳に男性器が生え射精しているようにも見えた。 「さて、どーすっかなコレ……はぁぁ。」 「う゛ぁ、ぉ……♥へあ゛ぁ~……♥」 まあ、結論から言うと起きた大鳳に横っ面ブッ叩かれた。あの右があればベルトだって獲れるだろうと男は思う。 あと子宮はとりあえず押し込んだら膣内には収まった。で、それからどうなったかと言うと…… 704 :現在投下中:2014/06/29(日) 20 58 50 ID 4iXjOH8U 「ん゛に゛お゛ぉぉッ♥♥てぇとくッ♥りゃめっ、くにくにぃッ♥しきゅう゛ほじりながりゃっ、ひゃめ゛え゛ぇぇッッ♥♥♥」 人気の無い夜の公園。街灯の薄明かりから影となった木立に寄り掛かり、荒い吐息を吐きながら蠢く一組の男女の姿があった。 男の方は性交の相手を含め多くの人員を旗下に置く海軍提督。娘の方はその艦隊に空母として籍を置く、大鳳という名の艦娘である。 「ふっ、ふうっ、くっ……!大鳳、そんなに喘ぐと……通行人がきたら、バレてしまうぞ?ふんっ、くっ、はぁっ……!」 冷えた夜気の中で衣服の前を肌蹴け、控え目すぎる乳房から下腹部に秘所までを晒して木の幹に縋る大鳳。 その身を後背から覆い被さるように抱き、赤黒い肉柱で彼女の秘所を……否、そこから垂れ伸びた艶めかしい肉器官を男は荒々しく貫いている。 「らっへっ♥こんにゃっ、むり……ムリれすぅッ♥♥ひきゅう、ビンカン……なりすぎっ♥♥あひっ、ゆるひへくらしゃいぃッ♥♥」 子宮を体外に引き出し性交に用いる……ともすれば猟奇的にも思える異常な行為に、いつしかすっかり順応してしまった2人。 今ではただ交わるだけでは飽き足らず、このような羞恥を煽るような環境を選んで痴態を繰り広げるほどに過激な性交を好むようになっていた。 野外で体外に露出した子宮肉を掴まれ、男の逸物で貫き犯される……この変態的な趣向の経験も今や一度や二度ではない。 「人を、変態だのなんだのと……疎む割にっ、うっ!子宮、オナホみたいに使われて……顔も下も、ぐちゅぐちゅだぞ?この……淫乱牝空母っ!」 体外に垂れて握れるようになってしまった膣肉。視線を感じてより鋭敏になっているらしいソレを乱暴に掴めば、子宮頸が筋を攣りそうなほど戦慄く。 その状態で荒々しく肉棒を子宮口に抽挿してやると状況も忘れて激しく乱れて喘ぎ続ける大鳳。 「やあ゛っ♥てぇとくっ、イクのッ♥とまりゃないっ、れすっ♥♥たって、られな……んにゅお゛ぉぉぉッ♥♥まひゃイグう゛ぅぅッッ♥」 鷲掴みにした子宮肉を捻りながら肉棒を引き抜き捻じ込んでやる……と。折れそうなほど背を反らして叫び、潮を噴きながら絶頂に達する大鳳。 一度子宮で感じ始めると制御が利かないようで、男が果てるまでの間ずっとイかされ続けてしまうのが今では常である。 「ふぅぅ……くぅっ!大鳳のイキ顔と、デロデロに蕩けた子宮……よすぎるなぁっ!はぁぁっ、出すぞ……逝けっ、大鳳!」 射精感が極限まで高まった男は、尿道の制御を手放すと同時……両手で掴んだ子宮肉を雑巾でも絞るように乱暴に捻った。 瞳をくるりと上向かせた大鳳が歯が軋むほど口を食いしばり、電撃でも流れたかの如く全身を跳ねさせ……直後。 「いっぎゅう゛ぅぅぅぅぅ♥♥♥てーとぐっ……ん゛ぎゅあ゛ぁぁぁぁぁぁぁッッ♥♥♥♥」 心の臓を捻じられたような絶叫を上げ、全身を壊れたように痙攣させて極限の昇天を迎える大鳳。 間欠泉のように尿道が幾度も潮を噴き上げ、子宮頸筋が引き攣る。その刺激に限界を越えた男もまた昇天し欲望の迸りを解き放った。 男の肉棒が脈動するたびに大量の粘液が剥き出しの子宮に注ぎ込まれ、水風船の如く膨張させていく。 「ひ、ぎっ♥んに゛ぃぃ~……♥♥う゛、あ゛……ぉ……っ…………♥♥♥」 感電中の如く引き攣っていた大鳳の身の痙攣が徐々に小刻みなものへと変わり、悲鳴が収まった直後……崩れ落ちる大鳳の体。 抱き留める男の腕の中、理性の溶けきった表情で完全に失神した大鳳が股から小便を漏らす。剥き出しの子宮を伝い、下草に滴る黄金の雫。 「おーい、また失神かー?起きてー?……ダメか、抱えて帰ると職質が怖いんだがなあ。やれやれ、これも男の甲斐性かね。」 「て、とく……♥ん……♥」 705 :現在投下中:2014/06/29(日) 20 59 54 ID 4iXjOH8U 互いの分の後始末をすると大鳳を抱き抱えて帰途につく男。その苦労は概ね自業自得ではあるのだが。 ……子宮性交に魅せられてしまった一組の男女の顛末は以上のようなものであった。今後2人がどうなったかは、神のみぞ知るところである。 ~余談~ 「……でなぁ、そいつが『コレかなりまな板だよ!』なんていうもんやからウチは……」 「あ、うん……そう、なんだ。」 遠征中の憩いの一時、休憩所にて雑談を交わす空母が二人。姦しく喋る一人と、頬を朱に染め落ち着かなげにするもう一人。 「ん、なんや?大鳳、体調悪そうやな……風邪か?熱っぽそうやで?」 「あ、うん……大丈夫。大丈夫だから……」 「せやろか?……しかしなんか、ココ生臭くないかー?なんや、肉が饐えたみたいな……」 「ふぁっ……!?あ、あのっ……海風よ多分!?結構生臭いしっ!そそそそのっ……用事思い出したからっ、これで!」 「……なんやぁアレ?やけに走りづらそうにしとるし、便所でもガマンしとったんかいな。」 珍妙な物を見たような表情で大鳳を見送る少女。その視界から逃れた先で、大鳳は息を吐いて薄い胸を撫で下ろす。 「危ないところだっ……んうっ♥」 歩き出そうとし……股に覚えた刺激に身を竦ませる大鳳。そこから溢れる生臭い……雌の肉の匂いがより強さを増す。 素肌の上に履いたスパッツ、その薄い生地の下……大鳳の秘所は、その淫らな口を全開にしていた。 腕より径の太い透明な樹脂の筒が膣口を開き、薄い布地の下では無防備な膣内が丸見えになるという状態。 「提督、無茶苦茶なこと命令するんだから……」 拗ねた口調を零しつつ……秘所はしっかりと発情し、潤っているのであるが。 樹脂筒の奥から垂れ下がり、スパッツの生地に擦れそうなほどせり出した子宮口など弄って欲しげに常にヒクついてすらいる。 秘所とスパッツの布の間に生理用具を敷いていなければ、子宮頸から垂れた汁で着衣はお漏らししたようになっていることだろう。 「でも。ふふっ、帰ったら……どんなご褒美くれるのかな?」 幼い体躯と裏腹に牝そのものの艶然とした笑みを浮かべる大鳳。 その思考は既に、帰還後に伴侶から施される子宮への悦楽の予想に浸り切っていた。 ~余談ここまで~ 706 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 21 00 45 ID 4iXjOH8U 以上です。この場お借りしましたことにお礼を。もしお気に召して頂けましたなら僥倖です。 健康的な女の子が実は服の下では変態的な調教済みで発情してるってシチュは好みですね。 また適当に何か書こうと思いますのでその際はどうぞよしなに。 707 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 21 56 28 ID 9LGGZvoY 乙でした 大鳳はなんて言うか、こう、純愛もアブノーマルもいける扱いやすい素材のような気がします(持ってないから書けないけど) 708 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 23 09 25 ID awyg2Chc 川内が改二になってからというもの、知らん間に布団の中に忍び込まれる妄想が止まらないんだけど誰か文章にしてください 何でもしますから 709 :名無しの紳士提督:2014/06/30(月) 00 03 55 ID EX59/tDM 701 乙っした 710 :名無しの紳士提督:2014/06/30(月) 02 51 15 ID k64s3GR6 ん? 711 :これは乗らざるをえない:2014/06/30(月) 02 58 07 ID NoLpRaBI 今 712 :名無しの紳士提督:2014/06/30(月) 06 35 28 ID lOLdCQqI なんでも 713 :名無しの紳士提督:2014/06/30(月) 06 59 49 ID jDUDSYgI するって言ったよね? 714 :名無しの紳士提督:2014/06/30(月) 11 54 22 ID NoLpRaBI えっ夜戦(難聴)? 715 :名無しの紳士提督:2014/06/30(月) 20 01 49 ID u6hWyaeY ここの表現微妙だなー そういえばあのSSに上手い使い方があったはず ↓ ふう… ↓ 書くのマンドクセ( A`) 何故なのか 716 :名無しの紳士提督:2014/06/30(月) 20 05 42 ID JSr929OA なんだこのアマ!?(驚愕 717 :名無しの紳士提督:2014/06/30(月) 21 55 37 ID hF8/atXI 708 おらしゃぶれよ。 その日、提督はいつもより早く布団に入った。 うとうとし始めたころ、突然布団の中に何者かが滑り込んできた。 その何者かは提督にぴったりと体を寄せ、その息が耳にかかるほどの距離から囁くように告げた。 「提督。夜戦しよ!」 「……何をしている?」 開かれた提督の目が侵入した川内をその視界の中央に捉える。 もぞもぞと上半身だけを起こした提督に、川内は小首をかしげている。 「間違えた」 「ようやく気付いたか」 「ドーモ、テイトク=サン。川内再び改善デス」 フートンへの侵入者はそうアイサツした。古事記にもあるニンジャのイクサにおける礼儀である。 聡明な諸氏は既にお気付きであろう。川内再び改善はニンジャなのだ! 「アイエエエエエエ!ニンジャナンデ!?」 突然のニンジャとの遭遇に提督はNRSを引き起こししめやかに失禁した 「―って感じになる筈だったのに」 「そこかよ!この歳で失禁してたまるか。忍殺のあれはニンジャであって忍者ではない。だからお前を見ても失禁しない。いいね?」 「アッハイ」 などとどうでもいいやり取りをしている場合ではない事を提督は思い出した。 「で?改二があからさまに忍者だがら寝首をかこうと?」 川内は首を横に振り、提督の目をまっすぐに見つめて答えた。 「提督の寝ている布団に潜り込めば房中術っていう夜戦を教えてもらえるって」 「ふぁ!?」 提督はこの時、完全に眠気が吹き飛んだ。 「誰だそんなこと言ったのは……いや、言わなくていい」 そう言うなり提督は枕元から万年筆を取ると扉に向かって投げつける。 ダッという音と共にそれが突き刺さった扉の向こうから、誰かが走り去る音が聞こえてくる。 718 :名無しの紳士提督:2014/06/30(月) 21 58 58 ID hF8/atXI 「提督?」 「気にするな。お前に吹き込んだ奴だ。青で始まって葉で終わる重巡」 敵ではないと分かると川内も気にする必要はないと考えたのだろう。 「提督。私にその房中術っていう夜戦教えて!」 「お前……意味分かっていってるのか?」 まっすぐに見つめながら小首をかしげる川内の耳に房中術とは何かを囁く提督。 ピクリと川内が固まり、耳が真っ赤になる。 「さて、じゃあ教えようか」 「え?やっ、あのっ……ちょ、待って……!」 すっと提督の手が川内の腰にまわされる。 そのまま横になる動作で川内を寝かせ、両腕の中にしっかりと抱きしめる。 「いやあの……提督…」 「嫌か?」 提督の声に腕の中からもじもじと答えが返ってくる。 「い……嫌じゃ、ないけど…」 最後の方は聞き取れないぐらい小さな声だったが、それが終わるか終らないかの内に提督は再度川内を抱きしめる。 「女の体ってどうしてこんなに柔らかいんだろうな」 腕の中で大人しくなった川内の顔を自分に向けさせると、その柔らかい唇に自分の唇を吸いつける。 「んっ……」 二人の舌が絡み合い、唾液がお互いを行き来する。 「んっ……んっ…」 当初はされるがままだった川内だったが、自分の腕を提督の背中にまわし始める。 やがて提督が口を開放すると、川内は熱っぽい潤んだ目で提督を見ていた。 「んっ…はぁ……提督、何を……したの?体が……熱い」 「なに、まずは見本だ」 提督はにやりと笑い川内を再度抱き寄せた。 青葉への罰はひとまず見送ろうかなどと考えながら。 本番が思いつかないのでここまでですいません。 くのいちは返り討ちが一番おいしいってばっちゃが言ってた。 719 :名無しの紳士提督:2014/06/30(月) 22 06 12 ID jDUDSYgI 夜戦ニンジャ=サン乙! 720 :名無しの紳士提督:2014/06/30(月) 22 51 58 ID tUlgKBRU ドーモ作者=サン 読者です、作者乙するべき慈悲はない 721 :717:2014/06/30(月) 23 47 27 ID hF8/atXI 先ほどのSS 717に誤字がありました。 ×→「で?改二があからさまに忍者だがら寝首をかこうと?」 ○→「で?改二があからさまに忍者だから寝首をかこうと?」 尚、作者は憲兵によりケジメされましたのでご安心ください。 722 :名無しの紳士提督:2014/06/30(月) 23 57 28 ID d9wcjKM2 オツでした 改二=サンはマジベッピン 723 :名無しの紳士提督:2014/07/01(火) 01 13 52 ID 1bfkRQ/A ドーモ乙です センダイさん「くらえ!ヤセンジツ」 http //kancolle.x0.com/image/75946.png http //kancolle.x0.com/image/75945.png 724 :名無しの紳士提督:2014/07/01(火) 14 30 28 ID 4TSNf.FE 2Pカラー?だと?! 725 :名無しの紳士提督:2014/07/01(火) 21 07 17 ID XQE8sXy6 デカい暁好きな人いますか? 726 :名無しの紳士提督:2014/07/01(火) 21 27 48 ID .5jq01Zs 肉体的にレディーな暁ってこと? 暁ちゃんならちっぱいでも大きくなってもどっちも好きよ 727 :名無しの紳士提督:2014/07/01(火) 21 36 19 ID DOXsqIew ビスマルクちゃんも好きですし 背や胸が大きくなった暁ちゃんも好きです 728 :名無しの紳士提督:2014/07/01(火) 23 37 37 ID 1bfkRQ/A 727 あ、アラサー艦娘シリーズ… 他の姉妹は海自で順調に排水量が成長したのにねー あかつきはこれだからねー http //www.jaxa.jp/projects/sat/planet_c/index_j.html 本スレに投下来てたね 729 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 09 54 42 ID Ri0XlcJ2 とねねーさんは監察してるだけで元気を分けてもらえる感がよいな 730 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 12 06 55 ID zrgId00Y ドーモ憲兵です 利根サンの監察に来ました、提督に対する淫行条例違反行為に関する件です 慈悲はない 731 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 12 42 10 ID .oNLBGak アイエェェェ監察ナンデ?! ×監察○観察 忍殺はご勘弁を 732 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 13 09 37 ID 2CAXUzBI 龍鳳も忍殺語言ってたな あと瑞鳳が忍殺語ではないが流行語使っていたな 733 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 13 27 06 ID zrgId00Y 732あったっけか? 村雨の 主砲も、魚雷も、あるんだよも流行語か 忍殺とコラボキテル! 大戦略Webくらい節操のないコラボしてもいいのよ ストライクウィッチーズ 乙女たちの戦場2 うぽって!! サクラ大戦 ビビッドレッド 宇宙戦艦ヤマト2199 大正野球娘←ファッ!? 734 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 14 21 11 ID kumZ5OlQ 両者に、少なくとも片方にはコラボするメリットが必要だからなあ アルペジオはいろいろ偶然が重なってできたコラボだろうし、少なくとも現在進行形でアニメやってるとかじゃないと無理じゃね あ、ニンジャスレイヤーはアニメやるんだっけか…うーん 735 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 15 06 31 ID CECzH3AE ストパンは第三期やOVAするらしいからコラボの可能性は高いな 736 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 18 53 04 ID jDD6CNVI 735 いや、艦載機扱いしようにもたしか扶桑組しか発艦出撃してない気が しかも戦艦から出てくるし 航空戦艦の時代か? 737 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 19 09 40 ID 253RMbEs コラボ企画なら鋼鉄の咆哮とコラボして荒覇吐にひぎぃされる展開をですね 738 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 19 12 40 ID ztfcFu8o ストパンとコラボしたら 赤城さん沈められちゃうわ 大和が空飛んじゃうわ 739 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 20 50 17 ID 0BhS5wV. ストパンとコラボしたら艦娘の服装の下がかわります。 740 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 21 28 59 ID EyR1sHZY 715 表現一つでも艦娘によって男性器の呼び方とか違うだろうしな あと相手となる男=自分として考えた場合にちょっと気恥ずかしいとかもあるし 普通は使わないような形容表現が出てくることもあったりするけど 741 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 21 30 42 ID 5XEXHkvg 一部の艦の着衣が暑くなるな、はいてない的意味で 742 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 22 20 03 ID CECzH3AE もうスボン履いてない子いるんですけど! 743 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 22 22 33 ID 2CAXUzBI 733 アッハイとか言っていたような 742 はいてない子にはかせるとかレベル高いな 744 :名無しの紳士提督:2014/07/02(水) 22 23 48 ID J/UWSg.M 逆にズボン以上のスカート穿きだすんじゃね?艦これ世界合わせで。 745 :名無しの紳士提督:2014/07/03(木) 18 42 47 ID qXA/20Bk 628 ドナドナ~ http //kancolle.x0.com/image/76236.jpg 746 :名無しの紳士提督:2014/07/03(木) 22 08 13 ID .eFdr5/Y 本スレのほうが活気づいてきてうれしい限り NG活用すれば荒らしの脅威は無いも同然w 積極的に帰省したいですねぇ 747 :名無しの紳士提督:2014/07/03(木) 23 13 05 ID qXA/20Bk とりあえず様子見 運営のTwitterアイコン変えるのは毎月する気なのかね 748 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 00 29 10 ID SSXIOcew まあ本スレは活気づいたように見えて、その実荒らしが複数IDで暴れてるだけだからねぇ。 SS投下されたら、乙言って感想言って、SS投下されなきゃエロ込みの雑談して、そっからSS出来たりして、 といったことの繰り返しのがエロパロスレの正常な流れからしたら、 まだまだ様子見だねぇ。 749 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 00 38 57 ID msGKDfgE まー投下する人が決めればよろしい 明石さんの話が小ネタのみという現状を なんとかしてくださる方はいませんか~ 750 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 00 47 51 ID DNtFfFM2 本スレ戻りましょうって呼びかけがたまにあるけどそんなに本スレが好きなら本スレにずっとこもってればいいのに 749 明石さんの思いついたネタを書いたら誰か書くかもしれないぜ 751 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 00 52 03 ID drkX0tsc 向こうで荒らしつつこっちで帰省を呼びかける事だってできるだろうしな 752 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 01 11 15 ID G4Z4ZlIE 寂しがり屋さんめっ 753 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 01 34 43 ID prmJnOQo 750 見た目は特徴的なのに、言葉遣いに特徴がないから作りにくいのでは? http //kancolle.x0.com/image/76302.jpg 千川ちひろと同じようなキャラのはずだが… 本スレへの対応は削除依頼と誘導コピペでいいんじゃないのかね 754 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 12 33 47 ID m3AAQy0c そんな奴いないとまで言われた青崎すみれ中将(島風漫画の女性提督)よりはマシだろう 艦娘や深海棲艦以外の名ありキャラとか男女関わらず貴重だ 755 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 15 02 24 ID fKYx6Ld6 754 見てないから知らないが何かあったのか? 一方米帝では… 米海軍は1日、ワシントン近郊のアーリントン国立墓地で式典を開き、黒人女性のミシェル・ハワード中将を制服組ナンバー2の作戦副部長(大将)に昇進させた。240年近い米海軍の歴史で、女性の大将は初めて。 ハワード氏は1982年に海軍士官学校を卒業。99年に黒人女性として最初の米海軍艦船の指揮官となるなど、海軍内で女性のキャリアを切り開いてきた人物として知られる。直近は作戦本部で作戦・計画・戦略担当の次長を務めていた。米陸軍と空軍は既に女性の大将が誕生しており、海軍でも早期の実現が期待されていた。 756 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 17 15 02 ID DNtFfFM2 大和様でてないのに武蔵たま追加とかぁ… 実装される前に大和様をだしたかった 757 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 18 27 50 ID cphwx422 武蔵の投下が増えると 期待して良いんですね隊長 758 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 19 44 40 ID fHcxt3rE 何故かビスマルクにはボンテージ姿のイメージがある 提督を調教しようとして返り討ちにあってヒイヒイ言わされる流れ 759 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 22 32 51 ID izJRMkbU 武蔵って20発ぶちこむと轟沈するんですよね?(ゲス顔) 760 :名無しの紳士提督:2014/07/04(金) 22 44 07 ID SSXIOcew 武蔵と野郎二人で3Pだと一人頭10発か。 3人で輪姦だと一人7発位で済むが。 まあそれ位ではすまんだろうなぁ。 761 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 01 46 35 ID KRgYaiNo 759 転覆して一転攻勢されます ヤマトなら転覆したら潜水艦になるのにねー 762 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 05 29 39 ID OAuKH2cY このゲームには野郎三人もいないという課題をクリアできるかだな 763 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 05 40 57 ID xSZWHf/E もがみんとレーベに付き合って…もとい突き合ってもらえばよかろう 764 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 08 55 05 ID OII39ad6 最上もレーベも生えてない。いいね? 765 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 09 06 37 ID KhZAbnnY 話はずれるが艦娘はほとんど無毛だと思う 稀に凄い剛毛がいるとは思うんだが……それが誰かはわからない 766 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 09 08 23 ID k9j0Zwfo みんなからそう言われるからもがみんは逆によく手入れしてるに決まってるだろ レーベは生える歳頃じゃないしな 767 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 09 18 41 ID hvZGCN8g 762 ナニかが生えるてくる薬を使おう(提案) レーベは知らないけど、ビス子ちゃんは生えてるけど剃ってるって言ってたよ 768 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 09 36 41 ID 7rIl3pJI 762 3人兄弟でようやく1人前の毛利の矢な提督にするとか 或いはドックを建造してる土建屋のモブオッサンでもでっちあげるとか 個人的にはふたなりでも一向に問題ないが 769 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 10 19 00 ID k9j0Zwfo 全艦隊をまとめ第1艦隊が直属の提督と2~4艦隊それぞれの司令官で分ければええねん 770 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 14 46 48 ID /e1pqf8Y 767 イオナ「ナノマテリアル~」 ふたなりもがみんが下半身の導きのままに鎮守府で無双する物語 771 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 15 29 29 ID cLDy9JmY クックック黒マテリア 772 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 17 31 51 ID xSZWHf/E 初雪と磯波は割と生えそろってるよ ていうか吹雪型は叢雲さん以外基本生えてるよ 773 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 17 33 26 ID /e1pqf8Y 女性提督が捕まってあれこれされるシチュ 酒匂救出の為、離島棲鬼に挑むも返り討ち、撤退に失敗し女提督が捕虜にされてしまった! 女提督「くっ、殺せ!」 離島「フラグオツ」 数時間後 離島「モウオヨメニイケナイ…」 女提督「所詮は海産物ね、ゴスロリは新鮮だったし、まあまあ良かったわよ」 日夜業務の傍ら、上は戦艦、下は妖精相手に、ネコからタチを一人でこなす百戦錬磨の女提督に深海の引きこもりが挑んでタダで済む筈がなかった 774 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 17 42 20 ID VaVpyO4c って思ってたらあっさりタダで済んでアヘ顔Wピース堕ちのビデオレターを鎮守府に送りつけられる♀提督というオチ 775 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 17 55 48 ID pR1NqpJ6 妖精さん相手とか何Pなんですかねぇ 776 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 18 11 27 ID z3gWQxOo 暁型と4Pしたい 777 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 18 16 18 ID xSZWHf/E 誰をハブった?正直に言いたまえ 778 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 18 17 53 ID IvpLGEYU 776 お前は何してんだよww 779 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 18 22 51 ID KhZAbnnY 第七駆逐隊に伊東ライフゲームされたい 780 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 18 41 28 ID hvZGCN8g 暁型の4pを見てるだけという高度なプレイなんだろう 781 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 20 00 07 ID XzVntAiM といって女女やふたなりとかの投下用スレは現状ないしねぇ 百合スレあるといってもSS投下するスレじゃない感じだし 782 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 20 02 42 ID 7rIl3pJI 渋のSS機能でも使ったら?あそこなら百合レズタグつけとけば何でも問題なかろ 783 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 20 05 56 ID xvoMIhAE 781 百合スレは限定コミュの雑談スレと化してて正直きもいわ。 まああんまよそのことは言えんかもだが。 784 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 20 12 10 ID /PAUqHWE 百合スレはいつでもSS投下ウェルカム てか別に何だってここで投下してええんやで、注意書きさえ付ければ 785 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 20 13 45 ID xvoMIhAE 784 そういわれてもあの雰囲気は正直生理的に無理やわあ 786 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 20 34 04 ID AsW9wkZQ そんなにヤバイとは思わんけど いきなり投下しますーてのもねぇ ここに百合雑談投下スレでも建たないかしら(チラッ 787 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 21 39 45 ID pR1NqpJ6 一応エロパロの避難所ではあるけども少々特殊なものは嗜好に合わせたスレがあってもいい気はする もちろん相談してからだけど って、管理スレ向きの話かな?これは 788 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 21 41 52 ID xvoMIhAE 787 細分化しても更に過疎るだけなんでないの? 自己責任でごった煮でいいんじゃないか? 789 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 21 46 07 ID pR1NqpJ6 788 それもそうなんだよね まあ個人的には投下のときに予告して、嫌な人はNGでいいとは思うんだけども 百合まで行くと嫌な人は絶対嫌だろうから分けたほうが波風立たないかなと思わなくも無かったので なんかごめん とりあえず20発ぶちこまれる武蔵ください 790 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 22 03 58 ID 8vmhbsLs では改めて宣言、百合レズふたなり女性提督等も注意書きあればここへの投稿を制限しない、いいね? 慈悲はない もし反対の声多数ならその意見をもって別スレの建造を検討していただこう つっても百合書ける人なんて僅かなのかもしらんが 791 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 22 07 05 ID xvoMIhAE 790 いいんじゃないの? 反対意見でスレ建てするほど住人いないだろうし 荒れるようなら荒らす奴ホスト規制すればいいし 792 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 22 13 10 ID I31EczEs 俺はちゃんと注意書きしてくれるんなら別に良いかな 某所で嫁艦のSS検索すると百合タグつけてない百合作品が多くマイナス検索が役に立たない有様で、目にもしたくないってのが本音だが、排斥したいってわけじゃないし 793 :名無しの紳士提督:2014/07/05(土) 22 13 11 ID 8vmhbsLs じゃあ丸く収まったところで とりあえず20発ぶちこまれる武蔵ください 794 :名無しの紳士提督:2014/07/06(日) 00 20 42 ID hxkB39FU 792 とりあえず投下前に注意書きすることと 気に入らない場合はスルーしてください マナー違反した場合はレス削除及びホスト規制を行う場合があります と釘を刺しておけば大丈夫かと思われ 795 :名無しの紳士提督:2014/07/06(日) 02 01 58 ID QDzU.LM6 雑談したいなら百合スレあるからそっちでやれば食いつく人多いんでないの? それとも百合の話はしたいけど百合スレの雰囲気が嫌だからここで百合スレたてて欲しいってこと? 元々あるのにここで新たに立てる必要性がないと思うんだが 向こうも保管庫ができるくらいSSがたまに投下されるんだし完全百合なら同じ趣向の人たちがいるところの方がいいでしょ ふたなり系は百合スレだと歓迎されてないから、ここで注意書きつきで投下すればいいし 796 :名無しの紳士提督:2014/07/06(日) 03 14 03 ID ElZeOOUE 754 これなら霧島さんでいいよね http //kancolle.x0.com/image/77018.jpg 後、これ朝潮漫画だよね 797 :名無しの紳士提督:2014/07/06(日) 03 15 29 ID BbvXB54o 795 百合スレは文字通り百合、しかも艦娘同士しか受け付けないのよ 女性提督やふたなりはいい顔されない 798 :名無しの紳士提督:2014/07/06(日) 03 16 45 ID BbvXB54o すまん、レス前半しか読んでなかった 799 :名無しの紳士提督:2014/07/06(日) 03 17 58 ID ODeoOvYU 796 右上の愛宕の笑みが正直怖い 800 :名無しの紳士提督:2014/07/06(日) 03 23 19 ID a6knwQ4U 世の中には男性向けの百合というモノがあってだな そういうのに拒絶反応しめして叩く奴がいるわけですよ そういうのがいるところには行きたくないし投稿もしたくないの
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閲覧合計: - 忘備録的に色々と。 初回について ルールについては「着任の書」のみで実施する。 艦娘については、その他の書から引用は許可。ただし、初回はルールはあくまで着任のみ。なので、潜水艦は制限とかある。 実施場所等について 実施には「どどんとふ」を使用する。 最有力は以下の「如月翔也の「どどんとふ」公開サーバー」にて実施。 理由は、その後に書いている、「キャラクターシート倉庫」との連携が可能なため(確認済) http //trpg.gigafreaks.com/dodontof/DodontoF.swf …なのだが、鯖が重すぎる為に断念。 現在は、次の場所にて実施中。 http //ddntf.museru.com/DodontoF/DodontoF.swf 前回使用ルームはNo.431 http //ddntf.museru.com/DodontoF/entrance.php?loginRoom=431 ハウスルール 深海棲艦について。 中破時 ●判定に修正はなし ●種類が艦載機や魚雷の装備アビリティが使用不能(ただしフラは除く) 大破時 ●判定にマイナス1の修正(≒艦娘の回避判定時に+1補正) ●種類が艦載機や魚雷の装備アビリティが使用不能 で、様子を見る。 で、艦娘データについては以下の場所にて登録運用をお願いしたい。 https //character-sheets.appspot.com/kancolle/ 参考:多摩 https //character-sheets.appspot.com/kancolle/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY79yHJAw というあたりで、ざっくりやっていきましょう。 スケジュール表として、下記を。 希望者は記載宜しくです http //densuke.biz/list?cd=4v7bkAQtmQgZGWLM ↓とりあえず、扱いたい艦娘データとか置いて貰えると、反映させます。 https //character-sheets.appspot.com/kancolle/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuJTmIww -- 夕張 (2016-02-28 21 23 31) 名前 コメント
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登録日:2018/03/16 Fri 01 26 27 更新日:2024/03/21 Thu 20 43 55NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 アイアンボトムサウンド アニメ アニメ映画 シリアス トラウマ ネタバレ項目 ハッピーエンド 劇場版 劇場版 艦これ 変色海域 帰還 後日談 感動のラスト 映画 海色 涙腺崩壊 田中謙介 真の最終回 真の最終回←1期の 艦これ 艦これメディアミックス項目 艦隊これくしょん 花田十輝 草川啓造 鬱展開 鬱展開の嵐 鬱燃展開 【注意】この項目は重大なネタバレを「多く」含みます。未視聴の方はお手数ですが、ブラウザバックすることを強くお勧めします。 この夜の海。その先に——。 『劇場版 艦これ』とは、艦隊型育成ゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』の劇場アニメ作品であり、同ゲームのTVアニメ版第一期の続編。角川映画40周年記念作品。 2016年11月26日公開。 【概要】 アニメ第一期最終回のラストで続編の制作が発表され、2015年8月9日に行われたイベント「第二回『艦これ』観艦式」において劇場版の制作が発表された。 TVアニメ第一期終了から1年半以上経って公開された第一期の悲劇から戦々恐々されていた待望の劇場版で、TVアニメ第一期の完結編。 第一期の完結編なので第一期を前以て視聴しておくことが望ましいが、最悪「如月が第一期3話で沈んだ」事さえ知っていればそれ以外の第一期の前知識がなくても話は飲み込める。逆に言えば、劇場版は第一期を補完する内容となっており、深海棲艦の正体や吹雪が「特別な艦娘」である理由など、第一期で回収できなかった伏線に触れられている。 コミカルな場面が多かった第一期とは打って変わって終始シリアスな雰囲気となっており、視覚的にも精神的にもエグいシーンが多い。しかし、ストーリーに一貫性があり、目立ったキャラ崩壊も無いことから劇場版の評価は比較的高い。 脚本は花田十輝と田中謙介の2名。 主題歌は西沢幸奏の「帰還」。西沢氏はTVアニメ第一期EDの「吹雪」も担当していた。 ちなみに『劇場版 艦これ』とは略称ではなく正式タイトルであり、タイトルロゴにある「艦隊これくしょん」は含まれていない。 DVD/Blu-rayは2017年8月30日発売。『限定仕様』には、劇場公開版である『一六式盤』に加え、新規編集&新規カットを追加した『一七式盤』が付属する。 なお、劇場版の製作発表と同時にTVアニメ第二期の製作も発表されていたが、こちらは新作アニメとして2022年に『「艦これ」いつかあの海で』のタイトルで放送されており、TVアニメ第一期および劇場版とは直接的な繋がりは無い。 …というか、「いつ海」は史実では第一期および劇場版メインメンバーの大半が沈んでいるという過酷な状況から物語が開始しているので、繋がりがあったら劇場版は事実上のバッドエンドになってしまう。 【あらすじ】 MI作戦成功から月日は流れ、ショートランド泊地を拠点にし、南方海域へと進出していた艦娘達。 鳥海率いる第8艦隊が、敵の輸送船団を壊滅させると、かつて轟沈したはずの如月が海面に浮上し、それと同時に謎の声が聞こえる現象にも遭遇する。 同じ頃、海が赤く変色する「変色海域」という現象が、鉄底海峡「アイアンボトム・サウンド」を中心に発生していた。 そして遂に、艦娘達は深海棲艦を殲滅するべくアイアンボトム・サウンドを目指すことに―――――。 【登場人物】 提督は第一期であまりに悲惨な扱いだったため左遷中部海域への作戦指揮中により不在となっている。 また、基本的に公開当時実装されていた改二は一部を除いて全員に反映されている。 何故か2022年現在も改二未実装の青葉まで改二になっており、当時改二未実装だった敷波も劇場公開時は改二の制服を着ていたとか。(*1) 吹雪 CV 上坂すみれ お馴染み主人公。 第一期最終回の後からさらに練度を重ねたようで、本作では改二となっている。 変色海域で彼女の艤装のみ、一切のダメージを受けなかった。 どういう訳か、現在の鎮守府に所属する前(=第一期1話以前)の記憶が残っていない。 また、映画が始まって早々唐突に轟沈する様子が描かれていたが…… + 以下ネタバレ 「カエリタイ…カエシテ…」 実はかつて、アイアンボトム・サウンドで轟沈していた。 その時は自身の強い思いから海の上に戻ることができたが、その際に二つに分離してしまい、その片割れが悲しい記憶を背負ったまま海底に沈み、長い年月をかけて深海棲艦と化した。 変色海域の中心に飛び込んだ吹雪は、そこで深海棲艦と化した自身の片割れこと深海吹雪棲姫(*2)と対峙。 深海吹雪棲姫の触手に締めつけられ、自身も深海棲艦へと変化しかけるが、最後は深海吹雪棲姫を受け入れ、彼岸花の花畑の中でかつて睦月にしたように深海吹雪棲姫を強く抱きしめた。 「私、貴女の事も忘れない。私たち、歩き出せる……だから!」 それと同時に、変色海域は消滅し、周囲にいた全ての深海棲艦も一斉に消え去った。 全てが終わった後、自身はとある島に打ち上げられ、目を覚ますと艤装を解除しつつ、自分は生きていることを実感する。 そこで赤城達と合流し、文字通りの帰還を果たした。 それから月日は流れ、自身の所属していた艦隊名を思い出した吹雪は、出撃前にこう呟く。 「大丈夫だよ。私、必ず取り戻すから。静かな海を…。いつか…必ず…!」 静かな海を取り戻す為、今日も吹雪は第十一駆逐隊(*3)の一人として戦い続けるのだった。 なお、劇場版の展開を顧みると、第一期で物議をかもした提督のあれやこれやは、 「提督は吹雪の特異性を把握した上で自分の鎮守府に着任させた(特異性を知っているので優遇するのも当然)が、その特異性を言うわけにはいかなかったので苦しい嘘をつかざるを得なかった」 或いは、 「提督はかつて本当に吹雪とケッコンしていたが、吹雪の轟沈によって死別しており、ケッコンの記憶のない吹雪に直接それを告げるわけにはいかなかったのでああいう言い方になってしまった(*4)」 と解釈できるようになり、結果登場してもいないのに提督の評価がある程度回復した。もちろん第一期で説明しろよとのツッコミも多かった また、第一期OPの『海色』の歌詞は記憶を失った「私」が「あなた」と再び巡り会い、共に進もうとするという内容になっており、 劇場版を顧みると、その本質は吹雪と深海吹雪棲姫の対決と救済を描いた曲であった。 実際、吹雪と深海吹雪棲姫の会話は『海色』の歌詞から引用したものがいくつか見受けられる。 睦月 CV 日高里菜 お馴染みアニメシリーズでは「にゃしぃ」とか言わない吹雪の親友。…というかこの映画の真の主役。 彼女もまた練度を重ねたようで、本作では改二となっている。ただし、ゲームのイラストとは違い胸の三日月のブローチが付いていない。 第一期で悲劇的な別れを経験した如月と、思いがけない形で再会を果たすが…… なお、予告編では「でも吹雪ちゃんが!」と言うが、実際の本編では言ってない。 + 以下ネタバレ 如月が深海凄艦になりつつある事を加賀達との会話で知り、彼女を救うには沈めるしかないという非情な現実を突き付けられ、号泣。 どうすれば如月を沈める事無く救うことができるか苦悩し続けるが、そんな中遂にアイアンボトム・サウンドへの出撃が決まる。 その際、「私が出撃メンバーに選ばれるとは思わなかった」とメタい発言をする。 変色海域での戦いでは、自身もまた轟沈寸前のダメージを負い、ネ級にトドメを刺されそうになる。だがそこへ、深海凄艦になっても自我を保ち続けた如月が駆け付け、窮地を救われた。 そして、変色海域の中心部へ向かおうとする吹雪をアシストしつつ、如月と共に深海凄艦に立ち向かった。 余談だが、ネ級からトドメを刺されそうになった時にアイアンクローを喰らっているが、その意趣返しか「いつかあの海で」ではネ級が足柄にアイアンクローを喰らってトドメを刺された。 やがて全てが終わり、次々と消滅する深海凄艦と共に消えていく如月を看取り、かつての約束を果たす事を涙ながらに誓い合った。 しばらくはその場にいたようで、他の面々と異なり吹雪と合流することは無かった。 なお、如月との別離の場面では睦月が放り投げた12cm単装砲と如月が手放した12cm単装砲が寄り添うように並ぶ描写があり、 ゲーム中最弱主砲が涙腺崩壊を演出するというまさかの展開になった。むしろこの決戦で12cm単装砲で戦い抜いた睦月と如月に突っ込むべきなのか、それともアーケードみたいにガワだけで中身は別の主砲だったのか それから月日は流れ、出撃する吹雪に自身の作った戦闘糧食おにぎりの包みを手渡して見送った後、別に取っておいたおにぎりの包みを携えて、海岸へ向かう。 そして、そこで彼女を待っていたのは…… 夕立 CV タニベユミ お馴染み吹雪の友人。彼女は第一期第9話で既に改二になっている。 マイペースで呑気なところは相変わらずだが、アイアンボトム・サウンドでの戦いでは無双する。 赤城 CV 藤田咲 お馴染み大食いおっとり一航戦にして吹雪の憧れの人。同じ声の本来の憧れの人の出番はいつ海までお預けとなった 加賀と共に艦娘と深海棲艦の戦いの真実を吹雪達に語る。 加賀 CV 井口裕香 お馴染みクールな一航戦の急に歌う方にして赤城の相棒。 今回は彼女の意外かつ壮絶な過去が明かされる。 また、今回初めて瑞鶴を名前で呼んだ。あと、第一期ではさん付けしていた吹雪を呼び捨てするようになった。 声帯の妖精さん曰く瑞鶴にデレた + 以下ネタバレ 「それはとても…悲しくて辛い事だから」 実は一度轟沈したが深海凄艦化した過去がある。 深海棲艦時代はヲ級として、「カエリタイ」という心に残った未練のままにかつての仲間たちと交戦し、そして…… しかし、回想場面だけだからって鬼とか姫じゃなくてヲ級っていくら何でも酷すぎませんかね 当時の記憶が残っており、「轟沈した艦娘は深海凄艦へと変化し、それが倒されることで艦娘として戻ることが出来る」という事実を吹雪達に語った。 同時に、深海凄艦となりつつある如月を救うには沈めるしかない事を睦月に伝える。 瑞鶴自身も忘れている彼女の過去を知っている節があり、吹雪の過去も大体は察していた模様。 瑞鶴を何かと叱責するが、どう見ても「後輩が心配で仕方ないがために、ついキツく言ってしまう先輩」である。 実際、瑞鶴が己の軽率な言動を反省したり、瑞鶴が赤城のピンチを救った時は物凄く嬉しそうにしている。 この先輩、ツンデレ過ぎる。 瑞鶴 CV 野水伊織 お馴染みツンデレ五航戦。姉の翔鶴も登場する。 加賀との関係はTVシリーズよりは良好になったものの、まだ若干ギクシャクした雰囲気の様子。 + 以下ネタバレ 彼女もまた、一度轟沈し深海凄艦化していたらしい描写があるが、自身は既に記憶が残っていない模様。 この伏線回収は一年以上後に別の世界線で行われることになる。 金剛 CV 東山奈央 妹たち(比叡、榛名、霧島)と共に登場する。というか今回の金剛型のメイン格は比叡と霧島である。劇場版には提督がいないので提督LOVEを封印している。 龍驤や二航戦と共に変色海域を調査し、最終決戦では榛名と共に一航戦・五航戦と艦隊を組んで参戦。 + 一七式盤では 撤退中に深海棲艦に取り囲まれて絶体絶命の危機に陥った比叡達の下へ榛名と共に颯爽と駆け付けた。 本作を誰一人轟沈させることなく無事ハッピーエンドへと導いた影の功労者その1。 なお、新規作画の艦載機の整備シーンまで描かれておきながら、一緒にいたはずの一航戦&五航戦は姿を見せない。夜戦な上に空母の夜間装備がなかった時代だから仕方ない 比叡 CV 東山奈央 第一期ではメシマズ金剛LOVEな戦艦として登場したが、劇場版ではシスコン要素が無くなっており、ストーリーに合わせて真面目なキャラになっている。 終盤の戦いで主力艦隊の旗艦に任命されてしまい、当初はまるで自信が持てずに迷いまくっていたものの、吹雪が覚悟を決めた進言をした事で覚悟完了し、 その後の戦闘では霧島が止めるのも聞かずに探照灯を照射して、中破しながらも大和の砲撃をアシストする活躍を見せた。 大和 CV 竹達彩奈 お馴染みドカ食いホテル支配人大和撫子な戦艦。 映画の序盤ではコック姿を披露し、ローストビーフを振る舞った。 終盤の戦いではアーケード仕様なのか旗艦なのに吹雪を庇って大破してしまうが、それでも睦月らと共に変色海域の中心部への道を切り拓き、吹雪を送り出した。 さらに大和が吹雪に語ったある言葉が彼女に己の存在意義を再認識させ、勝利へと導くなど心身共に吹雪をアシストした本作の裏MVP。 川内 CV 佐倉綾音 お馴染み夜戦バカ。本作では改二となっている。また、第一期では神通が三水戦旗艦だったが、神通が二水戦に異動しているので史実通り川内が三水戦旗艦になった。 妹の神通、那珂も改二となって登場するが、那珂はまともな台詞が「はい!」しかない。 + 以下ネタバレ 「夜はいいよねぇ……また夜に逝くのも」 後半の戦闘では三水戦を率いていたが途中で中破してしまい、合流した神通に後を託して同じく中・大破した比叡、霧島や弾薬切れを起こした北上、大井達と共に撤退することになるが 直後に深海棲艦に取り囲まれてしまう。 深海棲艦に追い詰められた状況に彼女は魚雷を片手に上記の台詞を不敵に呟くと、勝ち目のない夜戦へと挑んでいった…… という、川内提督真っ青の死亡フラグバリバリな描写だったが別行動中の金剛・榛名が救援に駆けつけた事により無事生還。 赤城達と共に帰還した吹雪を迎えた。 なお、上記の台詞を見直すと川内は自分が一度轟沈している事を認識しているため、 特に何も語られなかったが、川内もかつて深海棲艦化していた上にその記憶を保持している可能性がある。 軽巡水鬼のフラグが回収される日はいつになることやら 長門 CV 佐倉綾音 お馴染み提督の秘書艦。妹の陸奥も登場する。 提督不在の中、自ら作戦を指揮する。 艤装が損傷しない吹雪に、アイアンボトム・サウンド最深部に突入して謎の声の正体を突き止めるよう命じる。 最終決戦では泊地防衛に専念している…と思いきや? + 一七式盤では 深海棲艦に追い詰められて絶体絶命の危機に陥っていた神通達の下に颯爽と駆け付ける。 本作を誰一人轟沈させることなく無事ハッピーエンドへと導いた影の功労者その2。 間宮 CV 堀江由衣 お馴染み給糧艦。 映画の序盤では吹雪達に新作の餡蜜を振る舞った。 その後、アイアンボトム・サウンドへ向けて出撃する艦娘達を見送った。 鳥海 CV 東山奈央 第8艦隊の旗艦として初登場し、青葉、衣笠、加古、古鷹、天龍を率いる。 なお、姉である高雄と愛宕は第一期から引き続き登場するも、摩耶は登場せず。 ちなみに上記の通り青葉もしれっと改二になっている。しかし未だにゲームに実装される気配なし 天龍 CV 井口裕香 今回初登場のフフ怖さん。龍田も登場する。 第8艦隊の一人として、冒頭の戦闘では大活躍した。 ちなみに天龍と龍田の会話は別録りではなく、その場で演技を切り替えながら録ったとか 天津風、時津風 CV 小倉唯(天津風)、藤田咲(時津風) 吹雪から如月の容態を聞いていた。 時津風は「体の具合を調べる」と言って吹雪の服を脱がそうとした。 そこ変われ 如月 CV 日高里菜 第一期で轟沈した睦月の姉妹艦。 冒頭での戦いで全裸でドロップされ、睦月と感動の再会を果たす。 しかし、睦月以外の者に関する記憶が無かったり、突然意識を失ったかと思いきや無意識に港湾施設に砲撃してしまうなど、どこか情緒不安定な所が目立つ。 そして左腕にある謎の痣が広がりつつあり、これが後々彼女の運命を左右することに。 また、途中から睦月が着ていたのと同じパーカーを着用し、如月改二を思わせる姿になる。あと髪飾りを失くしている。 ある意味本作のトラウマ要員。 + 以下ネタバレ 「嫌ぁぁぁっ!?どうして落ちないのぉぉぉっ!?」 実は深海凄艦になりつつあった。 加賀が睦月達にその事を告げていたのをこっそり聞いてしまったこと、そして左腕の痣が徐々に広がっていくことで自らの変質に恐怖した彼女は水道へ駆け込み、何とかこすり落とそうとするも、当然ながら落ちることは無かった。 生みの親の草田草太も心を痛めたトラウマシーンだが、錯乱する如月の姿に変な属性に目覚めた提督も結構いた。 そして痣は遂に顔の半分にまで及び、頭から角が生え、髪の色も白く変化。その姿はまさに「深海凄艦」と呼べる姿だった。 やがて、出撃していった睦月を見送るが、直後に深海棲艦として完全覚醒(*5)。 それでも艦娘としての意識を保ち続けた如月は仲間たちを救うために睦月型の艤装を身に着けてアイアンボトム・サウンドに突入し、睦月の窮地を救う。 深海凄艦と化している故に変色海域のダメージを受けず、変色海域の中心部へ向かう吹雪をアシストしつつ、睦月・大和と共に深海凄艦と戦う。 どうやら姫級に覚醒していた(*6)らしく、睦月にトドメを刺そうとしたネ級を軽々と撃破。 皮肉にも、今回の彼女がすべてのメディアミックス作品で最強の如月と思われる。 本作を誰一人轟沈させることなく無事ハッピーエンドへと導いた影の功労者その3…だが結果的に第一期第3話で如月が沈まなかったら、深海如月の参戦がなくなるので劇場版はバッドエンドに終わっていた可能性が高い。 つまり認めたくないが例のヌ級は吹雪達の命の恩人になってしまう。 そして、吹雪が決着をつけた後は、次々と消滅する深海凄艦と共に、自身もまた睦月に看取られる形で消滅する。 だがその際、生前に交わした「戦闘後に話を聞く」という約束を果たすため、必ず戻ってくることを誓った。 それから月日は流れ、おにぎりの包みを携えて海岸を走る睦月を待っていたのは… 【設定】 変色海域 時間の経過によってどんどん拡大していく、真っ赤に変色した海域。 深海棲艦以外の生物は死滅し、艦娘でも徐々に艤装が損傷していくという死の場所。 この設定がゲームで使われなくてよかったと提督一同が安心した。 吹雪がショートランド泊地に到着した日を境に鉄底海峡「アイアンボトム・サウンド」にそれが発生していた。 ポイント・リコリス 変色海域の中心に位置するポイント。 ここに変色海域を発生させる「何か」が存在すると思われる。 深海凄艦化 轟沈した艦娘が辿る末路。 この世界では、轟沈した艦娘は深海凄艦へと変化し、それが倒されることで艦娘として戻ることが出来る。 が、同士討ちになった場合はそれが延々と繰り返されてしまう。 それを防ぐために、艦娘を一人も轟沈させずに深海凄艦を倒す事が、艦娘達の目標となる。 本作に登場した深海棲艦→艦娘になった面々の言動から基本的に深海棲艦から艦娘に戻った者は艦娘に戻るまでの記憶がなくなるが、稀に深海凄艦だった頃の記憶が残っている者が存在する。 なお、この事は情報統制されており、少なくとも駆逐艦には完全に伏せられている。 逆に空母の間では「深海棲艦だった記憶を持つ空母」の噂が流れていた模様。 追記修正は、深海凄艦化した方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 項目や公式に対する誹謗中傷や煽り、荒らし、ならびに荒らしや煽りへの反応は禁止されています。 ▷ コメント欄 [部分編集] 設定変更の嵐だからTV版見てないほうが入りやすいんじゃなかろうか -- 名無しさん (2018-03-16 08 03 02) 比叡さんがカッコ良かった(小並) -- 名無しさん (2018-03-16 08 09 18) 劇場の設備で作画と劇伴を楽しむつもりで観に行ったら普通に面白くて感激した。ソフトを予約注文した映画とかこれが初めてかも。 -- 名無しさん (2018-03-16 08 18 07) 一番最後のシーンってちょっと余計だったんじゃないかって思うんだがどうだろう。「いずれはこうなってくれる」ことは匂わせてるし、それで十分だったんじゃないかと・・・ -- 名無しさん (2018-03-16 09 42 38) いい映画だったよ。同じ年に2つほどバケモノじみた映画があったせいで印象に残りにくかったけど、天龍ちゃんの活躍は覚えてる -- 名無しさん (2018-03-16 09 57 47) 初っ端から鳥海の活躍見れたのに感激したわ。 -- 名無しさん (2018-03-16 10 59 32) 艦娘と深海棲艦の関係に関する公式の解答が提示されただけでも観た価値はあったかな。TV版がひどかったからあんまり期待してなかったけど面白かったよ。 -- 名無しさん (2018-03-16 13 21 16) TV版見ないで劇場行ったクチだけど必要な前提知識って「如月が沈んだ」だけじゃなかろうか -- 名無しさん (2018-03-16 15 55 06) 好きだし面白かったけどむしろ賛否両論であってほしい作品。如月の下りとか拒絶する人いて当然だしな・・・。1期で散々叩かれた点は片っ端から潰してたし2期も更に良くなってるといいが -- 名無しさん (2018-03-16 16 06 19) ↑2 同じくTV版見ないで行ったクチとしてはマジで如月が沈んだ事だけ知っていれば大体何とかなると思う。あと次点で「睦月がにゃしぃ言わない」 -- 名無しさん (2018-03-16 16 09 38) 那珂ちゃんのセリフが「はい!」(みんなと被り)だけ… -- 名無しさん (2018-03-16 18 44 35) 4DXで観に行ったけど動かないシーンが長すぎてな……無論戦闘シーンはゴリゴリ動いて楽しかったけれども -- 名無しさん (2018-03-16 18 45 35) 素直に好きだといえる映画だったなぁ。 如月の例のシーンは割と目覚めかけた -- 名無しさん (2018-03-16 21 19 49) ↑9 あくまでもアニメではこういう設定ってだけで、公式設定ではないけどね -- 名無しさん (2018-03-19 06 57 45) 荒らしコメントを削除 -- 名無しさん (2018-03-20 17 37 05) すごい嫌な話、あれだけ第八艦隊が派手に戦ってドロップ如月って、ボス前どころか一マス目くらいだよなって少し思ってしまった -- 名無しさん (2018-03-21 00 50 56) E7甲第一ゲージの空母BBAとかなら如月ドロップもあり得る(白目) -- 名無しさん (2018-03-21 01 09 24) 探照灯は旗艦の役目、ってのは分かる…分かるんだが… 古鷹の照射シーンが見たかった!! -- 名無しさん (2018-03-22 10 12 29) 賛否両論だけど期待しすぎずに(期待しないわけじゃない)見に行く分には普通に良作だと思う。ゲーム中でも艦娘と深海棲艦の設定が人によって違うからアニメ系列はこれ一本って設定に絞って作った方がいいと思うわ -- 名無しさん (2018-03-23 01 00 48) 海色の歌詞の英語部分が「彼女は素晴らしい旗艦だったがそれも過去のこと。彼女が最後まで諦めなかったのを海だけが知っている」と吹雪の轟沈を示唆してるのには感心した -- 名無しさん (2018-03-28 22 55 00) テレビ版の尻拭いって呼ばれがちだが、海色の歌詞から察するに大まかな内容はテレビ版放送の時点で出来上がってたんだと思う -- 名無しさん (2018-03-29 11 17 57) 良いよねw -- 名無しさん (2018-03-29 11 56 38) もしかしたら本来、テレビ版の終盤は劇場版の展開だったのかも -- 名無しさん (2018-04-07 06 42 29) ↑TV放送1クール分遅れてるし8把あたりで大きく変えたってあるからそうだと思う -- 名無しさん (2019-07-06 16 54 13) あれほど如月に悲痛な叫びをあげさせて一体何をしたかったのか未だに分からん -- 名無しさん (2020-09-04 15 57 40) 追記された文章って荒らし行為では? -- 名無しさん (2021-06-13 21 01 28) 金剛や加賀さんが出てくれただけで嬉しい。 -- 名無しさん (2023-03-30 18 13 52) 名前 コメント
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501 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 32 01 ID DFqw45e. 「やっぱり運がいいわね、北上さんは。天気が悪くなる前に入渠できたんだから……」 「大井?」 そこにある物は何だろう。 北上への羨望か。嫉妬か。安堵か。 それら全て? 「ねえ、提督……」 「大井……!?」 大井は伏せていた目を、やっと上げてくれた。 そこの水分を拭き取った覚えはないのだが、何故かそこも不自然なまでに水分がなく、 普段の綺麗な茶色がかった瞳が、今はまるで錆びに錆び切った鉄のよう。 その瞳がじろ、と向けられて自分は戦慄した。 「温めて、くれませんか?」 自分はすぐさま大井の肩に飛び込み、震える肩を鎮めるよう抱き締めた。 しかし、この後がどうしたら良いのか分からない。 温めるとは、具体的にどういう事なのだ。 暖房器具を使う? それとも今のように人肌で? あるいはこれよりも……。 「駄目ですよ。ここだと、誰か入ってきた時に見られます」 まるで私の頭でぐるぐる回っていた疑問のうちの一つにタイミング良く答えるように、 私の肩に顔を埋めることになった大井はこんな事を言う。 私の頭の中の声が聞こえていたのか? こちらが迷いに迷っていると、大井は待てないようにまた言葉を繋ぐ。 「これだけじゃありませんよね?」 直後、執務室の扉を施錠し、自分らは裏の寝室へ引き篭もった。 …………………… ………… …… 502 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 32 18 ID DFqw45e. 乱雑に退かした掛け布団が未だに邪魔だった。 蹴り落としてからはそれが汚れる事等考慮せず、この手に抱いた華奢な身体だけを念頭に置く。 装甲の損傷は激しく、背中はどこを擦っても素肌の手触りしかない有様だ。 「……、……っ、……っ、……ぁ」 口を重ねた時は息を止め、口を離した時は息を小さく吐く。 それは一つ一つがとても軽いので、短時間で連続して行える。 唇を重ねると言うよりは口を重ねると言う方が適切な程に、 尖らせずに交わすあっさりしたものだが、不満等なかった。 こいつが修理の名目でここにいるからなのか。 「……、っ……」 違う。 相手が大井だから、軽くても激しくても自分は十二分に満足だ。 「…………、はぁ……」 私の肩にかける大井の両手が、長めの接吻に悶える反応をしてかやや強張った力が入っているのが分かる。 口を離して目を開けた。 干潮だった大井の目には、いつの間にか並に水が戻って来ているようだった。 自分のした事が、功を成したらしい。 その様子に安堵する。 「時間は弁えなくて、大丈夫なのか?」 「……何言ってるんですか、外を見て下さい」 すぐ横に首を回せば、窓から外の空模様が伺える。 激しい雨が窓を叩き、耳を澄ませば風切り音も聞こえる。 「もうこんなに暗いじゃないですか。何の問題もないです」 確かに暗いと言えば暗い。 しかし、それは太陽を分厚い巨大な積乱雲が隠しているからだ。 真っ黒な本当の夜とは違い灰色。 サイドテーブルに置かれた時計の時針はまだ真下を通過していないのだが、大井は見る気は無さそうである。 また、見る気が無さそうなのは時計だけではなかったようで、 ほんの数秒だけ窓の外を見た後、逃避するように下に視線を落とす。 「私が沈んだあの日も、これくらいの台風があったんです」 「……そうなのか」 「はい。敷波ちゃんとはぐれないよう速度を落としていたら、潜水艦に機関部を……」 503 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 32 33 ID DFqw45e. 沈む時の様子はそのようなものだったのか。 生憎と日付や簡単な事柄が記されただけの簡易な経歴しか見ていない。 大井からして見れば、その印象的な光景と似たものがあれば、 非なるものでも重ねてしまう位には思うところがあるのだろう。 艦娘のように命を落とした記憶等持ち合わせていないので、自分は共感する事は不可能だ。 それでも、その古傷を舐める事なら可能だし、それが悪い事だとは思わない。 大井が修理を委ねるなら、自分は拒まない。 「カーテン、閉めて下さい」 拒まない。 邪魔者を入れないよう、しゃっとすぐに閉める。 日除けによって明るくない光は完全に遮断され、無感情な部屋の明かりだけが自分らを照らす。 外の騒音も聞こえなくなったのは、多分日除けの効果ではなかろう。 あまり放置するのも良くないと思い、大井の首筋に顔を近付けていく。 「んぁ……」 首筋に、くにゅ、と口を押し付ける。 大井は小さく震えた。 次に、露出している左の鎖骨に押し付ける。 その次は、左肩。その次は、左腕。 次々と熱を与えていく。 露出している部分をいやらしく狙って。 そういえば忘れていた所があった。 一旦口を離し、大井を見つめながら顔をそこへ近付ける。 「ぁ、っ……」 耳。 そこへ近付けようとした際、大井は目をぎゅっと瞑る。 しかし構いやせず、温かい息が出るような口を作り、肺から押し出す。 はーっ。 「っ!」 大井の両手が、私の上着の肩に皺を作る。 しかし知った事ではない。 寧ろ元に戻らない皺を作ってしまうような反応をさせてやろうか。 ぱく、と小ぶりな耳たぶに喰らい付く。 「ひっ……」 体温が低いとよく言われるここは、念入りに温めてやるとしよう。 耳たぶを咥え、そのまま離さない。 加虐心は更に猛威を奮う。 「……~~っ!」 504 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 32 47 ID DFqw45e. 挟んだまま唇をもごもご動かすだけで、大井は声にならない嬌声を漏らした。 私の肩に置く大井の手は、布地を掴んだまま握り拳になっているのがよく分かる。 舌を差し出して這いずり回り、中も温められないか試す。 「や、ぁ……、ぅ……」 蚊の鳴くような嬌声が何とか拾える。 満足しているらしい。 これを暫く行い、顔を覗き込んでみる。 目が合った。 それから物欲しげに小さく開ける口。 惜しまずに今一度同じ物を重ねる。 こちらの方にも舌を使う。 「ぅ、ん……、ちゅる、ちゅく、はぁ」 舌を出すよう命令等していないのに出してくるとは、温もりに飢えている証か。 できるだけ伸ばし、自身の所へと互いに引っ張り合い、外れたらまた絡ませ……。 こんな事をしているうち、唾液も分泌されていく。 それだけでなく欲も少しずつ分泌され、肩を抱いていた右手を頬に添える。 「ちゅ、えぅ、……」 それに反応してか、大井が離れていった。 目を開けてみると、同じくうっすらと開かれた目と合う。 名残りか色っぽく少しだけ出された大井の舌とは一瞬遅くまで唾液で繋がっていて、 感触が舌の先端に残っていながらも結局切れてしまったのが惜しい。 "この手は何ですか? 何かの演習ですか?" 目がこのように物を言っている気がした。 自分としては演習等ではなく、実戦のつもりである。 舌を引っ込めて目を瞑り直し、すぐに唇を奪う。 「んむ……!」 向こうが目を閉じていたか等知らん。 今度は舌を使わず、純粋な接吻でそのままにする。 鼻息なんか漏らしたら海に飛び込んで息絶えて溺死する位の気持ちで、息を止める。 加えて頬に当てた手を上下に非常にゆっくりと動かし、撫でる事で温めてやろうと考えたのだが、 大井の顔の熱よりも自分の方が熱いような気がしてきた。 柔らかい唇から熱を移されているのだろうか。 頭の中が曇るように靄がかっていくのは、 自分が息を止めているからか、脳がこの熱で溶かされているからなのか。 「…………っは! はあ……はあ……っ」 505 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 33 02 ID DFqw45e. 一分程の呼吸停止を終え、互いに肩を揺らして空気を取り込みにかかる。 くらくらする意識の中、大井の目を覗き込むと、すっかりそこは満潮になっていて、少し溢れてきていた。 そういえば最中、ほんの少しだけこちらに大井の息が当たっていてこそばゆかったのだが、 それでも大井としては息を止めているつもりだったのだろう。 この呼吸停止がそこそこの負荷になったのかもしれない。 指で涙の粒を拭う。 「提督……、ちょっと、はあ、温めすぎです、はあ……」 「悪かったな……ふう……」 大井は責めてきたが、それは全く棘の感じられない物だった。 形式的に口で謝罪しつつも、それに反した行動に踏み込む。 大井の息が整わない、隙だらけのうちにと、このまま押し倒す。 「あっ……」 大きいとは言い難いシングルベッドでも、大井の身体はその半分程しか占めない。 肉体的には自分よりも強い筈だが、その華奢な身体は、か弱く見える。 いつの間に落ちたか、下部装甲の残骸は無くなっており、無事であったカバーを隠す物はなく、 中心に位置する上に唯ひたすらに真っ白と自己主張するのだから、目が奪われるのは仕方の無い事だ。 なのに、それに気づいた大井は往生際悪く大きくない手でカバーを隠そうとし、 左足で右足を隠すように足を閉じてしまった。 しかしここまで来て羞恥心を発動されても、こちらがやめる道理はない。 目標は、腕。 まず左の方へ顔を近付け、前腕に口を押し付ける。 「ん……」 少しずつ場所を変えたり、右腕にも幾つか降らせる等したが、退かそうとはしてくれない。 次に、くびれた弾薬庫を横から撫で回し口付けを繰り返す。 こうした場で見る臍は普段より可愛らしさが増していて、それに惹かれて臍周りを特に狙う。 「ん、もう……、変態みたいですよ……」 それでも大井はこの邪魔な両腕を退かすどころか、生意気な口を叩く。 それならと、下の方へ移る。 そこを遮る物は靴下のみで、殆どの面積が露わだ。 ベッドのシーツと少しの違いしかない位には色白寄りの綺麗な足を見ていると、 思わず舌を出してしまう自分は確かに変態なのかもしれない。 つー……。 「ひゃ、ぅ、ん、んん……!」 舐められて足を震わす大井も大概だと思うが。 寧ろこのような場になると、意識せずとも顔が一切の真顔になる自分より大井の方が……。 足を舐めたり頬を擦りつけて柔らかさを堪能しているのに、頭の中で妙な御託を並べている場合ではない。 上の方で依然とカバーを隠す大井の両手に同じ物を重ね、 どさくさに紛れてこっそりと両手を退かす作戦を遂行する。 506 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 33 15 ID DFqw45e. 「うぅ……」 明らかにばれていた。 しかし観念したか抵抗はしない。 元はと言えば大井から誘って来たのだから、そもそも抵抗するのが可笑しい。 この流れに乗り足もゆっくりと開かせる。 それでもあまりみっともない姿勢は抵抗があるのか、何とかそこを覗ける程度しか開けてくれない。 しかし気にしない。 大井の両手を掴んで両脇に退かしたまま離さず、大事な部分に顔を近付ける。 視界が白で埋まった時、鼻から空気を吸い込む。 すーっ。 「……っ」 臭いで、そこも雨水に濡れていた事が分かった。 流石にこの場所は拭いていない。当然だ。 そのまま時間が経過して勝手に水分が飛んではいるが、まだ湿っている。 汚い雨水なんぞ口にしたくない。 そう思い一旦離れてから白いカバーのふちに手をかけ、ゆっくりと下ろしていく。 大井は顔を真横に曲げて、抵抗するのを堪えているらしかった。 健気に目も瞑っている。 足首からカバーを完全に抜き取って足を再度やんわりと開かせれば、 これまであまり目にする事のなかった魚雷の装填口が、明かりの下露わになる。 殆ど使い込まれていない、と言うより、使い込んでいないそこは、外から見て綺麗だった。 外でこれなら、ぴったり閉じているこの先は更に綺麗なのだろう。 万一逃げられる事のないよう腰を両手で抱え込み、 生えていると言えば生えてはいるが、成熟しているわけではない少しの茂みに口をつける。 ちゅ。 「えっ!?」 そこは、驚きに身体を強張らせる大井の意思とは逆に、柔らかさを秘めていた。 茂みだけでなく、周囲も含めた装填口全体に舌を這わせる。 ぺろ、ぺろ。 「やっ! だ、提督、そこはっ、温めなくて、っあ!」 何を言っている。 カバーが濡れていたのだから、ここも冷たくなっている……事はなかった。 もうそれなりに熱を持っている。 寧ろ先程までつけていたカバーの水分は、ここの熱に奪われたのではなかろうか。 そういえばここだけ局地的に湿度も高い事が体感だけで分かる。 拘束から解放していた大井の両手が、自分の髪を力のない手で掴むが、装填口に舌を埋める形で続行する。 507 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 33 33 ID DFqw45e. 「ていと、くっ、聞いて下さ……」 れろれろ。 「んやぁぁ……」 普段の様子が色気とは無縁の、大井の色っぽい嬌声を浴びながら、自分は脳に送られた味覚に首を傾げていた。 寒い冬の季節では、よっぽどの運動でもしない限り汗は出ない。 汗とは体の熱を逃がす為に出てくる物だからだ。 現に、自分は汗等出ていないし、こうして両手で抱えている大井の腰も特に汗ばんではいない。 なのに、舌がしょっぱい味覚を感じている。 疑問を解消すべく、目の前の装填口を、目を瞑って味覚に神経を集中させ、目一杯舌を動かす。 れろれろれろれろ。 「はぁん! ああぁぁ……」 やはり、少ししょっぱい。 舐め始めたばかりなのに、何故既にこんな味がするのだろう。 そもそもこれは汗なのか。 その正体を探るべく、唇で装填口を覆って空気を吸い込んでみる。 じゅるるううっ。 「あうぅっ!」 するとどうだろう。 空気を吸い込んだだけの筈が、水気ある音が脳に響いた。 大井は嬌声の大きさを上げた挙句、私の口には液体が数滴飛び込んできた。 大井は私の髪の毛に指を絡めているが、これは掴んでやめさせようとでもしているつもりなのか。 全く力が加わっていないので、よく分からない。 しかし、分かった事もある。 大井は濡れていた。雨水でもなく、自分の唾液でもない別の液体で。 ここを覆っていた純白のカバーは、本当に雨水で濡れていたのか? 明らかにあれは大地を巡って空から降ってきた水特有の臭いがしていたが、 それでもその前提を覆さんとばかりに、そんな疑問が出るのは仕方あるまい。 顔を上げて大井の横顔に問う。 「……何故濡れているんだー?」 「濡れて、なんか……」 嘘をつくな。人と話す時は顔と目を合わせろ。 再び加虐心は首をもたげる。 右手の中指を適当に舐って唾液でコーティングしたのち、装填口に差し込んでみる。 私の手は別段大きくはないから、中指で丁度いい位だろう? つぷ。 「ぁ……」 508 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 34 00 ID DFqw45e. 目の前の広大ですべすべな、 自分よりも明るい肌色の弾薬庫に舌を這わせると同時、中指にも指示を送る。 つー……。 くち、くち。 「やっ! ふわぁぁ……」 弾薬庫が小刻みに振動している。 太くない私の中指を実に手応え良く締め付けてくる。 脇から臍周りまで至る場所を舐め回す。 舌の唾液を全て消費してしまったら、口付けに変更してその間に唾液を生み出す。 柔らかい壁に挟まれた中指を小刻みに曲げたり、壁を指の腹で撫でたりするだけで、 更に潤滑油は生み出される。 どうせここには、指よりも直径のある魚雷を装填するのだから構わないだろうと思い、薬指も差し込む。 「あっ、やだ、入って……」 やだ? 嫌ならこの弾力ある壁で外に押し出してみたらいいだろう。 暫くは指を二本入れたままでいたが、一向にその中は押し出そうとしない。 弾薬庫から口を離して、大井の顔を見上げる。 「はぁ、……?」 対してこちらを見下ろす大井の、また涙が少し浮かんでいる目と目が合った。 息を整えようと口呼吸までするその惚けた顔と、 その目が次のようなモールス信号を送っているように見える。 "動かさないんですか?" こう見えるのは、自分が自意識過剰だからなのだろうか。 しかしそんな事はどうだっていい。 逐一許可を得ずとも、最初から動かすつもりだったのだから。 くちゅくちゅ。 「は、あ、あぁ……!」 前後に動かす。 潤滑油はこの短時間でそれなりに出ているようで、もうこれでも充分な気がしてくる。 左手が空いているので、上部装甲の残骸も取っ払いにかかる。 「んううっ、……あっ!」 509 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 34 14 ID DFqw45e. 大井の右肩とタンクと背中の一部しか覆っていなかった、と言うより、 最早肩に乗っているだけでしかなかったと言えるそれは片手で簡単に取り外せた。 露わになった二つのタンクは、敵艦の弾丸と雨雲の弾丸を浴びても魅力的な外観を全く崩しておらず、 弱っている中でも芯になっている強さのようなものを見つけた気分だ。 そんな魅力の塊を二つも装備する大井を、芯から温めてやりたい。 その一心で、ズボンのファスナーを下ろし、きつく拘束されていた中身を取り出す。 「ま、待ってっ……」 それに気づいた大井は、掌をこちらに見せる。 この場に何だと言うのか。 大井は尚も懸案事項を気にしているかのような顔で、こんな事を懇願する。 「ここに、座って下さい」 よく分からないが、言われた通りベッドに胡座を掻く。 すると大井はのそのそと起き上がり、こちらに跨ってきた。 私の肩が大井の両腕で抱き締められる。 自然と、自分の魚雷が大井の発射管に装填する寸前の状態になったが、先に動いたのは自分の口だった。 「一体どうしたんだ?」 「ふふ、いいじゃないですか。これだとお互い守り合ってるみたいでしょう?」 大井は少しの笑顔を浮かべてそんな事を言う。 本当にどうしたんだ。 そんなキザな考えを催すとは。 そう問うと、すぐにその偽りの笑顔を崩し、無表情になり、顔を逸らす。 「……下になりたい気分じゃないんです。この体勢が嫌いでも、我慢して下さい」 「…………」 "下"。"気分"。 この状況のそもそもの発端を思い出してみる。 オブラートに包まず言ってしまうと、これは大井の慰安が趣旨だ。 大井は言った。 台風の中、潜水艦に機関部を撃たれて沈んだ、と。 潜水艦とは水の中を進む艦船だ。 下が全く見えない中で、しかも上を覆って光を遮ってしまうのは、 大井に何らかの恐怖やら不安を与えてしまうのかもしれない。 せっかくの慰安なのに、自分がそうさせてしまっては本末転倒だ。 大井が言ってくれなかったら、自分は気が付かないまま成り行きで続けたかもしれなかった。 大井に感謝と謝罪の念を込めて、目の前の左頬に口を軽く押し当てる。 510 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 34 29 ID DFqw45e. 「……提督?」 「お前となら、どんな体勢でも好きだからな?」 そう言って、自分は何も遮る物がない大井の腰を掴み、下ろした。 ずずっ……。 「いっ……、ぁああああっ!!」 「うっ……」 大井は天井を見上げて嬌声を上げる。 仰け反る身体が向こうに倒れないよう背中に腕を回して支えてやる。 割と簡単に魚雷は大井の中に装填されたが、中々にきつい。 入れる事を特に言わずに実行した事が、大井には不意打ちだったようだ。 「すまん、痛かったか……」 「う、あ、あぐ……っ、っ」 大井は苦しそうに息を吐き出し、歯を食い縛った状態で首を振った。 そんなに苦しそうに違うと言われても、説得力がないのだが……。 少し潤滑油が足りなかったかもしれない。 思わず後悔の念が出て来て背中を擦り、そのまま動かないようにする。 自分の背中に回された大井の指は立っており、特に長くない爪が食い込む。 しかしこの痛み等気にしている場合ではない。 「いっ、いいの……」 「でも」 「んっ……、いいんです。ほらっ、ぁ、温めて……?」 大井は健気に眉尻と目尻の下がった笑顔を浮かべて誘ってくれる。 七分目まで開かれている目の中の瞳をよく見てみると、自分が若干映りこむ程には潤っていた。 愛らしい。 大井の尻を掴み、歯を食い縛って力を入れ体を持ち上げてやる。 これくらいきついと、速度は遅い方がいい。 一間置き、ゆっくりとした速度で再び落とす。 上げたり落としたりを逐一確認するようなリズムで繰り返す。 511 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 34 43 ID DFqw45e. ずっ……、ずっ……。 「んっ、いひゃ、ぁ、あぅ……」 大井は、私の腰に足を巻きつける。 息が切れそうな鯉のように口を開けて、酸素を求める。 またあるいは、この圧迫感を紛らわすよう一心不乱に首を振る。 乱れていく大井の髪を、自分は一々片手を空けては整えてやる。 ペースは速めないが崩してもやらない。 全く動くなと言うのも無理な命令だ。 それから暫くは言葉を交わさず、互いの息遣いと嬌声だけが壁を反射して部屋の中で攪拌される。 速度はそのまま一定の状態を保ったので、互いの体力を極端に消耗する事なく、 大井の感じているだろう苦しさを増やす事なく、その発射管を解す事ができていた。 流石に十分程もこうしていると、中の滑りも良くなってくる。 そこだけでなく、服を着たままの自分は少し汗も掻いていた。 「はあ、はあ、んっ、んん……」 「どうだ、っん、まだ寒いか……?」 「い、えっ、温かい、ですっ……、んはっ」 装甲が靴下以外無くなっている大井でさえそれなら結構。 しかしこれだけではいけない。 幾ら滑りが良くなろうが、この体勢で自分が達する程こいつを高速で上下に動かす事等不可能だ。 手を止めて溜息を付く。 「動いてくれ」 「はぁ、え、結局私、ですか」 「お前のペースに任せようと思って」 「……じゃあ、もっと、ゆっくりでしますね」 「え……、あ、あぁ……」 作戦は失敗した。 この回りくどいやり口がいけなかったようだ。 そもそも、この速度で速かったのか。 こちらとしてはこれ以上の速度が必要だったのだが、あくまでも目的は大井の慰安だ。 言葉には責任を持てと教育されてきた以上、今更撤回する等自分勝手な選択は許されない。 自分の失敗を甘んじて受け入れ、生殺しの時間に覚悟を決めたが、大井はそもそも動こうとしない。 512 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 35 02 ID DFqw45e. 「……んふふっ」 無表情の大井と見つめ合い、よく分からない一間を置いてから、大井は急に愉快そうに笑みを漏らす。 背中に回されている抱擁の腕に、力が入れられ、タンクが私の胸に押し当てられる。 顔がずいと近付く。 私の考えている事を、目を通して覗き込むように。 「どうした?」 「速くしてほしいなら、そう言ったらどうなんです?」 「っ、いや、私は別に……」 「じゃあこうします」 魚雷が、発射管に締め付けられる。 火照った顔も駆使して、私を誘うように。 「提督が良くなってくれないと、私も良くなれませんから」 こいつは、無理をしているのか、本当にこう思っているのか。 どちらなのだろうな。 大井を真似して私も大井の目を覗こうとする前に、大井は縦方向に揺れ始めた。 お陰で、大井の目を凝視する事が出来なくなってしまった。 ベッドに両足を突いており、私の両脇のシーツがそれによって沈む。 大井は、魚雷が抜けそうになるぎりぎりまで最大限動き、速度もまた先程の倍を出力していた。 「ぁ、あっ、あう! きゃう!」 大井の前髪と後ろ髪も、それに伴い跳ねる。 私の胸に押し当てられたタンクも、動きたそうにずるずる動く。 このタンクの柔らかさを身体で堪能しつつ、空いた右手を大井の後ろ髪に通す。 まだほんの少し湿り気が残る長髪を撫で、頭を撫でる。 「ぁ……っ」 頭ごと身体をこちらの肩に完全に預けてきた。 大井は私の首に抱き付き、艦体を大きく揺らす。 大切なものを、こうして両腕を使って包んでいると、精神的にも上り詰めてくる。 私の真横で、大井はなるべく楽なようにか、喉をあまり使わずに吐息に言葉を乗せる。 513 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 36 01 ID DFqw45e. 「どっ、どう? 良い? っ、あ、良く、なってっ、ほし……っ」 すぐにでも出てしまいそうだ。 全ての感想をその一言に集約して、目の前の耳に向かってそう呟く。 すると、心なしか自分を包むそれがじゅんっ、と、よりをかけて熱く潤った気がした。 「もう、ん、出ちゃう、っ、ですか……、仕方ない、ですね」 「受け止めます、全部……ぁむ」 大井はとどめと言わんばかりに、私の耳たぶやその周りをまとめて口に含んだ。 先程の仕返しとでも言うように、全く想像していなかった死角からの攻撃に抗う事も出来ず、 肩やら背筋やらを痙攣させながら反射的に大井の腰を掴み落とす。 びゅっ! びゅるるっ! びゅくっ、びゅくっ!! 「っあ! ん! んん……~~っ!!」 魚雷の最初の爆発で耳から温もりが離れた。 その直後、大井は私にしがみ付いて口を閉じたまま達したようだった。 愚直なまでに射精を受け入れてくれる。 「出てる……いっぱい……」 何回かに渡って爆発は繰り返され、その都度身体を震わす。 中では潤滑油と精が混ざり合ったもので染まり、自分のもそれを浴びているらしい。 いかんな。それが零れてきてはベッドのシーツがみっともなく汚れてしまう。 そうだ。このまま抜かなければ零れない。 自分がこうしたのだから、責任を取ってどうにかするのも自分だ。 実際、シーツは既に汗と愛液で汚れているのだが、自分は知らないふりをしてそう言い聞かせた。 「……提督。なんで縮まないんですか?」 私はまだ、大井を温めていたいようなんだ。 付き合ってくれるか。 「もう……ふふっ」 …………………… ………… …… 514 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 36 35 ID DFqw45e. それから、体勢を全く変えずに二回目に突入、 動くのに疲れたと言うので、ベッドで四つん這いになってもらい後ろからの体勢に変更、 要するところ三回まで突き詰めた。 そうして今、自分らは互いにベッドに体を預けている。 尚、横で寝る大井は装填口のカバーを再度取り付け、 また理性も少し戻ったと言うので、自分の替えのワイシャツを着せている。 事後、一糸纏わぬ大井に私の服を、と言うのもこれはこれで……いやいや。 「……服、取りに行かないと」 大井はそう言って不意に起き上がる。 替えの服を持たずに風呂屋へ行ったような物だ。こうなって当然である。 この格好で執務室を出るところを見られるのは拙いと言うので、私のズボンも貸してやる。 ウェスト、丈、等何一つ大井に合っていないが、そんな事も言ってられず、 人目を気にしながら不恰好な状態で執務室を出て行った。 五分程待機していると、大井は普段の装甲を纏い、貸した服を手に持って戻ってきた。 しかし、それを返してもらうと、その下に明らかに大井の装甲と全く同じ物が姿を見せる。 大井はそれを広げてハンガーを通し、あろうことかこの寝室の壁におもむろにかけた。 そして振り向き、普段とは微妙に違う得意気な笑みを浮かべてこう言う。 「こうすれば、今日みたいな事があっても平気でしょう?」 艶艶した顔で、恥ずかしくないのかと問いたくなるような発言には、内心では少し茫然としていた。 すっかり慣れてきたものだな。 元々大井は初心と言う言葉とは縁が遠そうだとは思っていたが。 しかし自分は嫌な顔をする事はなく、寧ろ面白いような嬉しいような気持ちを素直に顔に浮かべて肯定した。 515 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 36 47 ID DFqw45e. 気づけば時針は夕飯時を指していたので、大井を食堂に誘う。 快諾してくれたので、自分は何食わぬ顔をし、 大井は普段の微笑に隠しきれない少しの色っぽさを上乗せして、共に向かう。 歩いているとやがて賑やかな音が近づいて来た。 暖簾をくぐると多くの艦娘は私に気付き、口々に挨拶を飛ばす。 それはいい。 だが、少し後ろを歩く大井が食堂に足を踏み入れると、 賑やかだった艦同士の談笑が、近い方から連鎖的に止まっていった。 こいつの雰囲気が普段と違うのは私が一番分かっている。 雰囲気を変えさせたのが何を隠そう私だからだ。 大井は自身の下腹部辺りで両手を組んでお淑やかに歩く。 しかし普段のこいつは、手を組んで歩いたりはしない。 その特徴的になった歩き方も、雰囲気の変化に大きく貢献しているのだろう。 多分今日だけだと思うが。 ビシビシ刺さる疑惑の視線を無視して、カウンターの間宮を訪ねる。 「提督さん、こんばんは。……?」 間宮もまた大井の異変にはすぐ気付いたらしく、不審気にそちらを見やる。 しかしすぐに何かを察したように手で口元を隠し、普段より増した笑顔でこちらに問う。 「あらあら。……また例の品でも、お作りしましょうか?」 人目の多い場所では、精進料理は取りづらい。 間宮もからかっているつもりだと予想、 今回も断ろうとしたが、それよりも先に口を開いたのは大井だ。 「いえ。今日は少なめで、お願いします」 そのゆったりとした声色から普段の凛々しさは失せており、代わりに鎮座しているのは色気。 その声色を聞いた間宮は、はっと驚く。 その後に続いた大井の科白は、とても際どいものだった。 「もう、今、結構お腹いっぱいなんです」 おまけに自身の弾薬庫を愛おしそうに、意味ありげにうっとりと撫でるので、 間宮が疑いを含んだ目で私を凝視するのも恐らく無理はない。 即座に目を逸らして口を閉ざすことに集中した自分は結局、大井共々"例の品"を頂く運びとなった。 …………………… ………… …… 516 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 36 59 ID DFqw45e. 夕飯を片付け終えた後、逃げるように食堂を立ち去った。 執務室に戻って二人きりになった時、勇気を出して抱き付いてみたが、止められてしまう。 "執務が終わっていないから"、という事だった。 確かにその指摘正しく、自分はすっかり忘れていた。提督を補助する秘書艦の鑑と言えよう。 それからは、その秘書艦に散々送った熱が覚めてしまわないうちにと、秘書共々早々と片付けた。 焦りのあまり自分のする執務内容がおざなりな物になっては秘書が止め、と言う具合だったのが、 情けなくて思い出したくない。 過ぎ去った過去に思いを馳せるという、とても無駄な熟考は頭から切り離し、目の前の光景に集中する。 「うぅ、んくっ、は、や、あぁ!」 すぐに指を動かす速度を加速させていったので、 ベッドに身体を預けている筈の大井は足に力でも入っているのか、腰が持ち上がる。 高い嬌声が耳に付く。 しかし逃がさない。 身体が"温まる"だけでは駄目だ。身体が"火照る"までやってやらないと。 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ! 「あぁ、ああ! も、もぉ、やだぁ……!」 駄目だ。 大井の蕩けた顔、敏感に反応する身体、熱い吐息を含んだ嬌声。 これらが組み合わさって、自分の理性を再び崩しに来る。 一旦組み直した理性の壁はベルリンのそれの如く大きな力によって突破され、自分は大井と向かい合った。 大井が驚愕に顔を染めるのも無理はない。 つい数時間前までしたと言うのに飽き足らず、自分の魚雷はまだ疲弊する事を知らないようだったからだ。 そうして再び、熱源である自分の魚雷を使って、大井を火照らせにかかる。 …………………… ………… …… あれから、自分らだけの夜戦を重ねに重ねた。 どちらかの肉体に疲弊が来たら、やんわりとした演習で時間を稼ぎ、回復しきったらまた夜戦だ。 今日だけで多くの経験値を互いに貪り合ったと言えよう。 そして流石に疲弊だけでなく睡魔にも襲われ始めた頃、 どんな状態であれ秘書艦の責務を果たすらしい大井は、意識朦朧としながら時刻を告げる。 「は……んくっ、はあ……っ、マルフタマルマル……明日に響くじゃないですかぁ……」 517 :2-683 大井:2014/06/17(火) 00 38 02 ID DFqw45e. 終わり 早く時報実装されろの一心で書いた 518 :名無しさん:2014/06/17(火) 01 05 34 ID a1IWNaYY 517 最高のGJを贈りたい 519 :名無しさん:2014/06/17(火) 01 51 01 ID h5D/8j0o 517 普段腹黒発言しつつも実は一途な大井さんかわいい そういえば時報まだでしたね どうなるのか楽しみだけど怖くもあるかなw 520 :名無しさん:2014/06/17(火) 02 08 57 ID jptE0cS2 なんだ、この大井っちの可愛さは… 最高だよ、何度読み返しても妄想も飽きがこない 結構長いし書くのも大変だったでしょう、お疲れ様です ぜひよければまた素敵な大井の話をみたいです 521 :名無しさん:2014/06/17(火) 06 43 58 ID VPVY969k 517 乙でしたー! 522 :名無しさん:2014/06/17(火) 06 49 24 ID wThViBLQ ところで木曾さんは姉御って言ってるけど公式設定だっけ? なんとなく大井とか北上って名前で呼びそうなイメージがあったから新鮮だわ 523 :名無しさん:2014/06/17(火) 11 08 30 ID hC6BYouU こうゆう木曽も、ありだな 524 :名無しさん:2014/06/17(火) 15 14 23 ID wDUKHEEA おつおつ~ 525 :名無しの紳士提督:2014/06/17(火) 17 11 24 ID xPK.ZtNY 久々の大井っち!大井っちかわいいなおつおつ 北上さんも大井っちも時報ついて欲しいな 526 :名無しの紳士提督:2014/06/17(火) 18 40 25 ID 9FADr.WI 517 朴念仁になったりソフトSになったり忙しい提督やなw 秋イベで陰口叩かれまくって少々鬱陶しくなってた大井さんを見る目が180度変わったのは貴方のお陰です 527 :名無しの紳士提督:2014/06/17(火) 19 29 05 ID xPK.ZtNY 秋イベや木曾改二あたりに鯖スレで大井っちディスを頻繁に見かけていたから以前から好きだった俺提督としては見ていて辛かったけど 526みたいになった人がいると思うと改めて 517には感謝でいっぱいだぜ 528 :名無しの紳士提督:2014/06/17(火) 19 35 20 ID JL1XCQ6I 良作祭りに感謝感激 規制下でしか溶け込めない執行人様も早くSS上げてくださいよ^^ 529 :名無しの紳士提督:2014/06/17(火) 19 46 22 ID OcAlYCd2 528 それらしい投下はいくつかありますけど 触らない方がいいですよ。 530 :名無しの紳士提督:2014/06/17(火) 19 49 54 ID FS7jvdkg 517 素晴らしい あなた以上の大井さんを書く自信がありません 531 :名無しの紳士提督:2014/06/18(水) 02 04 25 ID aXjluxoY Q)大井さんに質問です。 提督と北上さんが溺れかけています。誰を助けますか?* A)ちょっと待って、何でその2人が一緒にいるの 某Twitterネタより 532 :名無しの紳士提督:2014/06/18(水) 07 26 21 ID VWIH5nwc 531 わろた 533 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 14 31 17 ID A7nPSfcI 響だよ ウォッカ片手に鎮守府付近でブラブラ飲んでたら国会で問題になったよ ごめんね、今度からスキットルに入れるよ 534 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 16 25 16 ID 2Shtm2Ww おめ、いくつだよ、響 535 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 16 58 06 ID A7nPSfcI 響だよ レディに年齢を聞くのは失礼だよ、司令官 因みにタナー法ではまだ赤飯も微妙だよ 536 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 16 59 51 ID ASJS9VXw ウォッカは暖房器具だから問題ない ようやっと木曾を改二にしたのは良いが 強そう過ぎてセクハラ妄想が出来なくなった罠 537 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 18 11 38 ID iouFM9Ms この響、中に螺旋人が入ってないだろうな キソーは雷撃火力よりも対空や対潜能力が高いサポート娘だから デートに誘う方がいろいろとはかどる気がしないでもない 三隈、三隈はいずこ……(溶鉱炉と4-3を行ったり来たりしながら) 538 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 19 01 37 ID A7nPSfcI 三隈次イベがMI作戦なら、イベ海域で通常ドロじゃないかな… 539 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 22 41 00 ID 4RxlZu.6 あんまり芋っぽい芋っぽい言われるからつい「伊勢 いも」で検索したら そのものずばり『伊勢いも』というものを見つけたので ※非エロ ある日の夜、たまっていた書類を片付けた提督は小腹を空かせていた。 生憎保存用のインスタント食品は切らしており、間宮にでも行こうかと考えていた時、席を外していた秘書艦伊勢が戻ってきた。 「どうせなら私が何か夜食作りましょうか?」 折角の申し出であるので、それに甘えることにする提督。 (そう言えば、伊勢の料理を食べるのは初めてかもしれないな) 一人台所へ向かう伊勢を見送りながら、そんなことをふと思う。 もう長いこと提督のもとにいる伊勢だったが、その手料理を振る舞われるというのは初めての事だ。 ふと、提督の口元が緩む。 いつの頃からか定着した、秘書艦が提督に食事を作るという慣習。 提督と艦娘。軍人と兵器でありながらその関係は親しい男女のそれをイメージさせる。 (いや、下手な勘違いは失礼だな) そんな考えを振り払うため、提督はこれまで何度となく繰り返した自戒を再度行う。 親しい関係でないと言えば嘘になるが、それでもそうした思いは相手に対して見当違いな認識を抱いて迷惑をかける可能性がある。 (或いは臆病かもしれんが……な) 守るべき節度というものが何事にもあるものだ。 その時、台所の方から派手に何かが崩れ落ちる音が響いた。 「おい伊勢?どうした?」 執務室からでも聞こえたその音に、提督が台所を訪ねる。 台所と言っても給湯室に毛が生えた程度のそこは間宮よりどちらかと言うと一般家庭の台所に近く、 用途もそれに近い小人数分の料理を作るのが精々である。 「痛たたたた……」 「大丈夫か?」 がらがらとその台所の引き戸を開けると、沢山の調理器具その他と共に、伊勢が尻餅をついている。 540 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 22 46 20 ID 4RxlZu.6 その横には少しだけとろろが入ったすり鉢が置かれ、 そこから飛び出したと思われるとろろが床と、一部は伊勢の頭やら体やらにべっとりと付着していた。 聞けば日向から伊勢芋なるものをもらったのでとろろ汁にでもしようと思ったが、 丼を取ろうとした時に不安定に積まれた大小の調理器具が降ってきたとの事。 「怪我はないか?」 手を差し伸べようと一歩踏み出した提督の、その足の裏の地面がぬるりとした感触と共に逃げる。 「うわっ!?」 「わあっ!?」 バランスを崩し、前に飛び込むように倒れた提督。 咄嗟に手をついたは良かったが、体は伊勢の股の間に倒れ込み、ついた手は押し倒されたようになった伊勢の頭の両脇にある。 倒れ込み、またその勢いに押された二人の顔は意図せず急接近し、提督が伊勢の顔を覗き込むような形をとる。 お互いの息がかかるぐらいの距離で見つめあう二人。 提督の下にいる伊勢は、髪や顔に白いとろろがついたままで、はだけた胸元から覗く黒いインナーにも同様に付着している。 「おい。今すごい音が―」 妙に長かった一瞬は提督の背中から聞こえてきた声に破られた。 振り返った提督の後ろに、「が」の口のまま立っている日向。 その視線の先にはドロドロした白濁液を浴び、仰向けのまま顔だけをこちらに向けている伊勢と、その伊勢に覆いかぶさる提督。 「―あぁ」 一人納得する日向。 「あのー……日向?」 「失礼した」 ガラガラピシャ。 541 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 22 52 55 ID 4RxlZu.6 「うおおおおっ!?待て日向っ!!」 即座に立ち上がり追いかける提督。 少し前にいたはずの日向は既にかなりの距離を開けて走っている。 「島風より、ずっと速い!」 どこぞの寝取られヒロインみたいな台詞を吐きながら提督も走り出す。 「待て日向!これは誤解だ!!」 叫びながら追いかける提督だったが一向に距離が詰まらない。 低速とはなんだったのか。 「止まれ!止まれば今度零式水観載せるぞ!」 まるで走ってなどいなかったかのように急停止する日向。 慣性とはなんだったのか。 「私はただ単に青葉と世間話がしたいだけだが?」 「(言いふらす気満々じゃねえか)いや実はあれは―」 状況の説明と説得(内訳:間宮アイスのタダ券)により日向を納得させた提督。 どっと疲れが出た気がしてふらふらと来た道を戻ると、風呂から一人の女性が現れた。 「ああ提督。台所の片づけ終わりましたよ。日向どうでした?」 そう言っている女性はおそらく提督の事をよく知っているのだろうが、提督は彼女の事をどうしても思い出せない。 癖のない茶色がかった黒髪はしっとりと濡れて肩甲骨の辺りまで伸びている。 伊勢のような格好をしているが、提督の記憶にある伊勢とは目の前の女性は異なる。 しかし、今の話の内容からするに、当てはまるのは伊勢しかいない。 そんな提督の様子を察したか、女性は手で自分の髪を掴み、後ろに持っていく。 「伊勢……か?」 「ひどい!」 髪を下ろした姿をみせたら誰だか気付かれなかった。 女心を傷つけるには十分だろう。 戻る道すがら、提督は何度も詫び、伊勢ももういいですよと口では言っていたが、その心中は何とも複雑であった。 執務室に戻ってきた二人は、机の上に置かれた一冊の本と残った芋を目にする。 「あれ?芋置いてきたのに……」 伊勢がそう言いながら芋をつまみ上げ、提督は本を手に取る。 「『イモ類図鑑』こんなものあるのか」 手に取った図鑑に大きな付箋の貼られたページを発見し、何の気なしにそのページを開いてみる。 そこは伊勢芋について書かれたページ。 分類や産地等の下に書かれた説明文に蛍光ペンでマークされた一文を発見する。 曰く「~古くから婚礼等の慶事に贈り物として珍重され~」 横から覗き込んでいた伊勢の顔が真っ赤になる。 その一文に日向のものらしき字で「ここ重要」とまで書かれている。 「日向っ…!!」 伊勢が振り返ると同時に、執務室の外を日向らしき人影が走り去っていく。 542 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 22 55 47 ID 4RxlZu.6 「なあ伊勢」 「ふぇ!?あ、あの…、いや、私はそのそういう意味があったなんて知らなくて その提督に別にそういうことをいやその嫌いという訳ではなくてむしろその……あの……」 慌てて言葉を並べたてる伊勢だったが、最後の方はほぼ聞こえないような小声になっていた。 真っ赤になってもじもじしている伊勢を見下ろしながら提督は考える。 「日向も気が早いな。あと1レベル必要だというのに」 これ以上臆病になる意味も、またその必要もない。 まったく、よくできた妹だ。 提督の言葉の意味を理解した伊勢は俯いたまま肩を震わせていた。 はがれて床に落ちた付箋の裏に「アイスのお釣り」と書かれていた。 終 543 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 23 00 12 ID 4RxlZu.6 以上スレ汚し失礼しました 伊勢さんはポニテ勢の那珂でぶっちぎりの髪下ろしたら誰だかわからなくなる娘だと思う。 (ちな次点が矢矧。もち異論は認める) 544 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 23 03 07 ID 4TmpGZ.2 乙ー 545 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 23 07 44 ID 4e0riMCU おつおつ 546 :名無しの紳士提督:2014/06/19(木) 23 10 41 ID ecSJ0dD2 乙です伊勢さんかわいい 日向さんあの重量で慣性ゼロとかどういう膂力 夜戦シーンは近日公開ということで良いんですかね 547 :名無しの紳士提督:2014/06/20(金) 00 27 31 ID 2e.dcfyw 俺ロリコンだけど、嫁さんにするなら伊勢型みたいな目立たなくて落ち着いてて おしりのおっきい子がいいなあ 548 :名無しの紳士提督:2014/06/20(金) 01 12 45 ID GPAP2gWs そんな駆逐艦いたかなぁ 549 :名無しの紳士提督:2014/06/20(金) 01 27 20 ID sHOkuJ1U 目立たなくて落ち着いてる駆逐艦... 磯波とか? 550 :名無しの紳士提督:2014/06/20(金) 04 52 42 ID blRlXvdU 初霜 551 :名無しの紳士提督:2014/06/20(金) 06 00 01 ID /jylwEFg 日向さんキャラも表情もシュールな役割させるのにすごく合ってるんだよなあ・・・ 目立たなくて落ち着いてる駆逐艦とかほら吹kグボァ! 552 :名無しの紳士提督:2014/06/20(金) 07 33 54 ID FlLLI7Do 乙ー 伊勢さんの芋食べたあとの続きは近日公開でいいんでしょうか 553 :名無しの紳士提督:2014/06/20(金) 13 41 16 ID gyWcMq1w 伊勢はかわいい。 だが、のろい。 チビだし、気が弱い。 おまけにドジっ子で 成績も中の下。 世界史だけが得意。 口癖は「ごめんなさい」。 座右の銘は「強くなりたい」。 うーんうまい改変が思い浮かばない 554 :名無しの紳士提督:2014/06/20(金) 17 00 47 ID QdTO8UAg 543 伊勢かわいいおっつおっつ ところで芋って言葉で数日前に購入していたさつまいもの存在を忘れていたことに気付いた 腐らす前に食えそうだありがとう… 555 :名無しの紳士提督:2014/06/20(金) 21 08 31 ID hte0B7XA 伊勢はかわいい。 だが、のろい。 古いし、打たれ弱い。 なにげに豪運でも 火力は中の下。 鬼回避だけが得意。 口癖は「いいんじゃない?」。 座右の銘は「いせになりたい」。 史実ネタとゲーム内設定ゴチャ混ぜ…なんかごめん 556 :名無しの紳士提督:2014/06/21(土) 11 02 47 ID cuNGF2gw 555 むしろ扶桑の方があうよな 日向みかんもあるんだよ 557 :名無しの紳士提督:2014/06/21(土) 14 59 31 ID ZUk8KfWg 綾波ちゃん改二の髪をクンカクンカしたい ついでに扱きたい 558 :名無しの紳士提督:2014/06/21(土) 17 11 18 ID 7OGruVxg 綾波も川内も改二まで先が長い… 559 :名無しの紳士提督:2014/06/21(土) 23 02 51 ID Gu.fmKSo いまいち盛り上がらないね…… 560 :名無しの紳士提督:2014/06/21(土) 23 19 51 ID dYLEmgR2 559 いかんせんSSの投下がないとな…という訳で短編投下 夜の帳が下り、闇に包まれた鎮守府、その中の一室 既に消灯時間となり、窓から差し込む月明かりだけが僅かな光源となって布団の上で絡み合う男女を映し出している うつ伏せにされ男に組み敷かれている少女の名は初春といいこの鎮守府の秘書艦だ、普段はきっちりと後ろでポニテール条に結わえられた藤色の髪はこれまでの行為の激しさを物語るように、汗ばんだ彼女の背中の上に乱れ散ったまま貼り付いており、そして彼女自身、その特徴的な麻呂眉を歪め男にぶつけられる獣欲にひたすら耐え忍んでいた 「んん……ぅ……ん……」 ぱん、ぱん、と初春のほっそりとした腰に男のがっしりとした腰が叩きつけられ、その度に彼女は荒い息を吐き出し、布団の端を強く握りしめ、腰から送り込まれる快楽へ溺れそうになる理性を繋ぎ止めていた。 突如、男がこれまで彼女のぷっくりと…というには少し小さなお尻から手を放し、彼女の胸を掴んだ 「あっ…!んんっ……!この罰当たりめ!」 初春は思わぬ刺激に身を捩らせ、男へと喘ぎ声混じりに罵声を浴びせかける 男はそれには答えず、初春のやや駆逐艦娘としてはトップヘビー気味な膨らみを掬い上げこねくり回す。 「っ、ぅあっ!いかん、いかんのじゃぁ…」 初春の胎内はその刺激に降伏し、その精を吐き出させようと亀頭をますます締め付け吸い付ける…男は最早我慢の限界だった 初春へと完全に覆いかぶさり、一言囁く 「中に出すぞ、初春」 「い、嫌じゃ…人間の子など孕みとうない…」 息も絶え絶えに何とか逃れようと身じろぎするが、男はそうはさせまいとますます腰の動きを加速させ 「いいや」 「……っ!」 腰の奥から這い上がってきた欲望を、柔らかく包みこむ初春へと、びゅく、びゅくと吐き出していく。 「あ……」 「妊娠だけは確実にしてもらう」 「そ、そんな…いやじゃ…」 男は初春に密着し、発情しきった裸体の香りを楽しみつつ最後の一滴まで出しきったのだった。 561 :名無しの紳士提督:2014/06/21(土) 23 57 41 ID xOnae6GA 投下乙 嫌がる初春を無理やり、 いいね。最初は嫌がってるけど、いつの間にか自分から求めるようになるのも、事後レイプ目で放心するも、羞恥と悲しみと怒りで男を殺しにかかるも、いいよね。 まあ、まったりと行きましょう。 エロパロスレって、エロなしSSを許容しないと、盛り上がりに欠けて静かに進行してくものだし。 でも許容するとただのSSスレ化して、他行けって話になるし。難しいところよな。 562 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 00 17 18 ID Bg.wEszA 乙乙! 今書いてる最中だから賑やかしくらいはするさ 明日 563 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 01 02 56 ID MHtEPS9E これ利根でもいけそうね 564 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 03 32 39 ID KJssumP6 乙 のじゃロリだっけ? 利根がロリかは置いといてw 後はスマホからだと規制でレス出来ないってのがでかいかな 気軽にポイっとレス出来ないのがね…… 565 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 06 33 11 ID ZJwKyv.2 560 そこはかとなくeraな香りが…いやまあ大好物ですけどね 566 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 08 12 02 ID VP9gNTKw 乙、初春は大人になったら美人になりそうなロリ筆頭と思う個人的に 前々のスレと比べても投下ペースは特に落ちてないし 非エロでも十分に盛り上がるので気楽にまったり参りましょう 567 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 08 35 21 ID gWiyKwoc 盛り上がってた9スレ目でも三日くらいレスがなかったりもした気はするw まぁ○○を下さい、××を妄想した、みたいな端緒になる単発レスがも他より少なめなのかな? なのでイチャラブ川内型をもっとくださいと書いておく 568 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 10 26 19 ID e5URWpCE エロパロスレだからエロくないSSの扱いに困る? それはね、エロかそうじゃないかにこだわるからダメなのよ 、 _,/ ̄ ̄` ̄\  ̄ / , /\ .i i γ´ / ×ム//-V/l 「ヽ j v、!● ● i ├ ノヘ 〈  ̄ノ ./ .i | (し,. , `ーゥ´ t-!,、_y(ノ レ^V´ V_,ィtー〈 「| 「| / `央ー j \_| | | | ,/ー、{,_ノ /ー、! \ ] 逆に考えて どんなジャンルの艦これSSの投下も許されるって考えるのよ 569 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 10 30 56 ID y4pbGhNw ここよりも本スレのほうを盛り上げる努力をした方がいいのでは? 570 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 10 55 00 ID qae7OlSw 必要以上に騒がしいじゃない。それで満足したら? 向こうで豚に餌やりしたいならご自身でどうぞ 571 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 12 11 13 ID s96DV482 艦これスレは避難所含めて投下多い方ですよ 二、三週間で3レスくらいのスレとか普通 今日は独ソ戦の始まった日なので 響を膝に乗せて愛でます 572 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 12 32 46 ID SOW1g0c2 エロパロの中じゃ比較的活性があるよね、いいことだよ 573 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 13 09 49 ID F0BX8a7I ガラケー使いの自分に死角はないな(キリッ スマホは全部書き込みダメなのか…… 霰ちゃんか文月ちゃんの話を読みたい何でもしますから! 574 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 15 35 35 ID oxd1C/mg まだ先とは言え管理人さんが音信不通なので次スレが心配 スマホもここ書き込み出来るよ 575 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 18 52 26 ID ZXNqKUjc 日10レスもあればエロパロ基準ならむしろ活気付いてる方だけどな 綾波改二ちゃんの成長した感、中学一年生が三年生くらいになった感じ でも肌は依然もっちりすべすべに違いないな 576 :只今投下中:2014/06/22(日) 20 02 54 ID Bg.wEszA 愛宕触手凌辱モノ。鬼畜乳肥大搾乳乳腺姦異種姦妊娠出産堕ちとか注意。次レスより開始。 ― 末路 ― 577 :只今投下中:2014/06/22(日) 20 03 51 ID Bg.wEszA 「――ぁ――ぅ――っ――」 全てが剥き出しの屍肉のような異形の構造材できた、明らかに人の領域ならざる空間――それを満たす、濁り湿った生物臭のする空気。 そのむせ返りそうな大気を、断続的に震わせて響く声がある。押し殺そうとしているような、女の甲高い声。 「あっ、やめ……んっ!もう、離して……んあぁっ!」 声の元にあったのは一人の女性の姿。発する声と共に金の長髪を揺らす彼女は、愛宕――重巡洋艦として帝国海軍に席を置く艦娘である。 その愛宕は今。衣服の殆どを剥ぎ取れた半裸の姿でせり上がった床に覆い被さるよう四つん這いにされ、四肢に絡んだ肉の床により拘束されていた。 「なんで、胸ばっかり……ずっと、んうぅっ!やめて、おねがっ……くふぅんっ♥」 床より伸びた同材質の異形の巨腕。人のそれに数倍しようかという掌が愛宕の胸……極めて豊満な乳房を掴み、蠢いている。 愛宕の非凡な巨乳と比しても巨大な手は、人がピンポン玉を捏ね繰るような手つきで延々と愛宕の乳房を揉みしだいているのだった。 最初は嫌悪感しか無かったが、元々感度のよい乳房を絶え間なく刺激される内に時折切なげな吐息を漏らすようになっている愛宕。 『御機嫌ヨウ、気分ハ……イカガァ?』 そんな愛宕の元に歩いてくる人影一つ……ひび割れたような声を愛宕へと発する、少女にも見える人外の存在。 深海棲艦と呼ばれる人類の敵対者達……その一体である彼女は紅い瞳と血の気の無い肌、そして不気味な艤装を背から生やした異形の姿であった。 黒のレースで多重に装飾されたような衣装を纏うその深海棲艦、離島棲鬼は嘲るような歪んだ笑いを唇に浮かべている。 「っ!くっ、知らないわっ……!そんなことより、こんなことして……なんのつもり!?離してっ!」 平時は柔和な気質である彼女とて人類の敵に囚われた状態では心中穏やかである筈もなく、声を荒げて鋭い目つきで眼前の少女を睨みつける。 拿捕される直前。意識を失う前まで共に戦っていた姉妹艦である高雄の消息が分からないことも、愛宕の焦燥を煽っていた。 (ううん、高雄ならきっと大丈夫……必ず提督と助けにきてくれる筈。だから……) 『アラァ、恐イ恐イ……デモ、ソノ顔ガドコマデ続クカシラ?今マデノハ準備ニ過ナイワ……』 闘志を奮い立たせ己を睨む愛宕の心中を知ってか知らずか、笑みを更に酷薄に歪める黒衣の少女……離島棲鬼。 その白い唇が紡いだ言葉を理解しかね、愛宕が眉を顰めたその時―― 「準備?一体なんの……ッッ!?んぐうぅぅぅぅンッ♥」 疑問を打ち消すかの如く、胸を覆う巨腕が突然に握力を増して愛宕の乳房を拉げさせる。 散々刺激された柔らかな性感帯へ急激に加わった責めに、思わず甘いものの混じった悲鳴を発してしまう愛宕の喉。 578 :只今投下中:2014/06/22(日) 20 04 48 ID Bg.wEszA 『フフ、準備ハ上々ノヨウネ……ジャア、次ハコレ。』 「ひっ、なにそれぇっ……来ないで、いやっ!」 巨腕に握り絞られて突き出すように変形した愛宕の乳房の先端……やや硬くしこっている桜色の乳頭へ、床から伸びた触手が絡む。 死肉でできた蔦のような触手に拘束された乳頭の中央の窄まりへ、先端が針となっている別の触手が押し当てられる……冷たく、硬い感触。 「痛ッ、やめ……んっぎぃぃぃぃぃぃッッ!?」 ズブ、と乳管に沿って侵入する針。本来異物が入る筈のないそこに鋭利な尖端を突き込まれ、鋭い痛みに目を見開く愛宕。 振りほどこうともがけど、拘束された四肢も乳房も一向に自由になることはない。ズキズキと痛む乳房の先端付近の内部。 「痛いッ、これ抜いてぇ……ッ!?ひゅいぃぃぃッッ♥熱ッ……なにッ♥これ、っ……んひゃあ゛ぁぁぁぁッッ♥♥♥」 針先が何か液体を乳房の中に噴いた、そう把握した次の瞬間……薬液が触れた部分が耐え難い熱と疼きを帯びる。 今まで感じたことのない、苦痛とも嫌悪とも違う感覚に狼狽し悲鳴を上げる愛宕。 『アラアラ?マア、スグ慣ルワ……コレカラ何度モ射ツンダモノ。スグ効クカラ、黙ッテ見テナサイ?』 「ッ……はぁはぁ、効く?一体、何を言って……ッ~~~~~♥♥」 巨腕が開かれ、針が引き抜かれた刺激に身震いする愛宕。乳房に残った痛痒を伴う熱は引かず、その奇妙な感覚に呼吸を乱れさせる。 と……急激にその熱が乳房の全体に拡散したかと思えば、胸全体が脈動するような苦しさを感じて愛宕が息を飲んだ。その直後…… 「ひぎッ……!?胸ッ、なにっ……いやぁっ♥大きくなっ、ア゛ッ……♥熱いぃッ……んぐあ゛ァァァァァァ♥♥」 ズキズキと強烈な痛痒と化した乳房の熱ごと内から拡げられるように震える乳房……その体積が不自然に増える。 一度の脈では気づかぬほどだが10、20と脈拍が続くと明らかに愛宕の乳房は膨張していた……そして。 「あぐっ……!はぁ、はぁ……ひっ!?いやぁっ、私の……私のおっぱいがぁぁっ!!」 元々大質量であった愛宕の乳房……それが一回りほども肥大した爆乳と化しており、身じろぎに合わせて重たげに揺れていた。 元の倍ほどに成長してしまった乳頭と乳輪は、鎮守府にある制服のどれを着たところで最早隠せそうにない。 『最初カラ、イイ育チ方ネ……無駄ニ大キナ脂肪モ、役ニ立ツジャナイノ。』 「やめて、触らないでっ……!?んぎっ……あひぃぃぃぃぃッッ♥♥」 どっしりと爆乳化してしまった乳房の先端……肥大した肉を殊更に充血させ屹立する乳頭を、指で摘まむ少女。 愛宕の拒絶の声は乳首を乱暴に抓られた瞬間に背を迸った、鋭い電撃のような刺激により震える喘ぎへと変じさせられてしまう。 『コリッコリニ勃起サセテ……浅マシイ。デモコレナラ……スグニモ出セソウネェ?』 「出る?何が……んあぁぁッ♥やめて、それ以上……ひぃん♥あひっ♥なにか、くる……胸ッ♥ふあぁぁぁッッ……♥♥」 硬くしこった乳頭を華奢で冷たい指で捏ねられる内、愛宕は胸に溜まった熱が乳房の中心で高まる感覚を覚える。 やがてそれは刺激と共に徐々に先端へと昇り始め、感じたことのない疼きに翻弄されながら喘ぎ身じろぎする愛宕。 579 :只今投下中:2014/06/22(日) 20 05 21 ID Bg.wEszA 「も、ダメッ……でるっ♥なにかっ、おっぱいから……ふあぁッ♥出ちゃ、あ゛っ……ひぃぃぃぃぃぃンッッ♥♥」 ぶるぶると背筋が震え、その衝動が背骨を貫いて頭部まで達した瞬間……乳房の熱が遂に先端まで昇り詰め、開放された。 直後、脈動した乳頭が乳白色の液体を噴水のように吹き出す……途切れなく、大量に。その感覚に真っ白に染まる愛宕の思考。 「ほぉぉぉぉッ♥でてるッ、びゅーびゅーってぇぇ♥おっぱいっ、なんでぇっ……ふぎゅう゛ッ♥でりゅっ、んおぉぉぉぉぉッッ♥♥」 母乳。妊娠していないにも関わらず愛宕の乳房は大量の母乳を乳首から噴出しており、それは凄まじい快感として愛宕の脳に届けられる。 少女の指が乳頭を捏ね繰るたびに母乳は激しく噴き上がり、思考が漂白されてしまうほど強烈な刺激を覚えて乱れ狂ってしまう愛宕。 「んおぉぉぉぉッ♥ひぐぅぅッ♥お゛ッ♥ほおぉぉッ……♥ッ……はぁぁっ♥くっ、ふぅぅぅっ……♥ッ……♥♥」 『フゥ、随分盛大ニ出スモノネ……服ガ汚レタワ。マァ、イイワ。コレナラ……後一回ホドデ、事足リソウダモノ。』 搾乳されるまま乳を放ち続けることしばし、ようやく噴乳の衰えた愛宕が荒く息を吐いて脱力する。 半分放心した愛宕の様子を気にもとめず、指を打ち鳴らす少女。再び床から伸びた触手が乳頭に巻き付き、針を乳管に当てる。 「はぁ、はぁぁ……ひっ!?それ、やめてぇっ……もうこれ以上は!いやっ……い、ぎぃッ!?い゛ッ……んに゛ぃぃぃぃぃッ♥♥」 重い乳房を必死で動かそうともがくも、無力に逃れることも叶わぬ愛宕。またしても乳管は針に貫かれ、得体の知れぬ薬液を注がれる。 再び浸透した熱に痛痒を発せられる感覚に悲鳴を上げ……先と同様に脈打ちながら肥大を始める愛宕の乳肉。 「ひい゛ぃぃぃぃッ♥もういやっ、いやぁぁぁぁ……ぎぃぃッ♥おっきく、またっ……おおきくな、ぎっ♥ふぎゅう゛ぅぅぅぅッッ♥♥」 噴乳の余韻に痺れる乳房に肥大化の感覚は快楽として頭に認識されており、女の部分が発情を覚えて身悶える愛宕。 乳肉が肥大しきって両腕でも抱えて余る超爆乳と化した頃……秘裂は雌臭い体液で潤い、肌を紅潮させた愛宕は切なげな吐息を吐くようになっていた。 「あ、あぁ……いやぁぁっ♥こんな、お化けみたいな胸……う゛っ♥提督に、見せられない……もう、やめてぇっ……ひぐっ♥」 『アハァッ、何ヲ言ウカト思エバ……ソンナ、発情シタ雌ノ貌ト声デ嫌ガッタフリ?説得力無イワヨォ、雌牛サン♪……サァ、オイデ』 せり出した台ではなく、床に届くほどに肥大してしまった乳房を羞恥し涙を流す愛宕。 その様子を嘲った少女が、背後の闇に視線を反らし呼び声を発すると……ズルズルと何かが這いずる音が空気に響く。 580 :只今投下中:2014/06/22(日) 20 06 13 ID Bg.wEszA 「う、何……あ?この、深海棲艦……小さい?」 音の先に目を向けた愛宕が困惑の声を上げる。そこあった姿は人類の敵、深海棲艦……その中でも、雑兵に位置するイ級と呼ばれる異形。 人に類似した部分はほど見られぬ、魚と無機物の中間のような姿。しかし、体長は愛宕がよく知るものより随分と小さい。 『コノ子達モ無限ジャナイノ……ソレナノニ、貴女ラハ気軽ニ沈メテクレテ。コウ思ワナイカシラ、減ッタ分ハ……貴女ラニ償ワセルベキダッテ。』 「償い……!?そっちが襲ってきているのに、勝手なこと……いやっ、なに!?来ないで、触らないでぇっ!」 いつの間にか触れられる距離まで這い寄ってきていた小型のイ級。その身が乳房に触れる感触に怖気を覚える愛宕。 その拒絶を一向に気に留めるようすのないイ級はその鋭い歯列の並ぶ顎を大きく開き…… 『イ゛ッ……イ゛ッ……』 「なに……まさか!?やめて、いや……ッ!!ぐぎぃぃぃぃぃぃッッ!?」 喉から異音を発するイ級が愛宕の乳房の先をその顎で捉え、噛みしめる。鋭い歯が愛宕の乳頭に噛みつき押し潰した。 無遠慮に乱暴な扱いを受けた乳頭に痛苦を覚え、目を見開いて悲鳴を上げる愛宕。 『アラ、噛ンジャ駄目ヨ……吸イ付クノ。チューチューッテ……ソウ、上手ネェ。』 「いひぃぃんッ♥あ゛ッ、いやぁっ……吸われて、胸ぇっ♥ダメッ……ぎぃっ♥乳首ッ、痛いのにぃ……ふぎぃぃぃンッ♥」 少女の言葉に従い、口中を窄めてまるで乳頭を引き伸ばそうとするかの如く乳房を吸い始めるイ級。その吸引に愛宕はすぐさま母乳を噴いてしまう。 敏感な乳房から乳汁を搾り上げられる快楽が混じると、時折乳頭を抉る牙の痛みすらも苦痛であるか判断がつかなくなってしまう愛宕の頭。 「んう゛ぅぅぅぅッ♥吸われ……ぎひっ♥痛ッ……おほお゛ぉぉぉッ♥らめっ、噛みながら吸うのッ……へお゛ぉぉぉッッ♥♥」 噴乳快楽と痛苦を入り混じって乳房に施される内に両の刺激が混濁となり、やがて酷く噛みつかれることにも嬌声を上げてしまう愛宕。 母乳を吸い上げられることには最早まるで抵抗を覚えることはなく、目を細めてうっとり陶酔したような表情で快感に身震いすらしている。 「ふぎぃぃぃッ♥んおぉぉッ♥はひっ、ひゅひぃぃっ♥♥オ゛ッ……ぁ……?はぁ、はぁぁ……」 『イ゛……』 しばし後……唐突に吸引が終わりイ級が離れてしまうと、無意識に物足りなげな喘ぎを漏らしてしまう愛宕。 乳房から離れ、床にて震えるイ級……と。その背が突然にひび割れ、 『ィ゛ィ゛ィ゛……イ゛゛ッ!』 「えっ……ひっ!?」 ベリッと湿った癒着音を発して割れた背の内から二回りほども肥大化したイ級が現れる。もとの表皮は中身を失い、床に拉げていた。 脱皮。自らの体に施された行いが、敵たる深海棲艦を育てる目論見であった事実に気づいて怖気と共に悲鳴を発する愛宕。 『殖ヤスノモ、育テルノモ、減タシタ貴女ラニヤッテ貰ウ……理ニ適ッテイルデショウ?アハハ、サァ……オイデ。』 『イ゛ッイ゛ッ……』『ニ゛ッニ゛ッ……』 「ひぃぃぃっ、いやぁっ!助けてぇ……提督!高雄!やぁぁっ……!!」 581 :只今投下中:2014/06/22(日) 20 08 04 ID Bg.wEszA 混乱する愛宕の視線の先、闇の奥から何匹もの深海駆逐艦……先の脱皮前のものと大きさの同じものがウゾウゾと這いよってくる。 愛宕は必死で抵抗するも、駆逐艦達を阻害する役は全く果たせない。乳頭に辿り着いた二体が顎を開き…… 「んっぎぃぃぃぃぃッッ♥♥ひやあ゛ァァッ、両方なんてっ……ふぎぃぃぃッ♥♥やめでえ゛ぇぇぇッッ♥♥」 両の乳頭に齧りついたイ級とニ級が同時に吸入を開始し、嫌がる愛宕本人とは裏腹に際限なく母乳を噴いてしまう乳房。 嫌悪と痛みと快感が混沌となった刺激で乳房から脳髄までを満たされ、愛宕は泣き咽びつつ蕩け喘がされてしまっていた。 『ウフフ、マルデ家畜ネェ?ソンナ様デ全部ニ餌ヲヤルマデ、正気ガ残ルカシラ……アハハハハァ!』 「やめっ、もぉ……ふおォォォォン゛ッ♥あたま、ヘンに……お゛ォッ♥もぉっ、おっぱいゆるし……へお゛ォォォォォォッ♥♥♥」 『ロ゛……ロ゛……』『イ゛ッイ゛ッ……』『ニ゛ニ゛ニ゛……』『ヴァ゛ッヴァ゛ッ……』 愛宕の乳房に群がる駆逐艦幼体の群れ。一匹を満腹させれば次の一匹がすぐさま齧りつき、母乳を吸い上げ始める。 終わりのない吸引噴乳快楽地獄の中、雌牛の如く叫ぶ愛宕の悲鳴が闇に延々と響くのであった。 ――何時間が過ぎたのか。成体サイズまで育った個体が何処かへ去り、また新しい幼体が押し寄せる。 深海棲艦達が成長時に排した脱皮の残りが無数に積み重なった中に、愛宕の姿はあった。 「お゛ひっ……♥い、あ゛っ……♥♥も、でなひ……ゆるひ、お゛っ……♥ふひぃぃ~~……♥♥」 最早喘ぐ力もロクになく、ビクビクと身を震わせながら脱力する愛宕。その表情は苦悶とも悦楽の境地とも見える様相をしている。 小型のイ級の2体がその乳房に噛み付き、吸い上げているようだが……なかなか満腹し離れる様子を見せない。 『フアァ……アラ、モウ限界?ソロソロ継ギ足シガ必要カシラ……ウーント強烈ナノ、ネ?』 「ふぎぃぃ~……いぎに゛ぃッ♥♥」 手持無沙汰のようであった少女が、おもむろに愛宕に歩み寄ると乳房のイ級を掴みとる。 強引に引き剥がせばその牙が愛宕の乳頭を激しく掻き毟り、刹那激しい悲鳴を上げて仰け反る愛宕。少女は無造作に幼体を放り出す。 『サ……コレデ貴女ハモウ一生、ミルクタンクトシテ生キルシカナクナルワ。オタンジョウビ、オメデトウ?』 「お゛、ぁ……?んぎぃ……♥」 呪いのような祝福のような言葉を紡ぎ、触手を床より呼び出す少女。触手は先より太く、男根ほども太さがあり……先端は剣呑な錐の形状をしていた。 乳汁を未だだらしなく噴き零す乳頭の中央、そこに錐先が押し当てられる。それでも放心したままだらしなく喘ぐ愛宕。そして…… 582 :只今投下中:2014/06/22(日) 20 09 10 ID Bg.wEszA 「ふ、ぎ……?い゛っ……ぎひぃぃぃぃぃぃッッ!!??」 ズブリ、肉を拉げ抉じ開ける音。乳管を、その径に比してあまりに太い異物で抉じ開けられる痛苦に流石に飛び起きる愛宕。 悲鳴を上げながら視線を向けた乳房……そこで乳頭を真っ直ぐ貫いて乳管まで達した触手が、更に奥を目指して進んでいる姿があった。 「いぎぃぃぃぃッ!?こわれる゛ッ、おっぱいがぁぁぁッ……さけるう゛ッ!これ、死んじゃ……ぎ、ッ!?あぎゃあ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁッッ♥♥♥」 触手が激しく脈打った、そう思った瞬間……その栓の抜けた蛇口の如き勢いで薬液を噴いた。水風船の如く膨らまされる乳房。 今までのものと同じようでいて妙に粘性の高い薬液が、乳腺に染み込んだ瞬間……乳管にマグマを注がれたような灼熱を覚え、愛宕は悶絶する。 「ひゃげる゛ッ……おっぱいやげる゛ぅぅッ♥♥ふぎぃぃッ!?あづい゛ッ、のに゛……あがあ゛ぁぁッ♥♥いぐぅぅぅッッ♥♥」 瞳を上向かせて叫ぶ愛宕。乳腺が焼き焦がされるような熱を感じながらも脳はそれを凄まじい快楽だと認識してしまう。 そして唐突に乳管を逆流した触手が一気に乳頭から引っこ抜かれ、乳頭の内部が無防備に外気に晒された瞬間…… 「ッッ……あ゛~~~~~~~~~~~~~~~ッッッ♥♥♥♥」 ぐるりとほぼ白目を剥いた愛宕が断末魔の如く叫び、その乳房の開いたままの乳管が濃黄色の粘液を激しくブチ撒ける。 秘所が激しく痙攣を起こした瞬間、尿道より透明な液体が水鉄砲の如く勢いよく吹き出して床を叩いた。 「お゛ッ……あ゛……ッ!?あぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!おっぱいばくはつしゅる゛う゛ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッ!!!!」 愛宕が失神しかけたのも束の間、その頭部が跳ね起きて喉が悲鳴を上げると同時……ミチミチと異音を立てて肥大する乳房。 三回り四回りと膨れ上がってもなお留まることなく肥大を続け、性感帯が再現なく増殖増大していく異常な感覚に愛宕は発狂寸前で苦悶する。 「ぎゅい゛ぃぃッ、とめでえ゛ぇぇぇぇッ!?おっぱいもチクビもミルクあなもじぇんぶブチコワれる゛ッ……へぎゅあ゛ァァァァァァァッッ♥♥♥」 メキメキと限界を越え勃起していく乳頭。人頭をも上回るほどの巨径へだらしなく肥大化した乳房。 常軌を逸した巨大さと触覚に改造されていく己の肉体を目にしながら、焼け焦げる畜生のような悶え方で愛宕は乱れ叫んだ。 やがて…… 583 :只今投下中:2014/06/22(日) 20 10 16 ID Bg.wEszA 「あがっ……はがぁっ♥おぱっ……♥お゛、お゛ぉぉ……っ♥あへ、ぇ……わらひっ♥ばけもの、なっひゃった……♥」 ようやく止まる肥大化。力尽きた愛宕が頭部を落とした先、彼女の乳房は正面から胴体を優に覆い隠すほどの超乳と化していた。 男根のような長さ硬さに増長してしまった乳頭は、何の刺激も受けていないにもかかわらずゴボゴボと母乳を溢れ零している。 『ククッ……アハハハッ!醜イ体ニナッタワネ、オ似合イヨ?何処ニ出シテモ恥スカシク……イイエ、恥ズカシスギル見事ナ化ケ物ネェ!』 「う゛……あ゛う゛……ぁ……いやぁ……こんなの、夢……おきたら、てぇとくと……みんなが、わらってて……うぁぁ、っ……」 自分自身が目の前の肉塊のオマケのように見えるほどに肥大してしまった己の超乳、その光景を受け入れられず現実から逃れようとする愛宕。 そんな彼女の様を嘲笑した少女は、床から新たな触手を引きずりだして愛宕の巨大乳房に手を掛ける。 「ぎぃ、っ……!?ひっ、あっ……な、なにを!?それ、なに……いや、やめてっ!いやぁぁ……!!」 『一々吸イ付カセテタラ、キリガ無イノヨ。ダカラ……コレデ搾リ出シテアゲルワァ?100体分クライ、同時ニ……乳穴カラ、直接ネッ!』 先端が硬質なドリル状で内部が管になった触手、少女の手首ほどもある太さのソレが愛宕の巨乳頭に押し当てられる。 乳管がミチミチと抉じ開けられ、螺旋状の凹凸のついた異物が乳頭内を刺激し始める。 「いぎゃあ゛ァァァッ、ソレいやぁ!今おっぱいおかしいのっ!むりムリ死んじゃう!やめっ……ッ~~~~!?ぶっぎい゛ィィィィィィィッッ♥♥」 無理やりな挿入で乳管に抉り込まれた太触手、その先端が異常な性感帯と化された乳腺を目茶目茶に掘削しながら奥へと侵入する。 まるでこなれ切った膣、いやそれ以上に淫らな肉穴に改造された乳腺。そこから言語にし難い快感が産出され、愛宕の理性を一瞬で粉砕し尽くす。 「あががっ、はがぁぁっ……♥やめへぇ、もお゛ッ……わらひ、コワさないれっ!ふぎぎっ……お゛ッ♥ゆるひ……」 『駄目ヨォ?壊レテ悶エテ崩レテ狂ッテ潰レテイカレテダメダメニナルノハ、コレカラ……ヨッ!』 超乳の奥深くまで乳管を貫いた触手管。脆弱で過敏な改造されたての乳腺を蹂躙される痛苦の全てが快楽として頭に伝わり脳を蕩かされる愛宕。 自己を絶頂感に塗り潰されそうな恐怖に赦しを乞うも、一蹴した少女が触手を小突き……その途端。触手が吸引と先端の回転を始め、 「ぎっ……あぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ♥♥おっぱいがあああッ♥すいこまれっ♥ほじられ゛え゛ッ……あびゃあ゛ァァァァァァッッッ♥♥♥」 乳腺の襞一枚一枚が過敏にすぎる性感帯と化した穴、その肉が高速回転を始めたドリルの凹凸に巻き込まれ掻き毟られ蹂躙される。 同時に先端が強烈な吸引力で乳腺の最奥までを搾り上げ、母乳を無理やりに吸い出し始める。人語を絶する破滅的な刺激に愛宕の自我は瞬時に磨滅された。 584 :只今投下中:2014/06/22(日) 20 11 07 ID Bg.wEszA 「ぷぎゅい゛い゛い゛ッッ♥♥ほぎゅっ♥ぴぎっ♥ぐぎに゛ィッ♥♥おびゃあ゛ァァァァァァッッ♥♥♥」 乳腺を破壊しようとするかの如き掘削に狂い悶え咆哮する愛宕。白目を剥いて背骨を折れそうなほど反らし、盛大に失禁する。 一瞬たりとも休まず射精が続くような噴乳快楽と共に搾り出された母乳は触手管を通り、その付け根の肉塊に注がれる。 『ニ゛……ニ゛……』『イ゛……イ゛……』 脈打つ肉塊より数多生えた突起、その一つ一つに喰いついた駆逐艦が次々とそこから何かを飲み下し始め……やがて脱皮するその体。 愛宕から搾り続けられる莫大な母乳が次々押し寄せる無数の深海棲艦を……人類の敵を成体へと育て上げていく。 『フフ、タァントオ飲ミナサァイ?ソコノ母乳タンクカラ、モットモット搾リ出シテアゲルカラ……ネ♪』 少女が足を鳴らせば床から生えてくる巨腕。来たばかりの頃、愛宕の乳房がピンポン玉のような対比であったその掌。 今ではその手から余るほどに超肥大してしまった愛宕の乳肉を鷲掴みにし、力強く握りしめる巨腕。柔らかな乳肉が激しく拉げ、 「ほっぎゃあ゛ぁぁぁぁぁぁッッ♥♥おっぱいちゅぶれっ……ぷごぉぉぉぉぉッッ♥♥みるぐっ♥でり゛ゅでる゛でう゛ぅぅッ……へぎゅお゛ォォォォォンッッ♥♥♥」 乳房の内外から思考の極限を遥か突き破った暴虐的な性感を注ぎ込まれ、その全てを乳腺を抉じ開け撒き散らさせる凌辱。 脳髄の中で切れてはいけない部分がブチブチと音を立て、立て続けに崩壊していく感覚を受ける愛宕。絞められる雌豚のような絶叫を上げる。 「ぷごぉぉぉぉッッ♥て、とくっ……たしゅけ、ひゅげえ゛ッッ♥♥ふぎひぃぃぃぃッッ♥あっひえ゛ぇぇぇぇぇッッ……♥♥♥」 搾乳で知能ごと吸い尽くされたように理性の片鱗もない、浅ましい畜生の如き嬌声を上げ乳腺掘削噴乳快楽連続絶頂を迎える愛宕。 無数の深海棲艦の鳴き声が発せられ続ける中、一際大きく蕩け崩れ乱れ狂った雌の哭き声が延々と室内に響き渡るのだった。 585 :只今投下中:2014/06/22(日) 20 12 35 ID Bg.wEszA ――幾日か、或いはそれ以上か後。 濃密な雌の体臭と発酵した乳の臭いが満ち澱んだ空気、それを震わせ獣の雌のような濁った発声が響いている。薄暗く湿った、肉の空洞。 「ぷぐぅぅぅぅ……♥♥ぷごぉっ……♥ぶぎっ……おごぉ~♥え゛お゛……あ゛、え゛ぁ~~~~~……♥♥♥」 床から生えた肌色のオブジェ。いや、それは女性……だろうか?胸部に異常極まる質量を有した肌色の塊が繋がっている。 傍より伸びた人と比すれば巨大に過ぎる巨腕……その掌すら西瓜を掴むような動きで捏ね繰ることしか適わぬ、人の部位とは思えぬ肉の巨塊。 「お゛っ、お゛っへえ゛……♥ふぎゅっ、んあ゛ぁ~……♥うぶぅっ、ぷぐぐっ……♥♥」 だが、それは乳房。彼女の全身と比してなお質量の勝つほど肥大しきった超超乳……その先端は乳頭を男性の腕より太い触手に貫かれていた。 その触手が乳房の内部から母乳を直接吸い上げているようで、常に射精し続けているような喜悦の声を漏らすソレの名を……愛宕という。 「ッ~~~~~!?ごぶっ……おぶえ゛っ!……ぶう゛ッ、ほぶぅぅ……ッ……お゛、ふびゅえ゛~~~~……♥♥」 その表情はアイマスクのような肉塊と口腔を塞ぐ触手で窺えないが、漏らす嬌声は明確に欲望に狂い切った悦びに満ちていた。 口の触手から食道に流し込まれた何かを飲むと殊更に発情した様子になり、交尾中の動物のような浅ましい鳴き声を上げる。 『……アラアラ。暫ラク見ナイ内ニ、益々淫猥ナ醜サニ磨キガカカッタワネェ……言葉モ、モウ理解出来ナイカシラ?』 闇の中から現れる黒衣の少女。巨大な雌肉の搾乳プラント、その卑猥なる容姿な装置のオマケと化した愛宕を嘲るように哂う。 その手が愛宕の口腔と目元を覆う拘束具を取り払い、一旦凌辱者の手を止めさせる……と。 「おほぉ~~~……ひぐっ、いぐぅ……♥♥んお゛ッ、お゛ぉぉんっ……♥へお゛ぉ~~~……♥♥♥」 状況認識が可能になったにも関わらず、白痴のような表情で身震いと共に小便を漏らし……だらしなく快感の余韻に喘ぐだけの愛宕。 延々と浸り切った噴乳快楽による絶頂感を処理することに脳が単純化しきってしまったのだろう、すぐ傍らに立つ少女に意識を向けることすらしない。 『ドウセスグ壊レテシマウケレド、自分ノコレカラノ役目クライ知ッテ貰イタイワァ……ヨウヤク【産メル】体ニナッタノダモノネェ?』 「おほぉっ……んおぉぉぉっ、はへっはへぇぇ……♥……ぎっ!?」 残酷な笑みを浮かべた少女が、自らの艤装の中から一本の注射器を取り出し……禍々しい色の薬液の詰まったそれを愛宕の首筋に突き立てる。 シリンダーを押せば、薬液全てが愛宕の頸部の血管へと注ぎ込まれる。やがて…… 586 :只今投下中:2014/06/22(日) 20 13 33 ID Bg.wEszA 「おほぉぉぉ……お、ぁ……あ?わた、し……ひっ!?い、いやぁ……わたし、私の……胸がぁ!いやぁぁ……っ!」 『フフッ、久々ニ正気ニ戻ッテ自分ヲ見タ気分ハイカガカシラァ?』 幾日ぶりなのか、瞳に正気の色の戻る愛宕。自身の眼前を産める肌色の肉塊が、常軌を逸して肥大した乳房だと気づき慄いた。 直後。肉体の浸り切っていた性感の余韻に目を剥くものの、正気を失することはなく……嘲弄を向けてきた少女に反応して目を吊り上げる。 「くぅっ、こんな体にされてっ……でも……けど!きっと、高雄が提督を連れて助けに……」 『ン、アァ……ソンナモノ、待ッテタノォ?アッハハ……丁度イイ、面白イ物ヲ見セテアゲルワァ♪』 指を鳴らす少女の先で天井を構成する肉が湿った音と共に割り開かれる。そこから降りてくる、肉塊の柱に半ば埋もれた何か。 異形のシャンデリアの如く天井から伸びた肉、そこに吊られた肌色の……巨大な肉の塊。その一部、人体の原形を留めた部位に愛宕は見覚えがあった。 「たか、お……?」 愛宕自身より発達した異常な超乳、その上にある顔は紛れも無く愛宕の姉妹……高雄であった。その表情は記憶とかけ離れていたが。 取り澄ました表情の多かった彼女、その顔は今は知能の一欠けらすら感じない交尾中の家畜の如く無様に蕩け崩れ切った醜い表情を浮かべている。 「んごお゛ぉぉぉぉッッ♥♥うまれり゛ゅっ、まひゃモリモリうむう゛ぅぅぅッ……んぎぎっ、ぎひぃぃぃぃぃッ♥♥♥♥」 「あ……あぁ、ぁ……」 喜悦に染まり狂った絶叫を上げる高雄の、愛宕と最も違う点は異常肥大した乳房の向こう……そこで丸みを帯びた、妊婦の如く膨らんだ腹部であった。 否、まさに妊娠しているのだ。その腹部が蠢いて股からぬるま湯が噴出し……直後、ボトボトと何かが産み落とされる。 『ィ゛……ィ゛ィ゛……』『ロ゛……ロ゛……』 「あびゃあ゛ぁぁぁぁッ……あがひゃん♥うまれひゃあ゛~……ぷぎぃっ!?おぎぃッ……でりゅッ♥♥もっとうみゅう゛ぅぅぅぅッッッ♥♥♥」 『ニ゛ィィィィ……ッ』 愛宕の視線の先で次々に深海棲艦を……愛宕の乳を吸いに来ていたものそっくりの幼体を出産し続ける高雄。愛宕は悲鳴を上げることすらできない。 高雄の乳房を貫いた触手は天井よりの肉に繋がっており、何処へ母乳を搾られているのかは分からない。 ならば産み落とされた駆逐艦達は自然と、目の前にある愛宕の母乳を貯めた肉塊へと餌を求めて這い寄ってくる。 「あ、いや……こない、で……うぁ、どうして……たか、お……いや、いやぁぁ……」 『コレノ方ノ改造ヲ、先ニ始メタノォ……「アタゴヲ守ッテミセル」ナンテ言ウカラネェ?正気ノ間ハ、手ヲ出サナイッテ約束シテネ……フフッ♪』 「ぷごぉぉぉッ……おほぉぉん♥♥はひぇぇ~…………おまんこぉ、すぅすぅすりゅう゛~~♥」 出産を終え、犯し殺されかけた孕み豚のような無様な表情のまま脱力する高雄。搾乳は続いているのか小刻みに絶頂しているようだ。 無事逃げたと信じていた家族が、直視に耐え難い猥褻な異形と化し成すがままにされている……絶望に思考を塗り潰される愛宕。 587 :只今投下中:2014/06/22(日) 20 14 23 ID Bg.wEszA 「う、そ……いやぁぁ……!高雄、そんな……」 『ソレデネェ?コノ胸ニシテ、触手ニブチ抜カセテ孕マセタラ……一発デ壊レチャッタァ!アッハハ、約束通リ貴女モ同ジヨウニシテアゲルワァ♪』 「ひっ、いやぁぁっ……やだっ、許してぇっ!それだけはっ、化け物産むなんて嫌アァァァァァッ!!」 床から生えた、極太の男根の形状をした触手が愛宕の秘所に伸びる。必死で身を揺する愛宕だが、無論逃れられよう筈もない。 栗の花を猛烈に煮詰め濃縮したような異臭のする粘液を滴らす死肉色の男根、それが蜜壺を撫でる嫌悪感にあらん限りに悲鳴を上げる愛宕。 『ソォソォ、貴女……死ンダコトニナッタラシイワヨ?【上】デ、貴女ノ仇討チニ来タ艦隊ガイタッテ……羅針盤ニ迷ッテ帰ッテシマッタケドネェ♪』 「うそ、いやぁ……いやぁぁぁぁぁッ!?ッ~~~~~~!!!ふぎぃぃぃぃぃッッ♥♥」 絶望の更に底から噴きだした嗚咽を途切れさせる如く、愛宕の膣に捻じ込まれる男根触手。 今まで経験したことのない怖気の走る感触が胎内に侵入してくる感覚に絶叫を上げる愛宕の喉。同時に再開される搾乳凌辱。 『一杯コチラノ艦ガ沈ンダラシイカラ、貴女ニ産ンデ貰ワナイトネェ?フフッ、大丈夫……スグアノ子ミタイニ悦ンデ産ムヨウニナルワァ♪』 「ぷぎぃぃぃぃぃンッ♥♥またおちんぽキタァァッ♥♥しきゅーズコズコらめっ♥しゅっさんしてまたすぐニンシンするう゛ぅッ……おっひぇえ゛ぇぇぇッッ♥♥♥」 出産間もない膣を極太触手に貫かれ、即座に妊娠させるべく交尾を開始された高雄が絞め殺される雌豚の如き声と表情で悦び悶える。 悪夢のような光景に置かれた自身の状況に何を考えれば如何にすればいいのか分からず絶望に困惑する愛宕。だが…… 「…………ッ!?んぎぃぃぃぃッッ♥♥そこ子宮ッッ……大事なところ、ゴリゴリしちゃっ……ぐっぎぃぃぃぃぃッッ♥♥♥」 『アッハァ……コンナ乱暴ナレイプデ、感ジチャッテルノォ?マ、当然ナノダケド……貴女ノ体、モウ出産ノタメノ改造シ尽クサレチャッテルモノ♪』 破城槌のような勢いで愛宕の子宮口をねじ伏せ子袋の内にまで侵入する触手の先端……それが粘液を噴けば思考の全てを吹飛ばされてしまう愛宕。 自身の生殖器が破壊に近い責めを受けているにも関わらず、その全てを悦びとして認識させられた愛宕の頭はドクドクと脳内麻薬を垂れ流す。 搾乳タンクとして嬲られ続けた日々、それは愛宕の肉体を交配に完全適応した出産装置として改修するための準備でもあったのだ。 「ほひぃぃぃッ♥ふぎっ♥あっひぃぃぃ♥にんしんッ♥にんしんさせてぇぇ♥またいっぱいウミウミするかりゃあ゛っ♥はらまぜっ……おっへえ゛ぇぇぇぇぇぇッッ♥♥♥」 「たかおっ、いやぁっ……ぎひぃぃッ♥いやあ゛っ♥おちる、おちちゃ……ら゛め゛っ♥もぉ、わらひっ……いぐぅぅぅぅぅぅッッッ♥♥♥」 『サア、ソノ調子デ只管孕ンデ……ドンドン私達ノ手駒ヲ産ミ育テテネェ?フフッ……アハハハ!!』 「「おッほぉぉぉぉッ…………♥♥♥♥」」 哄笑と嬌声の響き渡る、人外の狂気と淫堕な退廃に満ちた異形の肉の空洞。 異形の生産装置と化された哀れな犠牲者達は、海の遥か底の魔窟にて永遠に深海棲艦を産み落とし続けるのであった。 人と深海より来たる者達の闘争、その終焉の日は――まだ遠い。 588 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 20 15 16 ID Bg.wEszA 以上、筆走り過ぎました。この場をお借りしましたことにお礼を。 たまには人権ガン無視な鬼畜エロでも。乳肥大とか苗床的なシチュは好きですね。 また適当に何か書きたいと思いますのでその際はどうぞよしなに。 589 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 20 27 54 ID KNJxIcvo まあ乙 590 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 20 42 25 ID s96DV482 588 お疲れ様です イッちゃってる喘ぎ声って自分で書くと難しいです 591 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 22 04 37 ID 8i1AiLu6 588 ハートの使い方でエロさが際立ってて好きです、乙 こういう鬼畜エロの方が興奮するんでもっと色々な艦娘で見たい 592 :名無しの紳士提督:2014/06/22(日) 23 37 58 ID KJssumP6 乙 574 キノコスマホだけどはじかれたよ? 尚、これは自宅Wi-Fi通してる模様 593 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 15 07 22 ID pUC0PrbY 588 龍驤「ちょっち、深海まで行ってくるわ」 592 禿げだけどはじかれてない ブラウザアプリの設定によってははじかれることがあるとか何とか 594 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 15 46 35 ID HyGdIoak 庭だけど弾かれるよ 595 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 16 52 47 ID WmBznIFo 不知火を孕ませたわね… と言う台詞と共に柔らかく笑う不知火ちゃんが唐突に浮かんだ 596 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 17 32 32 ID q4wyCXDk 前は弾かれてたけど先週位から書けるようになったな。ちな禿 くりま○んこくりま○こ連呼するくまりんこの夢を見た何故 597 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 18 18 50 ID am0HCei2 はじかれているスマホの人は荒らしと同じサーバー(?)使ってんじゃね 596 それで話を書けというお告げに違いない 598 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 19 41 57 ID BHHdFBBs 風呂上がりのバスタオル1枚の加賀さんと赤城さんに会う夢なら今日見た なぜか二人共、背が子供並みに低かったけど 加賀さんに何か言われたけど内容忘れちゃった 599 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 19 50 45 ID 7mq75Big 沖縄かどっかの小島で大井と二人暮らしする夢ならこの前見た 600 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 20 55 55 ID am0HCei2 お前らいい夢みすぎだろw 俺なんて無傷の嫁二人が昼の戦艦の連撃で一発轟沈する夢しか見たことないぞ…
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艦これMOD 作者:Akhenaten氏 作者様サイト:モッド図書館 :羅鬼くんち 最新バージョン:test MOD紹介(作者様HPより引用) 艦これの動画撮影用MODです 対応マップ kuretin_ensyuu コンクエのみ midway コンクエ、コープに対応 撮影用なので弾は出ません(艦これ由来の乗り物) 吹雪の2番席、3番席はカメラ用の席です 赤城にスポーンしている吹雪は2番席が測距用になっています (目標物の喫水線にクロスヘアをあわせるとそこの数値が距離になります) 撮影の都合上エフェクトが必要なら、マップ内の_001.rfaをいったんはずして、撮影終了後は元に戻してください。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm26184656 ダウンロード 斧様よりDL コメント 名前 コメント
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901 : ◆NQZjSYFixA:2014/07/10(木) 21 51 31 ID 94IPi2O. 俺の仕事はまだまだ暇な部類で、日が出てからでも余裕でこなせる。 未だ鎮守府海域でちまちまと艦隊戦をやっている最中だ。この一週間で既に21人の 艦娘がこの鎮守府に所属することになった。もう限界の5分の1だ。この問題の解決策を 早急に考えて、後は適当に雷と楽しみつつ死人が出ないように適度に戦闘して行こう…… と、思っていたのだが。 朝といっても日が出る前の時間帯に、雷は身支度を整えて出て行く。 下着とか着替えなんかも俺の部屋にある程度持ち込んでいる。まあ毎日夜はここで 俺と寝ているんだから当然の帰結だ。 しかしこの日は少し違った。 「ね、司令官。……あのね? ちょっと話があるんだけど」 「ん? どうした? 装備の拡充とかの話なら昼の方がいいと思うぞ」 「あ、そういうのじゃなくって。えっと……」 珍しく言いよどむ雷が何を言い出すのか、じっと待つ。 「その、司令官と、エッチしたいって娘がいてね、司令官は……その、したい?」 「……は?」 不意打ち過ぎて間抜けに口をあけたままになってしまった。 「あのね、私が司令官とエッチしてるの、皆にばれちゃって。どうだった? って 聞かれたから、ちょっと、……ちょこーっとだけよ? 司令官とのエッチのことを、 皆に教えてあげたんだけど、そしたら、したいって娘が来ちゃって。 あっ、私のことなら気にしないでね? 他の娘としちゃっても、私、司令官のこと 大好きって気持ちに変わりはないから!」 とまあ、こんな感じのことを言われた。 「ううん……そりゃあ、したくないって言えば嘘だけど。でも、俺は別に雷一人を 抱いてて満足してるしな」 「えへへ……ありがと、司令官。でもね、よく考えたら私は司令官を独り占め してるってことだから、皆にもチャンスはあるべきかなって思うの。かわいそうって 言うとおかしな感じだけど……でも、そう思ったの。だから……」 「雷……」 どこまでも、優しい娘だった。雷は、俺のことが好きだという。だったら、この 持ちかけは雷にとって損しかない。ほぼ身体だけの関係とはいえ、俺の相手は彼女 だけなのだから、事実上恋人みたいなものだろうに、それを確固たる意思で他の女と 共有しようというのだから。普通なら気が狂っているといわれてもおかしくないほどだ。 「前ほど、構ってやれなくなるかもしれないぞ」 「うん……」 「俺が他の艦娘に夢中になって、雷の事を捨てちゃったり」 「ううっ……」 じわっとその目に涙が浮かぶ。俺は思わず雷を抱き締めていた。 「ああ、うそうそ。俺はそんなことしないよ」 「うううー……司令官、私のこと忘れちゃ、いやよ?」 まだ薄暗い中できらりと輝くその大きな瞳を覗き込みながら、俺たちはキスをした。 「ったく。そんなに辛いなら独り占めしてればいいのに」 「すんっ……だってだって、こんなに素敵な司令官なのに、目を覚ましたらもう お相手がいました、なんて辛いじゃない」 分かるような、ぜんぜん分からん理屈だったが、まあ雷の意思を尊重するとしよう。 その上で、雷は可愛がり続けるのが俺のせめてもの誠意というところか。 902 : ◆NQZjSYFixA:2014/07/10(木) 21 51 48 ID 94IPi2O. 完全に目が覚めてしまったので、しょうがないから着替えて執務室でだらだらと 仕事を始める。食堂は当然まだ開いていないので、自室のお菓子くらいしか食い物は 無い。寝覚めにそんなものを食べるのも気が引けて、低調に仕事をこなす。 ふと窓の外を見ると、ぞろぞろと二列縦隊を組んで艤装をつけた艦娘達が走っている。 2日目から既にやっていた、朝練である。ほとんど駆逐艦と軽巡洋艦しか居ない我が 艦隊だが、二日前ついに重巡洋艦摩耶と鳥海が加わり、だんだんと艦隊らしくなってきた。 質素な見た目にして完全防音の窓越しにも、艤装の重々しさが伝わってくるような ハードなランニングだ。特に駆逐艦の体格の小さい艦娘達は、傍から見るとなんの 児童虐待だと思われるかもしれない。しかし彼女たちはそれを毎日朝飯前にこなす。 いかに航行能力があるとはいえ、身一つで何時間もたちっぱなしの姿勢で移動と 戦闘をこなす艦娘ならではと言えるだろう。人外の力を秘めた存在だ。 だが、年頃の女の子でもある。厳しい訓練と実戦を日々こなしながら、提督の 情事事情で盛り上がり、あまつさえ実際に肉体関係を結ぼうというくらいには 向こう見ずな所があるのだ。 俺はため息をついた。 誰が言い出したのか知らんが、満潮あたりはとんでもなく冷たい軽蔑の視線を 浴びせてきそうだ。雷から言い出した、などと言い訳をしようものなら 「ふざけんじゃないわよ! それぐらい断りなさいよ!」 とか言われるに違いない。 しかし実際、誰が俺とセックスしたいなどと言い出したのだろう? そして一体、誰が相手として来る事になるのだろう。 と言っても、言い出すやつなんか一人くらいしか思い当たらないから、多分 そいつが来るだろうとは思うのだが。 「ま、何にせよ艦娘達の好きにさせてみるか」 何せ、戦うのも艦娘、資源を調達するのも艦娘。俺はと言えば、誰をいつ任務に 就かせるか、いつ入渠させるかの判断位しかしない立場だ。やりたいと言うのなら たとえ100人相手でも擦り切れるまでやってやろうじゃないか。そう開き直って、 朝飯までの仕事を再開した。 昼飯時になって、俺は秘書艦に遅れて食堂に足を運んでいた。 今朝からの出撃で、三人目の重巡洋艦青葉と、雷の姉妹、駆逐艦電を艦隊に迎えた。 これで23人だ。本当にほいほい増えることだ。 困ると言うことは無いが、しかし最大に達する場合や、もし……艦隊に居る艦娘と 同種の艦娘が来た場合の処遇を未だ決めあぐねている俺にとってはこの拡大路線は ちょっと不安でもある。 「あっ司令官! 隣、いい?」 時間が合ったのか、雷が近づいてきて隣に座った。隣にはよく似た少女が トレイを持ったまま所在なさげにたたずんでいる。 903 : ◆NQZjSYFixA:2014/07/10(木) 21 52 00 ID 94IPi2O. 「おお、いいぞ。電もどうぞ」 「は、はい、なのです」 かちかちに緊張しながら、栗毛をわずかに揺らして電が雷の正面、俺のはす向かいに 座る。ちらっと俺の顔を見たかと思えば、顔を赤くして目を伏せてしまった。 「もう、電ったら、照れ屋さんなんだから! ほら、司令官に挨拶、するんでしょ?」 「わ、わわっ、雷ったら余計なこと言わないで欲しいのです!」 そう言って雷を睨んで頬を膨らませる電。 「挨拶? は、もうしたと思うんだけど」 キスをして起こした直後に、「どうか、よろしくお願いいたしまひゅ!」と 可愛らしい挨拶をもらっていた。やってしまったとばかりに顔を真っ赤にして俯く 電の手を引いて、施設の案内や引率役の神通の元に連れて行ったのを覚えている。 「はわわわ、それは無しにして欲しいのです! いまっ、今の挨拶がはじめてなのです! いっ、電です。どうか、よろしくお願いいたします」 手をぶんぶん振ってかき消すような仕草をしてから、赤い頬で電が挨拶をした。 「ああ。よろしくな、電」 苦笑しながら、俺も挨拶を返す。 その後の食事は、取りとめも無い話をしてすごした。食事のメニューが増えてきて うれしいだとか。ついに売店が出来たが、現金では無く一日幾らか溜まるポイント制 なのだとか。そこで牛乳を売っていることを知って電は嬉しがっていた。 ちなみに艦娘の給料というのはどうやって支払われるのかと言うと、実は俺は 関与していない。勤務の実態については、実は執務室の端末から逐一確認できた。いつ、誰に、 どんな任務を行わせたかと、その結果。もちろん基地で訓練と言うのも記録されている。 だが、給料は艦種ごとの基本給と、任務の成果に応じて自動的に算出され、支払いも また指定の口座に月ごとに振り込まれる。らしい。まだ一度も給料日が来ていないが。 ともあれ、俺は艦娘の給与までは決める立場には無いわけだ。任務の振り分けを 偏らせることである程度は操作できるが、やる意味もあんまり無いだろう。 今のところ艦娘の皆も、そこまで給料にこだわっている風ではないので、俺もまだ さして考えは持っていない。 「ごちそうさまでした」 「ごちそうさまでした。雷、私は午後一の遠征だから、先に行くね」 「うん。行ってらっしゃい、電」 「がんばってな、電」 「はい、なのです!」 にこっと微笑んで、電が先にトレイを片付けに行った。 「あのね、司令官。朝言った事なんだけど、いつもと同じように、夜ごろに司令官の 部屋を、その娘がパジャマで枕を持って尋ねるから。……やさしく、してあげてね?」 真昼間からなんともアレな話題を出されて、俺のほうが面食らってしまう。 「お、おう……本当にやるのか?」 「もちろんよ。今だって三人もいるんだから」 「三人!? 多いな……」 「ふふっ。それだけ司令官の魅力に気づいてるってことよ。まだまだ増えるかもね」 雷の言葉は適当に聞き流すとして、しかし三人。 今食堂にほぼ全員が居るということは、さっきからちらちら向けられる視線の中に 俺とセックスをしたがっている艦娘のものが混じっているかもしれないということだ。 そう思うと、なんとも背徳的な感じがする。 果たして、俺が艦娘を食い放題なのか、艦娘が俺をつまみ食いしているのか。 日に日に増えていく艦娘に囲まれながら、そんなことを考えていた。 904 : ◆NQZjSYFixA:2014/07/10(木) 21 52 20 ID 94IPi2O. 午後の出撃によって、またも艦娘は二人増えていた。 軽巡天龍と、水母千歳だ。初の航空機使いである千歳は、データベースによれば なんと5段階改造が用意されているようだ。出世魚のような奴だ、と思ったがさすがに 面と向かっては言わなかった。 それよりも、初期化前に眠っていた天龍と千歳を見たときのことを思い出す。 二人とも、相当に胸が大きかった。しかも寝ている状態でもつんと天に向かっていて、 すさまじい存在感を放っている。雷の膨らみかけの乳首を吸うのも悪くは無いが、 やはりああも大きいと意識が吸い寄せられざるを得ない。 目を覚ますまでに一揉み、と思わなくも無かったが、さすがにそれはひどいと思って 踏みとどまった。 そんなことが昼間にあったので、今日のお相手にはかなり激しくやってしまうかも 知れない。そわそわしながら待っていると、雷よりだいぶ早い時刻にノックがあった。 まだ九時だ。もしかして何か非常事態か、と思いながらすぐさまドアを開くと、 「し、しれい、かん……その……あの……」 真っ赤な顔の下半分を枕で隠し、淡い水色のパジャマを着た初雪が立っていた。 「え、ええと……」 まさか初雪とは。 どこか気だるげな雰囲気を漂わせて、ゆるいというかのんびりした感じの言動を する艦娘だ。しかし、仕事ぶりが他の艦娘に劣るということは無い。単純にそういう 個性なんだなと受け入れていたが。 ぞくり、と何かがこみ上げてくる感覚がある。 雷とはまた違う意味で、およそ厭らしい事とは縁遠そうな娘が、俺に抱かれに来た。 その状況は、思った以上に俺を興奮させた。 「どうぞ」 扉を大きく開けて、微笑みながら初雪の顔を見る。 半分どころか顔全部を枕で隠す勢いの初雪は、激しい葛藤に襲われているのか、 目元も耳も真っ赤にして、全身をふるふると震わせている。足の震えなど、今にも へたり込んでしまいそうだった。 だが、俺はもう初雪をそのまま帰す気がまったく無い。自ら望んで部屋に入るなら よし、逃げ出そうとしたらその瞬間に引っ張り込む気まんまんだ。 「あ、う……」 初雪は、数分をかけて小さな小さな5歩を踏み出し、俺の部屋の中に入った。 そっとドアを閉じ、カチャリと音を鳴らして鍵をかける。 「ひうっ!」 たったそれだけでびくりと跳ね上がり、今にも泣きそうな目で俺を見る初雪。 半ばそれを無視して、夜風で冷えたその小さな肩を抱き、ベッドまで連行……いや エスコートする。 腰が抜けるようにすとんと初雪がベッドに座り、スプリングが鳴った。俺は彼女に 密着するようにすわり、肩を掴んで抱き寄せる。 「……初雪は、今日何をしに来たんだ?」 耳元でささやくように言ってやると、枕を掴む指を震えさせながら、か細い声で 「えっ、えっちな、こと、ちょっと、興味、あった、から……そのっ、他にもっ、 したいって子、居たから……釣られて、手を上げちゃって、じゃんけんで、わたっ、 私が、さいしょに、なっちゃって」 しどろもどろに初雪が経緯を話してくれる。だが。 「そうじゃ、無いだろう?」 「っ……!」 905 : ◆NQZjSYFixA:2014/07/10(木) 21 52 37 ID 94IPi2O. 耳たぶを愛撫するように、唇を這わせながらささやく。 びくりびくりと、一言喋るごとに震える初雪は、まさにまな板の上の鯉だった。 「何を、しに、来たんだ?」 「あう、あうう……」 ふるえのあまりかち、かち、と初雪の歯が音を立てる。 「え、え、えっ、ち、なこと……」 ここで沈黙を選ばないあたりは、さすが普通の女の子ではなく艦娘というところか。 「もっと、具体的に」 「ぐた、い、てき? え、えと、えっと」 だが、さすがに混乱しきった頭では思考力は落ちきっていた。 なので、俺から『正解』を教えてやる。 初雪は千切れるんじゃないかというくらいに枕を強く抱き締めた。 「っ……せっ、せせ、セックス、しに、来ました」 「んんー。よく聞こえないな。枕越しだからかな」 露骨に首をかしげて、聞こえない振りをする。同時に、初雪のガチガチに力のこもった 両手に優しく手を重ねた。 「はっ、はぅ、ううっ」 緊張のしすぎで思うように動かないのか、ぎしぎしと軋む音が聞こえそうなほどに ぎこちなく、震えながら初雪の顔から枕が離れていく。 「せっ、くす、しに、きまし、た」 言うだけ言って、がばっとまた顔をうずめてしまった。 「よく出来たな、初雪」 ほほえましくも、劣情を煽る仕草だ。肩を抱いている手を滑らせて、パジャマ越しに 初雪のふくらみに手を伸ばす。 「っ!」 息を呑む音がしたものの、抵抗は無い。 初雪の胸は、決して大きくは無いもののちゃんと膨らんでいて、さすがに雷よりはある。 撫で回すようなほんの少しの力で、その柔らかさを味わう。手の平の一点に、ぷにぷにと した盛り上がりがあり、その中心に硬い部分がある。 もう片方の手も使って、両側の乳首をくにくにと摘んでもてあそぶと、変わった感触に 気が付いた。乳首の周りの乳輪までぷっくりと盛り上がっているのだ。 雷のものとは明らかに違うそれに、新しいおもちゃを得た思いでもてあそぶ。 「あっ、んっ、んふっ、う」 少し力加減を強くしたり弱くしたりするだけで、初雪は全身を痙攣させて感じ始めた。 下手に枕を抱いているから、脇が空いてしまって弄られたい放題だ。 「乳首、気持ちいいか?」 左右を交互に引っ張ってやりながら耳元でささやくと、こく、こくと頷いた。 尻をもぞもぞさせて腰をくねらせて身もだえする初雪は、何も知らない少女から 急激に女になっていくようだった。 そうやって胸を揉んだり乳首をもてあそんだりしているうちに、初雪の身体が じっとりと汗ばみ、温まってくる。枕を顔に押し付けたままだが、その両腕は さっきより脇を開き、もっと触って欲しいと催促しているかのようだ。俺があまがみを 続けている耳を差し出すように首を少しかしげると、さらさらのストレートヘアが 綺麗に流れて滑らかなうなじまでがあらわになった。耳から口を離し、今度は首筋に 顔をうずめてキスをする。 「ふーっ……ふーっ……」 愛撫の快楽にすっかり身をゆだねた初雪は、とっくに震えを止めてリラックスしきった 深い呼吸を繰り返していた。 瞳を潤ませ、眠たげにも見えるようにまぶたが落ちかけている。 頃合だなと思い、初雪をベッドに押し倒した。 906 : ◆NQZjSYFixA:2014/07/10(木) 21 52 52 ID 94IPi2O. お互いに無言だ。 しかし、仰向けになって横方向に持ち替えた枕で口元を隠した初雪が、俺と目を 合わせて、物欲しげな熱い視線を送ってくることに俺は満足した。 身を起こし、未だに横向きになっている下半身を、ひざを掴んで上に向かせる。 そのまま、がぱっと股を開かせた。 「うぁっ……!」 反射的に初雪が脚を閉じようとするが、力で押さえつける。艦娘ならあるいは 俺程度は跳ね除けられるかと思ったが、初雪は観念して股を開かせるがままにされた。 驚くほど柔らかいその股関節は、背中をベッドにつけたままにぴったりとM字に開脚 できた。手を離してもそれが戻らないことを確認し、おれはパジャマのズボン越しに 初雪の秘部を手の平で包み込むように触れ、ねっとりと撫で回した。 「ふあっ、ああっ、んむぅ、んんーっ!」 すぐさま上がる恥ずかしい声を、枕に押し付けて隠す初雪。だが、枕を掴んでいるから 股間は完全に無防備だ。どんどん熱くなるその秘所を、今度は人差し指一本で撫でる。 「んっぐ、んんっ!!」 二枚の布越しにも熱く湿った感触が感じられる。くち、と粘液が音を立て始め、 割れ目を撫で回す指でクリトリスの硬い勃起を探り当てた。 躊躇無くこね回す。 「~~~~~~~!」 背をのけぞらせ、声にならない悲鳴を上げて初雪が痙攣する。 少しだけ力を弱め、絶頂後の余韻を長引かせてやると、腰をうねらせて俺の指の動きに あわせてきた。膣口辺りを指でぐりぐりと押し込んでやると、熱く湿っている。 「下着どころか、パジャマにもしみてきているな」 そう言っても、絶頂でのけぞったままの初雪は反応せず、荒い息をついているだけだった。 そろそろ俺も我慢できなくなってきた。初雪が放心している間に服を全部脱ぎ、 さらに初雪のズボンもパンツごと脱がす。雷は生えていなかったが、初雪には産毛のような ささやかな陰毛が生えていた。痴丘もふっくらとして表面の濡れそぼった肉が余裕で摘める。 それで居てぴったりと閉じた一筋の女陰は、子供とも大人とも付かない不思議な魅力を感じさせた。 のけぞったことで顔から外れた枕をさっと取り上げて、背中側に放り投げる。 「あっ……」 初雪が驚いたような声を上げるが、まだ余韻が残っているのか反応は鈍い。俺はその小さな 身体にのしかかり、唇を奪った。 「んむっ……ちゅっ、ちゅぱっ……」 何の抵抗も無く俺のキスを受け入れる初雪。とろりとまぶたが落ち、赤子が乳を吸うように 無心に唇を吸いたててくる。ちろちろと唇を割るように舌を差し入れてやると、 それに反応して口を開けてくれた。すぐさま初雪の口の中に侵入し、その小さな舌を味わう。 しばらく続けていると、初雪の方からも俺と舌を絡めてくれるようになった。 技術も何も無く、初雪の舌は小動物がじゃれ付いてくるかのように粘膜をくっつけてくる。 初めての初雪からのアプローチに、俺の股間も痛いほど勃起していた。 腰を少し前に突き出すと、初雪のマン肉が亀頭になぶられて柔軟に形を変える。ぐりぐりと 竿の部分をクリトリスに押し付けて、ピストン運動のように腰を使って敏感な部分をこすってやる。 「うんんっ! んむうぅっ! んんーーーーっ!」 抱きすくめられ、唇もふさがれた初雪は身もだえするしかない。いつしか舌はぴんと伸び、俺の 口内に入っていた。大きなクリトリスだと思って吸い付き、舌で愛撫してやる。 腰の動きを強めてやると、ついにぽろりぽろりと涙が伝っていった。と言っても、俺と腕を絡め、 クリトリスをこすりつけるように腰を振っている初雪が嫌がっているということは無いだろう。 大分出来上がってきた初雪の様子に、俺は唇を離し腰を止めた。 「ぷはっ……はっ……はぁーー……」 907 : ◆NQZjSYFixA:2014/07/10(木) 21 53 12 ID 94IPi2O. 初雪は俺が離れても、ディープキスしたときのままで口をあけ、舌を突き出している。潤んだ瞳は 続きを切望しているようで、顔は真っ赤に紅潮し、抱き締めて欲しいと言うように腕を俺に向かって 差し上げている。 普段の彼女とはまったく別人のようなその様子に、綺麗だと思うのと同時、男として誇らしくもあった。 「ん、おねがい……します」 ぽつりとそう言ったのを合図に、俺は初雪のふくらはぎを掴んでV字に思い切り開脚させ、濡れそぼった その処女穴にペニスを突き入れた。 「んっ、くっ……」 さすがに顔をしかめているが、ぷつんと軽い感触と共に狭いながらもぬかるんだ膣を掻き分けていった。 程なく、俺のものが全て納まる直前に初雪の最奥に突き当たる。力を入れて押し込むと、 びくりと初雪が痙攣し、膣全体に波打つような締め付けが起きた。 「そこ、だめ……つよすぎ、ます」 らしいので、腰を引いて子宮の位置を元に戻してやる。 「どうだ? 初雪。俺のを入れた感想は」 一週回っていつものようにぼーっとした表情で息を整えていた初雪に、竿だけをぴくぴくと動かしながら たずねてみた。 初雪は膣の感覚に集中するように目を閉じて、熱い息を吐く。 「ん……司令官の、あつくて……おっき……私のなか、いっぱいで……ふわふわして……すごい」 夢見るようなうっとりとした口調でそんな答えが返って来た。じっとしている今でも、既に気持ちよく なってきているのか、膣の中がうねり、初雪の腰がゆらゆらと動き始める。 「ふうーーーっ、ふっ、はぁーーーーーっ……」 性の快感を貪欲に受け入れていく初雪をもっと見ていたくて、じれったいほどにゆっくりと腰を使い始める。 初雪の狭い膣がぴったりと吸い付いて、ゆっくりと抜けていく俺のペニスに限界までしがみつき、ぷりっ、と 一気にこすれて戻っていくのが分かる。 「んおっ、ふうぅ、うぅううううんっ!」 一旦奥の方が限界まで伸びきれば、後は腰を引くたびに雪崩のように亀頭を撫でてヒダの位置は戻り続ける。 初雪はその激しい快感に全身を震わせ、唇を突き出して漏れ出るようなよがり声を上げた。 入り口近くまで戻すと、少しだけ早く腰を突き出してまた奥へと突き込んでいく。 「うあっ、あああーーーーっ!」 その激しい性感に、またも初雪が切ない声を上げる。 それからしばらく、同じ調子でねちねちとピストンを続けた。抜く時にも引く時にも気持ちよさそうな声を あげてどんどん高ぶっていく初雪は、もうセックス以外のことを考える余裕もなさそうに、開いた口から よだれをたらし、涙の跡を複数作っている。視線は真正面に向いているだけで、何も見ては居なかった。 「きもち、良いか? 初雪」 強すぎると言われていた一番奥、子宮口にペニスを突きたててぐりぐりとにじりながら声をかける。 「きっ、きもひっ、いっああああーーっ! うぅうーー!」 何の前触れも無く絶頂し、全体にぎゅうぎゅうと搾り取るように膣が締まった。 「くっ……こらこら、ダメじゃないか。イくときはちゃんと言わないと」 「い、く……?」 どうやら本当に知らないようで、朦朧としながら聞き返してきた。 「そうだ。さっき、こうっ、したときに」 「うあああーーーっ!」 もう一度ごりごりと子宮口をいじめてやると、また達した。 「ほら、特別に気持ちよかっただろ? こういう感覚をイくって言うんだ」 「い、く……私、いっ、っちゃった」 「そうそう、正しく使えてるぞ。じゃあもう一度」 「ああーーーーっ!」 絶頂の余韻が消えない初雪に、何度も何度も、子宮口イキを覚えこませる。 908 : ◆NQZjSYFixA:2014/07/10(木) 21 53 25 ID 94IPi2O. 「ほらほら、イクってちゃんと言わないと」 ぎゅうぎゅうと締め付ける初雪に射精しそうになるのをこらえて、俺はひたすらに責め続けた。 「むっ、り、あたまっ、まっし、ろに、なって、きもちいっああーーーーっ!」 「出来るまでいつまでも気持ちよくしてやるから、安心して練習していいぞ」 そういいながら、初雪の一番奥をかき回すように腰を揺さぶる。 「いっ、いううううぅうーーーーっ!」 「おっ、ちょっと近づいてきたじゃないか。初雪はがんばり屋さんだな」 白々しく言いながら、ピストン運動をして子宮口を突き上げた。 「いっひいいいいいいぃぃいいいいっ!」 さらに大きな絶頂が初雪を襲い、がくがくと全身を痙攣させて背中が浮くほどにのけぞった。 ふと思い出して、パジャマを着たままの上半身に手を伸ばしボタンを外してやる。支給品だから 当たり前だが、色気もそっけもないシャツの下に、ノーブラの胸があった。 意識が朦朧としているのをいいことに、初雪を抱き寄せてするする脱がしてやる。これで お互いに一糸まとわぬ姿となった。 控えめな大きさの初雪の胸はしかし、一つ特徴があった。大きめな乳輪が、ぷっくりと第二の 胸のように盛り上がっているのだ。服の上から触ったときに分かっていたが、実際に見てみると なんともいやらしく、朴訥な初雪の隠された秘密を暴いたようでたまらなく興奮する。 休憩代わりに吸い付いてやると、はじけるように張りのある肌と、独特の柔らかさを持つ乳輪の 肉とが舌を楽しませてくれる。ちゅぱちゅぱと吸い付いていると、初雪に頭を抱きかかえられた。 「あっ、それ、だめっ、あっいっ、いっ……」 切羽詰ったような切なげな声をあげて、腰を動かし始めた。さっき散々いじめた子宮口に自ら 亀頭をこすりつけ、上り詰めていく。 「いくっ、いっくぅうーーーっ!」 俺の頭をぎゅうと抱え込み、身体を丸めて、初雪は絶頂した。数秒間そのまま全身を力ませたあと 脱力する。最後に一つ乳首にキスをして、俺は顔を上げた。 「よく出来たな、初雪。えらいぞ」 「はっ、はひっ……」 俺への返事なのかただの吐息なのか判然としないくらい、初雪は絶頂の余韻に浸りきっていた。 「じゃあ次は、初雪がさっきからくわえ込んでるこれの名前を言ってもらおうかな」 「はっ、はっ……おち、んちん……です」 真っ赤な顔でぼーっとしながら、反射のように初雪が応える。 「悪くは無いが……セックスの時は、ちんぽって呼ぶんだ」 「ち、んぽ……」 初雪の薄い唇から卑猥な言葉がつむがれ、我慢し続けてきた俺の射精感が増大していく。 「そうだ。これから動くから、それを呼び続けてくれ」 何度もの絶頂によってほぐれ、どんどん処女の面影が消えていく初雪の膣内に、射精するために 力強く腰を振る。 これまでより強い腰使いに、初雪はのけぞってセックスに集中し始めた。 「あっ、あーーーっ! ちんっ、ちんぽっ、ちんぽっ、ちんぽっ!」 滑稽なまでに俺の言いつけを守り、初雪が卑語を連呼する。その顔にはうっすらと笑みが浮かび、 妖艶ささえ感じられる。 「はあっ、初雪……イくぞ、俺と一緒に、いくんだぞ……!」 俺の腕の中で女になっていく初雪がたまらなく愛おしくなり、ぱん、ぱんと肉を打ち付けあう 音がするほど激しくピストンした。 「ちんっ、んんーーっ! ちんっ、ぽぉ! ちんっ、あっ、いくっ、ちんっ、ああっ! いくうぅうううっ!」 さっき教えたことを忠実に守った初雪が宣言すると同時に、絶頂時の膣のうねりの中で射精する。 「ひっああああああああああああーーーっ! あ゛ーーーっ!」 俺の脈動に合わせて、初雪も小刻みに絶頂しているようだった。狂ったように大声を上げて、初めて精液を 流し込まれる快楽を余すことなく俺に教えてくれる。 909 : ◆NQZjSYFixA:2014/07/10(木) 21 53 37 ID 94IPi2O. そのまま五分くらいかけて絶頂の渦から戻ってきた頃には、初雪はカエルがひっくり返ったような格好で、 全身を脱力させていた。 「どうだった? 初めてのセックスは」 思えば、雷にはこんなことはたずねなかった。どうにも、普段無口な初雪には何か言わせたくなってしまう。 「すごかった……です」 今も硬いままのペニスをくわえ込みながら、幾分か冷静になった初雪は顔をそらして口元を手で隠した。 「そうか。……これから先も、俺とセックスしてくれるか?」 一瞬だけ目を丸くしてから、顔を背けたままで初雪は頷いた。 「ありがとう。早速だけど、俺も一発じゃ納まらないし、もう一回、いいかな」 「ん……さっきみたいなのは、ちょっと、……気持ちよすぎて、こわい、かも」 「分かった。じゃあじっくりやろうか」 それから俺たちは、夜が明けるまでだらだらとキスをしたり、色々な体位を試したりしてセックスを続けた。 (今日の夜は、一体誰が来るんだろうな) そんなことを考えながら、バックから初雪の尻を掴み、何度目かの膣内射精を子宮に浴びせる。 「ちんぽぉ……いっくうぅううーーーっ!」 尻を高々と上げながら、だんだん明るくなっていく窓に向かって初雪が艶めいた絶頂の声を上げた。 910 : ◆NQZjSYFixA:2014/07/10(木) 21 54 15 ID 94IPi2O. 終わり 北上さんとセクロスするのはいつになるのか 911 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 21 56 50 ID WuscZmGE 精力的な投稿乙 マターリ待ってますよ 912 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 00 50 53 ID cFZmxY3k おつー 913 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 01 13 59 ID 4Qw6dJfM まさかの初雪で俺歓喜 初雪かわいい、色んなこと言わせたりしてたりやってたりでかわいすぎる… おつです。 914 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 03 22 01 ID G9pFLF42 初雪はマジでポテンシャル高いと思う ただのコモン駆逐艦にしとくには惜しい存在 915 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 12 42 44 ID 8YBEIHNo 吹雪型は地味だけど皆かわいい 全員引き連れてアイスでも食べにいきたい 916 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 13 28 07 ID wZ5gxlbc じゃあ俺は初霜を連れてくわ あと翔鶴さんも 917 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 14 05 27 ID bssh5uVA こういうSSを読んで感じる初雪というか、しばふ級全体に通じる仄暗いが健康的なエロス ヤドカリ級の背徳感とはまた違う感じ しかもそれが両方あるという素晴らしさよ さて、白雪を覚えているのはどれくらいいるのか 918 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 19 58 34 ID pz2nxNzc 白雪ちゃんは最初の方のクエ報酬だから大事にしてるよ 俺としては吹雪ちゃん可愛いよ教もっと広まれって感じ 母港セリフが元気いっぱいで微笑ましいし、セクハラに固まってるとことか超可愛いし、被弾ボイスは若葉ちゃん並に素晴らしい 俺を吹雪ちゃん教に目覚めさせてくれた吹雪のパンツの話の作者さんには感謝してもしたりないわ 919 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 20 04 49 ID 4Qw6dJfM 918 吹雪の被弾ボイスを急にアナルに指つっこまれた時の声っていつかのスレで書いた人を思い出したw 艦これ始めた当初はよくわからずに近代化改修したり解体していたから報酬の白雪ちゃんは……二代目白雪ちゃんには鍵つけたけれど。 叢雲は最初に選んだ子だったから解体や餌にせず今も一緒だ 920 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 20 11 58 ID pz2nxNzc 919 何その天才的発想 921 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 21 53 18 ID gwrlt5PY ところで艦娘に自分が昔好きだった人を重ね合わせる人っていたりするんだろうか? 922 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 23 08 58 ID b7os42yo 921 ある時、海域にてドロップした艦娘 それは深海棲艦による最初の犠牲者の一人として記録されている 提督のかつて愛した人にそっくりいやそのものであった… 声 仕草 見た目 すべてがそっくりであり、まるで還ってきたかのような… しかし、ただ一点彼女と違う点があった 「初めまして!あなたが私の提督ですか?」 「キミは一体誰だ、いやなんなんだ!」 とかいう話 923 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 23 09 38 ID oRTxVDJw 白雪と磯波と吹雪と深雪はセクハラにとてもよい反応を返してくれるので好きです 924 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 23 23 23 ID 4Qw6dJfM 921 リアル彼女を寝取った男と同じ台詞を言われて暴走したやつが過去スレにいたことを思い出した あの書き込みはネタだったのかマジだったのかわからなかったがちょっと怖かった 925 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 23 26 56 ID cFZmxY3k 敷波ちゃんもかなり良い反応と思います 先日翔鶴さんとホテルへいって何もしない話を書かせていただいた者です。 また短いですが、続きの濡れ場を書きました。賑やかしになれれば幸いです。 926 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 23 27 28 ID cFZmxY3k 翔鶴と、提督の決意 「いよいよ明日で着任一周年だそうですね。おめでとうございます」 ある雨の日の執務室、報告書作成中。秘書官の翔鶴がお茶を淹れつつ、笑顔で提督にそんなことを言った。 「そうか、もうそんな頃か。……我ながら良く更迭もされずに保ったものだね」 「あなたが司令官で良かったと、瑞鶴もみんなも言っていますよ。もちろん、わたしも」 苦笑しながら言った提督の言葉に、にっこりと本物の笑顔で言葉を返す翔鶴。 あの雨の日から一ヶ月ほど。思わぬ時間を二人で過ごした後、提督と翔鶴は互いに特別な関係に発展していた。 仕事の合間を縫って軽いキスを交わしたり、二人で朝まで語り合ったり。もっとも、あの日を含め一線を越えたことはない。 彼女の性格上、きっと望めば応えてはくれるのだろうが、それを本心で望んでいるかは分からない。そう考えると、提督は軽々しく踏み出せずにいた。 「それで……ですね。提督は今晩、何かご用事がお有りでしょうか?」 もじもじしながら視線を外して訊いてきた翔鶴に、いや、特に無いよ、と提督が答えた瞬間、彼女の表情がぱっと明るくなった。 こんな時の彼女はいつもの大人びた感じが隠れてしまうせいか、本当にただ可愛いな、と提督は思った。 「で、では、よろしければまた部屋に遊びに来られませんか?今夜は瑞鶴が友人のところに泊めていただく予定とのことで、あの、良いお茶が手に入ったので」 妙にわたわたしながらお誘いの言葉を述べる翔鶴。秘書艦なので当然、提督が明日が非番であることは把握済である。 そして無論、提督に断る理由はない。夜半の来訪の約束を交わして、彼らは再び報告書に向かった。 仕事が終わったフタヒトマルマル。何度か邪魔したことのある翔鶴型居室のドアを、提督がこんこん、とノックする。 「はい、どうぞ。開いていますよー」 中の声に誘われ、部屋へと足を踏み入れる。 「あ、錠は下ろしてくださいね」 暗さを妙に思いながらも言われるままに鍵を閉めると段差で靴を脱ぎ、そっと中扉の障子を開けた瞬間。 和風のスタンドライトの間接照明が、淡いオレンジに染めるほの暗い和室内。 いつもの和服とは違う、やや大きめのパジャマを来た翔鶴が、部屋の中央に敷かれた一組の布団の上にちょこんと座っていた。 予想もしなかった完全な『お膳立て』に、提督は思わず息を飲んだ。 「ここへ座って下さい、提督。お話と……」 ぽんぽん、と布団の端を叩く翔鶴。 「……そのほかいろんなことをしましょう」 緊張と勇気の伝わる、精一杯の笑顔。 ……分かりきっている、互いの本心。もはや逆らえるはずも、誤魔化せるはずもなく。 「……ん」 待たせたことを、申し訳ないなと思いながら。 気持ちが先走り過ぎ無いよう、静かに唇を味わいつつ。 提督は彼女を、寝所にゆっくりと押し倒した。 927 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 23 28 53 ID cFZmxY3k いい匂いのする淡青の上衣のボタンをひとつ、ふたつと外し、胸元の上半分を露出する。 「提督……大好きです。本当です。可愛がって下さいね……」 言葉に応えるように、紅潮する頬に手を添えて、互いに積極的なディープキスを交わす。 「……ん………んん……っ……」 上衣を左右へ完全にはだけると、柔らかそうな翔鶴の双丘が淡い光のもとに晒された。 「は……はずかしい、です……あまり、見ないでください……」 恥じらいながらの上目遣い。その瞬間、理性の堰が音を立てて決壊した。 やわらかな胸元に密着し、揉みしだきながら舌で先端を愛撫する。 甘い喘ぎを聞きながら、下衣も脱がさず下着の中に上から手を無遠慮に差し込み、茂みの奥の秘所を撫で擦る。 聞き慣れたはずの彼女の声、耐えるような、堪えるような喘ぎが、更に理性を犯していく。 愛しい。愛しすぎて、……もっと完全に、自分のものにしてやりたい。翔鶴。 下衣と下着をもどかしいように奪い去り、彼女の白い脚を開かせ、既に滴るほどに潤う秘所を露わにする。 直後、勢いに任せた乱暴な挿入の試みが、爪を噛んで羞恥に耐えていた翔鶴に艶やかな悲鳴を上げさせた。 破瓜の痛みに耐えつつ、それでも濡れた瞳で愛しい人に手を差し伸べる翔鶴。 薄血と愛液の混じった分泌物に塗れながら、本能のままに抽送を続ける提督。 熱さ。柔らかさ。汗。熱い呼吸。喘ぎ声。動悸。髪。におい。震え。 たまらない心地よさ。受け入れられた達成感、否定されない安心感。 そして……同時に達する、融け合うような一体感。 提督と翔鶴の『初めて』は、勢いと幸福のうちに幕を降ろした。 928 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 23 29 21 ID cFZmxY3k 「今夜は。お泊りになっていきます?」 「うん。お言葉に甘えようかな。瑞鶴は帰ってこないんだっけ。友達のところって誰かなあ?」 一線を越えても、いつも通り。いや、それまで以上にお互い好きになったような気がする。 布団のうえに二人並んで寝転がりながら、そんな簡単なことに提督がこの上ない安堵感を覚えていると。 「……大鳳と飛鷹のお誘いに。私の代わりに行ってくれたんですよ」 はっとする。今日の日付……6月19日。 ……まさか……いや、間違いないだろう。 「翔鶴、そんな大事な日に……」 「私には、提督の一周年を一番最初にお祝いするのが、一番大切なことでした。みんな、笑顔で賛成してくれましたよ?」 「……それは……まいったな。関係はもうバレバレなのか」 提督がそう言って、思わず苦笑いをすると。 「お話をしましょう、提督。もっと知りたいです。貴方のことも、私が……沈んでから、今日までのことも」 目前の翔鶴が、静かな瞳と声でそう言った。 そして。 提督の知らない、戦争。翔鶴の知らない、平和。 その日二人は、夜更けまでいろいろな話をした。 「提督。マルナナマルマルです。朝御飯、何にしましょう?」 甘く優しく、それでいて芯の強さを感じさせる翔鶴の声で目が覚めた。 畳の香り、見慣れぬ天井……翔鶴型の部屋、彼女の布団の中。 「ようやくお茶を煎れられますね~」 カチャカチャという茶器の音、至高の芳香。 朝起きてすぐに彼女が手の届くところにいることに、この上ない幸せを感じる。これをずっと、できれば一生続けたい。 僕の心が、嘘偽りなくそれを感じているということは……。 そう。たとえそれが、どんなに困難なことであったとしても。 やはり、もう一線を越える努力をしよう、と提督は密かに固く心に誓った。 (終) 929 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 00 03 39 ID qkt2BngI 濡れ場きた、おつです 翔鶴姉さんかわいい 930 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 00 13 31 ID B3jGnP.E 922 なんか思いつきそうだけど……、エロパロじゃなくなりそうだ 925 乙です! 931 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 00 18 21 ID KzEDOHKM 翔鶴の濡れ場とはまたありがたい 欲に任せるよりいちゃいちゃしながら致す妄想が現実になって感謝 932 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 01 15 41 ID eH3s2Z4c 翔鶴の新妻ぽさ 930 既に新しい艦娘といい感じならようこそ失楽園鎮守府へ そっくり艦娘が姉妹艦ラブ系で提督の現付き合いがその姉妹艦だと提督か艦娘病みルート 新鮮な気持ちで2回目のプロポーズなお涙頂戴ルート 大切な人は娘でそっくり艦は提督ラブ駆逐艦で背徳ルート 今艦が雷だと、そっくり艦も巻き込むかもなな3pルート 似たようなのあった http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/m/pages/288.html?guid=on どれも人間?関係グダグダである… 933 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 01 22 15 ID /dJtTrcA 投下乙。 934 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 10 08 05 ID JlOuGAOU 良妻賢母四天王が一人翔鶴 鳳翔、大鯨、翔鶴 後一人は? 935 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 10 12 41 ID 0yuCPss6 加賀「(良妻賢母四天王の座)ここは譲れません」 936 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 10 26 25 ID JlOuGAOU 935 加賀さんは恐妻枠という風潮 逆に恐妻良母枠は誰だろうか 937 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 10 35 36 ID fWUwnA7s 加賀さんほどの賢妻もいないとおもうの 938 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 10 41 01 ID mr6Wiu1k あと一人は蒼龍で間違いない 939 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 11 09 44 ID 6fjff8wA 935 あなたはここではヤンデレ枠でしょ(ニッコリ) 940 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 11 36 41 ID mP8xVH22 あまりレスつかなくても、投下することに意義があるので頑張る 941 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 11 48 54 ID JlOuGAOU 加賀…上司 大鳳…後輩で部下 赤城…居候中の親戚 飛龍…近所の人妻、実は未亡人との噂も 蒼龍…お隣さん 翔鶴…新妻 カデクル…翔鶴の夜の人格 瑞鶴…幼馴染で義妹に、複雑! 龍鶴…翔鶴姉妹三番目の妹と名乗る謎の少女、提督に積極的に仕掛けてくる、何故か瑞鶴がいる時は来ない 942 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 12 51 59 ID ZS7IeXpI 940 頑張れ期待してる レス数なんてタイミング次第だし まずはエロ話になってれば良いのですよ 943 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 14 19 03 ID pZbR/eYM 941 とっさにメゾン鳳翔とか連想したが、ハーレム脳の持ち合わせがないので、日常系にしか思いつかなかった。 944 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 15 23 10 ID JlOuGAOU リアルタイムじゃないと感想レスつけづらいからなー 確かにまとめで過去のSSは読めるが、改めてコメントはつけれない 長編とかシリーズにはコメントらんあるけど 945 :提督×鳳翔:2014/07/12(土) 19 24 29 ID cPxH5g72 提督と鳳翔がエッチしてるだけの話です 鳳翔さんの匂い立つようなエロスを書けたらと 年頃の少女達が惜しげも無く眩しい裸体を晒し、お湯と戯れている。にこやかな笑い声が響き渡り、張りのある肌同士が同姓の気軽さで触れ合う。 ここは現世の桃源郷、鎮守府は大浴場である。 しかし勿論のこと男子禁制であり、いくら提督とて足を踏み入れることは許されていなかった。それでも無理やり押し入ろうとする神をも恐れぬ不届き者には、徹甲弾の洗礼が下されるだろう。 所変わってここは鎮守府内にある提督の私室。そこには戸建用に使われるような割りかし広いユニットバスが備え付けられていた。 夜半過ぎの現在、その浴室には二人の人影がある。 一人は提督だ。軍司令部内ではまだ若輩ながらも、その豪腕をもって実績を上げ続ける男。本人も海上勤務の経験はあり、湯気に包まれる裸体は筋骨隆々とはいかないが、十分に鍛え上げられ引き締まっている。 風呂いすに腰掛ける提督の前に傅くかのようにしているのは、裸体の女だった。風呂にいるのだから裸体であることは決して不思議ではないのだが、彼女を見慣れている者であればあるほど、肌を晒していることに違和感を覚えるかもしれない。 普段の彼女は皆の規範となるような艦娘であり、いつもきっちりと道着袴を身に着けている。 巷に溢れる洋装に比べれば、確かに道着のような前時代的とも言える衣装は機能的で無いかもしれない。現実問題として着こむ手間も比較にはならないだろう。 しかしだからこそである。 普段そうやって陽の光だけでなく人の目からも隠されている肌は、こうやって対峙する者に一種の特別感のようなものを与える。あの布地の下にこのような裸体が隠されていると知っているのは、いったい幾ばくの人数だろうか。 男の熱のこもった視線に気がついたかのように、女は少し恥じらいがちに体を揺する。女の身体が、まるで男を誘うかのように水滴で濡れ光っていた。 海に出ているとは信じられない程に白くきめ細かい肌には、ほんのりと赤みがさしている。 胸の膨らみは決して大きいとはいえない。駆逐艦でさえ、彼女以上に単純なスタイルの良さを誇る艦娘は多く居るだろう。しかし余分な肉のついていないお尻とも併せ、小さな胸は身体を流れる線に一種の調和を与えていた。 日本的な美人とでも言えばいいのだろうか。一見すれば禁欲的(ストイック)でありながらも、薄皮の一枚奥にはうねるのような激情を押し隠しているような。少し目を凝らせばぞっとする程に匂い立つ色香が、湯気に混じり浴室内には満ちている。 確かにグラマラスなどという形容詞とは程遠い。だが彼女の裸体を前にして、理性を保てる男はどれだけいるものだろうか。 946 :提督×鳳翔:2014/07/12(土) 19 25 48 ID cPxH5g72 お湯を掬う所作の一つとっても、彼女には洗練された趣があった。 普段は家事もこなしており、少し間違えば所帯じみているとなるところなのだが、生来の気品とでも言うべきものが彼女には備わっていた。 「では、お身体を洗いますね」 垂れ目がちで柔和な瞳が、薄っすらと細められる。 彼女の透き通った黒瞳が潤んでいるのは、決して湯気の熱のせいだけではないだろう。 熱い吐息を漏らしながら、彼女はボディソープを自らの肌に垂らしていく。白濁は胸元を滴り、彼女の下腹部まで白い道を作り上げた。 「鳳翔のそういった姿は堪らんなあ」 「ふふっ。ありがとうございます」 艦娘。鳳翔は提督の言葉に、満更でもなさそうに微笑んだ。普段から色素の薄い肌は赤みを帯び、耳元やうなじは既に薔薇を思わせる艶やかな色彩を放っている。 淡い白と赤のコントラストは、溢れる生命力を象徴するかのようだった。どのような職人の仕立てた衣装とて、この裸身以上に彼女を美しく扇情的に見せることは難しいだろう。 鳳翔は提督へと身体を寄せながら、手のひらで肌の上のボディソープを泡立てていく。空気を揺らす撹拌の音が、否が応でも期待感を高まらせる。洗剤を泡立てる音の筈が、異様なほど淫らに感じられた。 「では、失礼します」 提督の二の腕に肌を触れた鳳翔は、自らの身体を手ぬぐいのように使って、男の身体を清めていく。 沈み込んでしまいそうなほどに堪らなく柔らかい肌が、男の筋肉の上に泡立てた洗剤を塗りこむ。ボディソープのヌメリは勿論なのだが、汗と体温の混じった鳳翔の肌は密着しているだけで男の理性を削り取っていく。 二の腕へと押し付けるようにされる、胸元のわずかな膨らみ。洗剤で白く泡立ったその部分で擦られれば、蕩けるような快感が肌に広がっていく。 「どうです? 提督」 「ああ、いい気持ちだ」 今にも押し倒したい衝動を堪え、提督は鳳翔に身を任せる。 彼とて数々の艦娘を手篭めにした自他ともに認める手練であったが、鳳翔のペースを乱そうとはしない。そこにあったのは、セックスにおける一種の信頼のようなものだった。 短くない付き合いでそれを鳳翔も知っているのか、鳳翔の奉仕にもどことなく熱がこもる。 肌が擦れ合う度に水音が淫らに響き、鈍い快感めいたものが頭の奥に蓄積していく。 鳳翔の吐息は掠れを帯び、浴室の空気を熱っぽく揺らす。提督の身体へとボディソープによる愛撫を行いながら、鳳翔の目は自然と一箇所に吸い寄せられてしまうようだった。 「提督のここ、凄く大きくなってますよ」 提督の背中に身体を擦り付けながら、鳳翔は男の主砲へと指を絡める。巨大な主砲は熱く脈動し、鳳翔へと欲望を訴えかけているようだ。 鳳翔は提督の身体越しに、ボディソープの絡まった指先でゆっくりと主砲を擦り上げる。歓喜するかのように震える主砲に、鳳翔は愛おしげな吐息を漏らす。 「私の手の中で、提督のオチ×チンが熱く震えてます」 提督の耳元へ淫靡な言葉を囁きながら、鳳翔の手淫は続いていく。ボディソープが泡立ち、洗剤越しの柔らかくとろりとした刺激が男の最も敏感な部分を包んでいく。竿を擦り上げ、亀頭を優しく刺激する、まるで快感を知り尽くしたかのような指奉仕だった。」 先端からは先走りが垂れ落ち、それが潤滑油となって更に指奉仕の快感を高める。擦り上げる度にくちゅくちゅと響く水音の速度は、徐々に早くなっていた。 (提督のオチ×チン、もっと熱くなってる。ああ、指が火傷してしまいそうだわ) 自分の愛撫で提督が感じている。その事実に鳳翔の心の中には、充足感のようなものが広がっていく。心地良いその感覚はきゅんっと鳳翔の胸を締め付けるのだった。 「提督……」 熱っぽく耳元で囁きながら、鳳翔は空いている左手を提督の指先に絡める。まるで男の快感がそのまま流れ込んでくるかのように、指奉仕を行いながら鳳翔の息も切なげになっていく。 指先で感じる熱が一際大きくなり、何かを訴えるかのようにぴくぴくと指先で感じる主砲が小刻みに振動する。心なしか提督の息も荒くなっているようだ。 そしてびゅるっと巨大な主砲からは白濁が打ち出される。何度も宙を舞う精子から、鳳翔は目が離せなかった。白濁が浴室の床を汚し、栗の花を思わせる香りが鳳翔の身体を包んでいく。 「ふふっ。いっぱい出ましたね」 母親が幼児を褒めるかのように母性を滲ませながら、鳳翔は提督の唇を求める。 勿論提督にキスを拒む理由など無く、鳳翔の薄い唇が肩越しに提督の唇に触れた。 947 :提督×鳳翔:2014/07/12(土) 19 27 43 ID cPxH5g72 薄い唇が吸い付き、その隙間では真っ赤な舌が独自の意思を持った生物であるかのように、その身をくねらせ絡まり合う。 ざらつく舌先のもたらす快感は、舌が普段味覚を感じるための器官であると信じられなくなる程だ。互いの舌先が擦れる都度、鳳翔の背筋を甘い疼きが駆け上がる。 既に奉仕によって、鳳翔の身体にわだかまる淫熱も許容量を超えていた。太ももを濡らす雫は、決して湯だけではなかった。もっと熱い激情が、鳳翔の内側から堪え切れずに滴り落ちる。 「……提督」 名残惜しそうに鳳翔は提督から唇を離す。薔薇色に染まった頬。だらしなく半開きになった唇からは、掠れた吐息が漏れている。 「随分とエロい顔だな。実に可愛いぞ」 「そんな……ひゃぁッ」 普段言われることのない言葉に戸惑ったのも束の間、花弁を撫で擦る指先に鳳翔は肩を震わせた。 鳳翔の反応を確かめるかのように、提督はゆっくりと陰唇を刺激していく。 「ああっ、そんな……」 まるで焦らすかのような提督の指使いに、鳳翔は切なげに息を漏らした。眉尻を八の字に寄せ、唇を噛みしめる。 何かを求めるかのように花弁は蠢き、そんな自分の反応を恥じるかのように鳳翔は顔を俯ける。しかし提督の指先は鳳翔の反応などお構いなく、好き勝手に動きまわるのだった。 「あッ、あぅっ……そ、そこは……んんぅッ!」 指の腹が擦り上げたのは、ぷっくりとその身を露わにしていた赤い肉芽だった。クリトリスから与えられる刺激に、鳳翔は堪らずに白い喉を反らせて快感に喘ぐ。 今まで蓄積していた快感が身体の中で暴れ回り、鳳翔は自らの理性がすり減っていくのを感じていた。 「提督ッ、わたし……あああッッ」 花弁から滴り落ちる蜜が提督の指先に撹拌され、淫靡な水音を響かせる。掠れていく理性に鳳翔は、意識しない間に自らの両腕を提督の肩に回していた。 男の屈強な胸板に自らの額を埋めながら、鳳翔は与えられる愛撫に快感の嬌声を漏らす。 一体他の艦娘の誰が、鳳翔のこのような声を想像できるだろうか。普段は温かい目で皆を見守る鳳翔が、提督の愛撫によって紛れも無い女の声を響かせ、白濁とした本気汁を滴らせている。 細い肩が震え、提督にすがりつく指先に力がこもる。掠れた不規則な呼吸は、鳳翔が絶頂に近づいていることを如実に語っていた。 「ああッ、ダメッ……もうッ、んあああああッッ!!」 抑えようとしても抑えきれないかのように、今までより大きく繰り返し鳳翔の身体が震える。 それは長い絶頂だった。波が過ぎ去り、力なく脱力して提督にしなだれかかった鳳翔だったが、彼女の花弁は物欲しげに収縮を繰り返している。 彼女の内に燻る熱も、却って大きくなる一方だった。 948 :提督×鳳翔:2014/07/12(土) 19 29 03 ID cPxH5g72 鳳翔が上目遣いに提督を見つめる。 結い上げた髪がわずかに解れ、薔薇色の頬に数本の髪が張り付いている。淫熱に滲んだ瞳で何かを乞うかのように見つめてくる鳳翔は、提督でさえ思わず背筋に震えが走るほどの色香を漂わせていた。 まるで周囲の景色さえもが、彼女の色香で霞んでいるかのようだ。目の前の女から、提督はどうやっても視線を外すことなど出来なかった。 「提督。わたしに、どうか提督のご慈悲を」 風呂いすに座ったままの提督の膝に、鳳翔は自ら跨るように体重を預ける。既に体積を増している主砲は、鳳翔の花弁と今にも触れ合わんばかりだった。互いの性器で、互いが吐き出す熱気を感じ取れる、そんな距離。 「まったく、お前という奴は」 膝に乗った鳳翔の視線は、提督と同じ高さになっている。二人は淫熱で粘ついた視線を絡ませながら、互いの性器を触れ合わせる。花弁が限界まで入り口を広げ、巨大な主砲を呑み込んでいった。 入り口の窄まりは、キツく提督の主砲を締め付ける。十分に溢れている潤滑油に助けられて挿入は容易ではあったが、絶え間なく繰り返される収縮に、気を抜けば今にも射精してしまいそうだった。 しかし一歩中へと踏み入れれば、熱く蠢く膣壁が主砲の敏感な先端を包み込んでくる。濡れそぼり蕩けた膣ヒダが、まるで奥へ奥へと主砲を導くかのように蠕動運動を繰り返している。 (これは堪らん……) 脳髄が痺れる程の快感が背筋を駆け上がり、急速に射精感の波が襲い来る。しかし提督は顎を引いて歯を食いしばり、湧き上がってくる射精感を追い払った。挿入してこんなすぐに射精とは、提督としての沽券に関わる。しかし最初に抜いていなければ射精していたかもしれないと、提督は冷や汗の伝う思いだった。 「ああッ……凄い。提督っ。わたし、提督のこと」 提督の気も知らず、鳳翔は自ら腰を揺らし、更に提督の主砲を感じようとする。 楕円を描くように腰を揺すり、敏感な膣粘膜をカリ首で自ら擦り上げる。 「ああっ。ああッッ。気持ちいいです。提督、大好きです。提督っ」 快感に蕩けた声で愛を囁く鳳翔の乱れ姿は、普段からは全く想像がつかない。しかし提督は、こうやって快感に溺れる鳳翔も確かに鳳翔なのだと知っている。 それほど鳳翔にも余裕があるわけではないのだろう、彼女も既に限界が近いようだった。小ぶりな胸元を上下さえ、眉尻を寄せながら鳳翔は絶頂へと向かっていく。 「んぁっ、はあっ……ください、提督。奥に……ッ」 激しいピストンがラストスパートめいて何度も繰り返され、二人の性器の熱は堪え切れないほど大きくなっていく。 何割も体積を増した巨大な主砲が鳳翔の最奥を突き上げ、膣壁は歓喜するかのように巨大な主砲へと絡み付く。 絶頂間際の神経が焼き切れてしまいそうなほどに加速し、知覚する情報が極限まで拡大されたように感じたのはまさに一瞬のこと。吐精の快感に本能が歓喜に震える。全身を毛細血管の隅に至るまで絶頂感が駆け抜け、提督は何度も鳳翔の子宮へと精子を吐き出した。 949 :提督×鳳翔:2014/07/12(土) 19 30 30 ID cPxH5g72 事後、二人はゆっくりと湯船に使っている。 とはいっても流石に二人一緒に浸かるには湯船は手狭であり、提督が鳳翔を抱っこするような格好にならざるを得なかったが。 激しいセックスで堆積したどこか心地よい疲労感が、湯の中に溶けていくようだ。提督は気持ちよさそうに深く息を吐く。 「ねえ、提督。さっき言ってくれたこと、覚えてます?」 はて、何のことだろうかと提督は鳳翔の言葉に首を捻る。何か変なことでも言っただろうか。 「ほら、その……可愛いって、言ってくれたじゃないですか」 「あー。そういえば言った気もするなあ」 行為の最中、提督は特に意識するでもなく鳳翔に可愛いと言葉をかけていた。 「それ、本当ですか?」 「ん。どういうことだ」 「その。わたしってあんまりそういうこと、言われたことないですから。本当なのかなって。みんなわたしのこと頼りにしてくれるのはいいんですけど……」 確かに鳳翔に対し、可愛いという言葉を使う人間はあまりいないだろう。どうやらそれが、鳳翔には少し不満なようだった。 「ちょっと、何笑ってるんですか。わたし真剣なのに」 思わず吹き出してしまった提督のことを、鳳翔は不満げに睨む。 「あははは、すまんすまん。しかし鳳翔は可愛いぞ。みんな思っていても言わんだけだ。俺が保証してやろう。世話焼きの所とか、道着が似合う所とか。垂れ目がちな瞳とか、小さいおっぱいとか。エッチの時にもの凄くエロく腰を振るところとか、鳳翔は堪らなく可愛いって、痛たたた。な、何するんだ!?」 恥ずかしげもなく語られる言葉に、鳳翔は耳までを真っ赤にしながら提督の二の腕を摘んでいた。 「もうっ……提督なんて知りません。バカ」 そっぽを向いて呟く鳳翔の姿に、そういう姿も可愛いんだよなあと提督は改めて思うのだった。 以上です。ありがとうございました 鳳翔さんは可愛い! 950 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 19 58 51 ID qkt2BngI おつです 鳳翔さんとの会話のやりとりを見て癒されます 951 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 23 03 26 ID JlOuGAOU 949乙 鳳翔さんに淫語を言わせ隊 952 :名無しの紳士提督:2014/07/12(土) 23 58 02 ID gXEa.ux6 949 乙。鳳翔さん可愛い 953 :名無しの紳士提督:2014/07/13(日) 00 49 32 ID 1nvNNN/2 龍鶴…一体何者なんだ(棒) 954 :名無しの紳士提督:2014/07/13(日) 06 38 07 ID 1nvNNN/2 949 これは賛辞を送らざるをえない 鳳翔さんの色気は実際ヤバイ級 955 :名無しの紳士提督:2014/07/13(日) 11 15 09 ID nPYefvOU 乙~(棒) 956 :名無しの紳士提督:2014/07/13(日) 12 23 02 ID kwdg4nsU 949 乙。鳳翔さんはいざとなったらエロい。 957 :名無しの紳士提督:2014/07/13(日) 12 28 52 ID Bs9k7W9s やっぱり鳳翔さんはエロい 958 :名無しの紳士提督:2014/07/13(日) 14 31 38 ID nPYefvOU 砂漠に降った雨と言ったところですな 乙() 959 :名無しの紳士提督:2014/07/13(日) 14 59 24 ID XgqHClDg 鳳翔さんってそういや金剛ちゃんより年下なんだよな…… 960 :名無しの紳士提督:2014/07/13(日) 16 53 28 ID 449DcjdA 幼妻鳳翔…ありだと思います